【歩き旅日記】熊野古道伊勢路その5〜絶景づくし | fufu official blog

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日野原希美と藤本ゲンのfufu( ふふ )のブログです。
『 夫婦 』 であったり
『 ふふっ 』 と笑う笑い声だったり
『 フーフー 』 と熱いものを冷ます行為だったり
母が子に与える無償の愛や、大自然が私たちに与える無償の愛のような
音楽を奏でています。

4/2(火)

のつづきですニコニコ


熊野古道伊勢路 夫婦で歩き旅、
今日で6日目になりました!

↓昨日のお宿「紀伊の松島」さん。
今日も晴天!
…寒いけどてへぺろ
女将さんが熊野古道にお詳しくて
色々教えて下さったり情報を集めて下さったり。
とても心地よく過ごさせて頂きました!
深〜い眠りで朝5時起床。
ジャグジー風呂で体をあっため6:40出発照れ

道係のゲンさんによると
今日は峠を2つ超えるのだとかびっくり
「紀伊の松島」の女将さん情報では
「散策程度の峠」という事でちょいと安心おねがい

そして峠を越える前に展望台を通ると。
展望台への道は始まりから中々の山道。
(…これも峠と呼ばせてほしい…)
とゼーハーしながら思いつつ(^◇^;)
展望台と峠と山の違いは何ぞやと
1人心を馳せるのでした。。

↓「展望台が通れない時はトンネルで」と、
ゲンさんの本には書いてあったみたいだけど
この景色は…見れた方がいい!!
きつかった上り下りタイムも完全に報われましたえーん
そしてこの景色を見て2人で
「これでこの旅終わり〜」ってなってもいいくらいだねとチュー
↓展望台と展望台道の雰囲気と
下りたところにあった素敵な神社。
↓出たんですよ、海岸!
昨日も湾や海を見ましたけど
今日は触れるポイントも時間もある。
ここもほんとに絶景でした!
「何度か海沿いは通るけど
ここで寄って触っとこうか」
とゲンさんの提案でしたが
振り返ってみたら触るポイントはここしかなかったかも。
ナイスゲンさんニコニコ

↓海は砂利?小石?の浜で、
そのあと古道に戻るのにはまって中々進まなかった(笑)


↓しばらく進んだ所で古道がどっちか
ちょいと迷いました。
結局そっちじゃなかったんだけど、
迷って進んでみた道がまたいい道、いい景色で。
今年は寄り道万歳旅なのでこういうのも旅の醍醐味ウインク
↓寄り道を終えて、正しい道に進みましたら
久しぶりに見た歩道「ぼうぼうロード」。
車もほとんど来なかったから車道を歩きやした(笑)
↑三浦峠も世界遺産。
案内板には「峠まで10分」とありましたが
「そんなんで登れるはずはない」
と言いながら今日はちゃんとはかってみたら
朝イチでまだ体力もあったからか
12分で何とか到着(笑)
↓左が峠のてっぺん。
上りは結構キツかったけど下りはとても緩やか!
そのかわり少し時間はかかったのかな。
地元のおじさんお一人とだけすれ違いました。
峠を終えてまた迷いながら
道係のゲンさんが頑張って古道を見つけ出し進みます。

ツヅラト峠を下りてからは
とても案内が不親切になって
「あれ、これどっちだ??」
というのが多くなりましたね。
それまでも多分町によって案内が充実してたり
不十分だったりとかあったけど
ツヅラト峠あとからは迷う確率急上昇(笑)
でも、それも旅の醍醐味、でしょうかねてへぺろ

↓三浦峠を越えて進むとまた海が出てきました!
「紀伊の松島」の女将さんが言っていた
「桜、綺麗やったよ」の場所に到着照れ
ここにはお手洗いやイスもあったのでしばし休憩ニコニコ

ここからまたすぐに上る峠は
本によると少し難易度が上がるので
どんなもんかとドキドキしながら…
ここから上る峠は「始神(はじかみ)峠」
案内板によると峠まで40分と中々の距離。。

↓峠の前の桜との戯れと
ものすごい幹の木をとったら
光がものすごすぎて幹のすごさが薄れた写真と
とても読みやすくて入ってきやすかった説明。
「江戸道」「明治道」があるんですって。
写真はほぼ「江戸道」
中々の急な上り道。
途中、地元の方、かな、
若い健脚の爽やかな男女に道を譲っただけで
あとはまた2人だけの歩き道。

↓微妙に揺れる江戸橋をいくつか渡りながら
真ん中の3枚はみかんらしき実に興味をそそられ
何とか知恵を振り絞って取ろうとするゲンさん(笑)
木の枝2本使ってもごうとしていますが
結局ダメだった…
残念っ!!
きつい上りを上りきったら
広がる景色がまたすごかった!
これね、この写真じゃわからないんだけど
桜が綺麗だった海岸(上る前に休憩した辺り)も
この景色の中にあるんです!
そうするともう…
疲れた体と心が一気にスパッと晴れ渡る感じで
「こんなに歩いてきたんだと、
2人で自画自賛してテンションだだ上がり(笑)
そして驚くべきことにこの時点でまだ11:30くらい!
峠はとても気持ちよく楽しく景色も良かったけど
とても寒くて寒くて。。
しばらく休みつつ、凍えてきたのでまた進みました照れ

「始神峠」の下りも「三浦峠」同様、
なだらかでさほどきつくなく、
時間は少しかかるけど体力はさほど奪われない。
下りだけ見たらまさに「散策程度の峠」
いやでもこれね、上りのきつさを思ったら
とてもじゃないけど
「散策程度の峠」ではございませぬ(笑)
そして希美さんは下りの方のなだらかな所で
すってんころりん転びました。
…なぜだ!チュー

そして今日は降りる途中でケモノっぽい声?
(遠くの重機の音?はたまた助けを呼ぶ声??)
を聞いた気が…
いや、きっと気のせい。

↓峠を下りて見えてくる池とからし菜畑。
↑そしてここは
「水がなければ川を突っ切って下さい」
と書いてある本に従って突っ切った所。
…ときめいた❤️
とてもワイルドな気分でした(笑)

「始神峠」は世界遺産ではないのですって。
でも私はここ、好きだったなぁ。。
江戸の生活とか空気感とか、
伝わってくるような道だった。。

この川を渡ってずっと歩いてたけど
もう2人ともお腹がペコンペコンで。
特にゲンさんなんて朝食べずに出て
峠2つと、峠と呼びたい展望台を越えているショック
地図上であるはずの喫茶店が定休日だったりして
余計にズーンとなっていたら
地図上にない喫茶店が開いていて
ハンバーグ定食をガッツリ頂きました!
(…写真は、ない。)
もうね、美味しいの何の!
ゲンさんは14時頃にようやく
朝昼ご飯にありつけましたびっくり

そして今日はずっと「水のない川」が続いてたんです。
(海は見たり触ったりしてるけど)
あるはずの川がないって、何だかとても寂しくてですね。
普段、歩いていてその「川」という存在が
どれだけ大きな力をくれてるかを感じたんです。
何なんでしょうねぇ。。

↓なので今日のホテル近くで
「水の流れる川」を見たときはいつも以上にときめいた!
16時ごろ、ホテル近くの道の駅で食べたスタミナ定食と
「今日は食べるぞ」「食べる資格がある
2人で食べたそれぞれのデザート(笑)
そうなんです。
14時くらいにハンバーグ定食を食べて
16時くらいにスタミナ定食とデザートを食べた…
アホほど食べてますね(笑)
ま、いいか。

今日は朝6:40に紀伊長島の古里辺りを出発して
16時くらいに今日の目的地の相賀駅辺りに到着。
休憩を入れて約7時間20分の歩き旅。
19.5キロ程を歩いた模様。
出会ったコンビニ、最後の方にファミマ1件。
大変お世話になりました(笑)

…なんか熊野古道、毎日峠超えるんですけど(笑)
帰ったらマンションの階段で鍛えるかチュー

今日あたりからめちゃめちゃいい声出るようになってきました。
リュック背負って長距離歩いたりする筋肉は
歌う筋肉にめちゃめちゃ生かされるのです❤️
ビバ、歩き旅。
ビバ、峠。
きついけど、どんとこーい。

ほとんどの道と景色をゲンさんと2人占めにしてるんです。
こんな贅沢、他にあるんだろうかと思います。
帰りたい場所が沢山あります。
「人のぬくもり」がある場所へ。


↓おまけの動画ニコニコ
昨日のツヅラト峠にて、
見晴らし台からおりてくるゲンさん。
見晴台からの素晴らしい景色は
この1つ前の日記をご覧下さいねニコニコ




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