【歩き旅日記】熊野古道伊勢路その4〜つづらと峠 | fufu official blog

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日野原希美と藤本ゲンのfufu( ふふ )のブログです。
『 夫婦 』 であったり
『 ふふっ 』 と笑う笑い声だったり
『 フーフー 』 と熱いものを冷ます行為だったり
母が子に与える無償の愛や、大自然が私たちに与える無償の愛のような
音楽を奏でています。

4/1(火)

からのつづきですニコニコ


↓今日の出発の時。
許可を頂いて、大好きになってしまった
「かつみ」さんのお父さんとお母さんもご一緒に照れ
美味しすぎる朝ごはんを頂きながら
以前放送されたというアユ関連の番組の
お父さんとお母さんのテレビ出演もじっくり拝見。
とーってもいい番組でちょっと感動…
見れてよかった。
そしてお父さんもお母さんも、
見えなくなるまで手を振って
送り出して下さいましたおねがい
お父さん、お母さん、大変お世話になりなりました!
また行きます。
…たぶん、近いうちにニヤリ

今日は朝5時ちょっと過ぎに一旦お出かけ。
5時に開く瀧原宮さんに朝のご挨拶を。
まだ暗い道。
山とお月さまの美しい景色。

こんな朝早くに瀧原宮さんに行けるなんて
なんて幸せなんだろう…
そして、なんて寒い朝なんだ…

参道に 明かりはあれど 暗過ぎて
砂利音響けば 「たそがれ」ぞ知る

↑季語とか全くなし!(笑)
詠み人 希美ニヤリ

他に気配がなくて私たちだけかなと思っていたら
姿は見えないけれど砂利道を踏む足音がして
(あぁ、どなたかいらしたんだ)と。
この時間は黄昏時とは言わないけれど
きっと黄昏時っつうのはこういう感じで生まれたんだろうなと
ふっとよぎった感じを詠んでみました。
ぬふふ(笑)

私たちだけではなかったけれど
でもすべての場所をゆったりとまわらせて頂き
心静かにご挨拶させて頂けました。
本当に最高の幸せ。。

参拝を終える頃から少しずつ明るくなってきて
参道を戻ってきたらだいぶ夜が明けていましたニコニコ

↓清々しい朝に、パシャリ。
↓2日間お世話になった「かつみ」さん
午前7:30に出てゆったり歩いて滝原駅へ。
8時前の電車に乗って梅ヶ谷駅へ向かいました。
今日は大きめの峠と小さめの峠を越えて
紀伊長島駅のちょいと先辺り
古里(ふるさと)というところにあるお宿を目指しますニコニコ

↓梅ヶ谷駅前の八柱神社さんに
昨日に引き続き今朝もご挨拶させて頂いて。
その参道で見つけたハートちゃん♥️
そしてそこから歩いてつづらと峠に向かう休憩所
(お手洗い含む)
付近の美しい桜たち🌸
↓つづらと峠の登口までは2.8キロ。
そして世界遺産だと。。!
私もゲンさんも、初めての世界遺産。
歩く道々、
「世界遺産とはどこからどこまでなのか」
「ここは世界遺産に入るのか」
などなど、どうでもいいけど気になる話を
それぞれの独断と偏見で語り合ったりしました。

…答えを知らない人同士が話してるから
もちろん答えは出ない(笑)
歩いてる最中は充電を切らしたくないから調べもしない。
そして宿に着いたらもう忘れてる(笑)
…きっとそれでいい。

↓ここはまだ普通に自然道。
右側には大きい川。
上を見上げれば眩しい太陽。
↓つづらと峠の登り口にて
それぞれの意気込みを表現してみました。
…そして下の看板で少し萎えました笑い泣き
気を取り直して(笑)、
登山口にあった木の杖をそれぞれ2本づつお借りして
(希美さんは普段借りないけど
何となく面白そうだから使ってみようと思った)

↓つづらと峠の山道たち照れ
登口から頂上までは伊勢方面からだと900メートル。
(伊勢方面はそもそも標高が高いので
登りは短く、下りが長くなるらしい)
入口に目安で(15分)と書いてあったけど
どんだけ健脚な人の時間なんだと…(笑)
正確に時間を見るのを忘れましたが、
私たちは25分とか30分くらいかかったと思う。

↓のぼりのゲンさんいろいろチュー
これね、右側は常に中々の崖なんですね。
命の危険は多少感じながら2人で注意して進みました。
(登りも下りも)

↓頂上まであと100メートルあたり。
希美さんはまだまだ元気。
そしてちょっと偉そうにパシャリ(笑)
↓頂上〜
さらに急な所をちょいと登って
「見晴らし展望台」へ。
広がる景色の素晴らしさ。
とりわけ、海が…
海がなぜだか心を強く揺さぶってくる。

すべての命の源であるその存在は
やっぱり語りかけてくる情報量がすごいのか…??
見えただけで、目に入ってきただけでちょっと
なんとも言えない気持ちになりました。
↓頂上からの素晴らしい景色たちをどうぞおねがい
↓ツヅラト峠の見晴らし台から
おりてくるゲンさん(笑)


↓さぁ。
下りの始まり始まり。
杖がね、あってよかったと。
登りも下りも、お借りした杖にだいぶ助けられました。
ないとほんと怖い。
↓下りの道いろいろ。
道の途中に、たぶん100メートルごとに
「01」「02」「03」と小さな看板があるんです。
「18」分の「01」みたいな。

最初(何だろう?)と思って。
途中から、どうやら100メートルごとくらいに
立ってるらしいと気がついて。

山頂までどれくらいかなどの、
登山者の目安のためかなと思っていたのですが、
たぶんきっとそれも正解だと思うのですが
もしものことがあった時、
救助を要請する際など
その数字が居場所の目安になるんだなとね、
ゲンさんが気づいて、なるほど!と納得。

ほんとね、崖度合いなどなど、
なかなか、なかなかな感じでした。

そういえば!
内宮さんから歩いていくつか峠を越えたけど
本日、5日目にして初めて
峠で、古道で、人とすれ違いました(笑)
…春休みでは?
…土日もすれ違わない??
とか思いつつ、、

それはそれで私たちはとっても心地よく。
素晴らしい景色を2人占めもできて嬉しいけど…
熊野古道伊勢路、素晴らしき道。
大好きだなぁ。。

峠を越えて。
熊野古道は今まではとっても歩行者に優しかったのに
熊野市になった途端、、かな、
歩道がなくなっちゃうんですよ(^◇^;)
あと熊野古道の表記がちょっとわかりにくくなったり、、
表記すらなくてちょっと不安になったり…
市とか町によっても変わってくるんでしょうね(^◇^;)

いやいや、それでもいい道には変わりなし。
そしてまだまだ歩きますよ口笛
でもね、気づけば一応の目的地、
「新宮」まで残り100キロを切りましたびっくり
(たぶんまだ寄り道とかも大いにするから
距離数的にはも少し伸びるゲド)
今日ももれなくお店なしロードでしたが
途中、少し道を外れたらいくつかありました〜!
しかも魅力的なお店がちょこちょこ! 

↓とあるお店で頼んだカツ定食
お刺身まで付いてなんと800円ラブ
オ〜ド〜ロ〜キ〜びっくり
さらに。
カツ食べて、お隣の薬屋さんに入って。
さらにお向かいのファミマでコーヒー買って。。

熊野古道から少し道は外れるのだけど
入ったお店は素晴らしかった…
「卵卵ファーム」ラブ

↓シュークリーム2つしか買ってないけど
店内にて食べるスペースもあり。
それがまた相当ときめくお洒落な空間で、
しかも飲み物は「無料でどうぞ」
(お水、煎茶、コーヒー、アイスコーヒー、、)

…右下の卵型のイスとかね。
もんの凄い寛げる!
心地いいったらありゃしないっ!チュー
その後は引き続きアスファルトの道を進むのですが
この辺りの地域の方々は(みんなじゃないけど)
どちらかというと私たちが目に入ったら
話かけたり、挨拶したりするよりも、
私たちを見なかったことにしたり
すぐお家にササっと入ったり
という感じで、反応の違いがまた面白かったです(笑)

↓そんなこんなで
今日のお宿に着く前にもうひとつ峠。
高さが75メートル、という事でちょっとなめてたけど
立派なステキな自然道で、なおかつ、
結構ゼーハーしながら歩きましたよえー
あぁ、、今日も疲れた!
↑最後のは宿の方に事前に聞いてなかったら
出るのにちょっと困ったかもしれない閉じられた門 。
横からヒョイと出られるんですけどねあせる
図が面白かったので一枚撮ってみました(笑)

今日は実質「梅ヶ谷」駅からの熊野古道歩きスタート。
なので8:20くらいスタートで
紀伊長島の古里辺りの宿への到着が17:00。

休憩や寄り道を入れて8時間40分で19.5キロ歩きましたニコニコ
峠超えだとなかなか距離数は進まないけど
でもとーっても疲れたし、
でもそれよりとーっても充実した1日でした!

今日も素晴らしい1日をありがとうございました照れ
…あ。
そういえば。。

旅の始まりから
毎日必ず、といっても過言ではないくらい
お天気雨が降ってきます。
今日ももれなく降ってきて笑いましたチュー
明日も良い日でありますように。。

へつづく


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