先日、
セッ◯ス・レスの男性の、
奥さんにあてた手紙についてお話ししたんやけど、
今日は
その続きね。
出典は
読売新聞のネットサイト 読みDr(ヨミドクター)から。
前回、
をした男性の
その後はこんな感じです。
以下、記事より
セックスレスの男性が、奥さんとの関係を回復させるために
「どんなことをしたのかな?」という内容。
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妻とのセックスレスが3年ぐらい続いた後、
うつ状態に陥り始めた男性は「何か解決策はないか」と夫婦の問題についての本を読みあさりインターネットを必死で検索しました。
会社の健康診断でも保健師の「何か調子の悪いことはありますか」と
いう問診に対し、
「セックスレスなんですけれども、どうしたら治りますか?」と
尋ねるほどでした。救いが欲しくて必死でした。
そして行き着いたのは、
SNS、ミクシィの「セックスレスコミュニティ」でした。
同じ問題を抱える仲間が、匿名で文字による会話をする場です。
うまくいった人の体験談を読んだり、悩みを打ち明けている人に
自分ができるアドバイスをしたりしていたのですが、
男性は自分の書き込みがきっかけで、もめ事がたびたび起きてしまうことに気づきました。
「拒否されている女性が『うちの旦那は◯◯で』と愚痴を言っていると
良かれと思って『男性はこう考えるものだよ。』と書き込むのですが、
それが上から目線で書いていてしまっていることが多い。
またこちらが熱くなればなるほど相手の怒りを買ってしまうことに気づいたんです」
そうしたやり取りを読み返していくうちに
自分がなぜ人を怒らせてしまうのか原因がうっすら見えてきたといいます。
「相手の誤解や勘違いからもめているのだとしても
それを招くような言い方を自分がしている。
まずは『あなたの気持ちはよくわかります』というような
相手の気持ちや立場を尊重する言葉が足りないということもわかってきました。
私は仕事ではうまくコミュニケーションできているのだから
妻との間がうまくいかないのは、妻に問題があるせいだと考えてきました。しかし、それが独りよがりの考えだったと気づいたんです」
その頃、妻との関係は険悪な状態になっていました。
「一度話し合いをしよう」と持ちかけても
「話は聞かなくてもわかる。話し合いたくない」と言われ
門前払いでした。
そこで、男性はあることを決めました。
「ひとまずセックスの話題はわきに置いておいて
まずは妻との関係を修復しよう。
好きでもない相手とセックスしたいとは誰も思わないだろう」と。
具体的には二つのことを実行することに決めました。
まずは、どんなささいなことでも「ありがとう」と言うことです。
洗濯して、何枚かたまったカッターシャツにアイロンをかけてくれた時も。食事の用意をして待っていてくれた時も。洗濯物をたたんでくれた時も。
もう一つはこれをすると妻が喜ぶだろうということを
積極的に行うことでした。
喫茶店でコーヒーを飲むのが好きな妻を休日に誘い出し、
好きそうな店に連れて行く。
パンが好きな妻をおいしそうな店に連れて行くことなどです。
「セックス」を一切持ち出さず、すっかり冷めていた二人の間の空気を、温かいものにすることに徹しました。
セックスの話題を2年ほど封印し、関係が和らいだところで、
「そろそろ話し合いを」と思って「今夜話さないか?」と聞いてみると、
やはり「その話はしたくない」で終わりました。
結局またセックスの話は控えて関係が良くなると、話し合いを持ちかけ、
また凍り付くことの繰り返し。
その度に「もうだめなのかもしれない」と何度も思いました。
しかし、風俗やよその女性に気持ちが動くことはなかったと言います。
「私もAVは見て、自分で処理することはあります。
でも、私がセックスに求めるのは、単に性欲を処理することではなく、
私という人間を理解してくれる好きな人を気持ち良くさせたいということです。
好きな女性を気持ち良くさせることで自分も気持ちが良くなり、
ハッピーになること。
初対面で金でのつながりしかない風俗では私は気持ちよくなれないだろうと思いました。まだ不倫の方が私の求めるものに近いですが、好きな人ランキングのナンバーワンに妻がいるのに、それ以下の人としたいとは思えない。また不倫であれば、好きな相手を不幸にしてしまうかもしれないという思いがあるので、不倫をするくらいなら妻と別れてから付き合いたい」
その後も2か月に1回程度、話し合いを申し込んでは、断られる日々が続き、また2年がたちました。
その間、会話もありましたし、親子で出かけることもして、
外からはきっと仲のいい夫婦と見られていたはずだと男性は言います。
寝る時は二つ並べた布団に娘を真ん中にして川の字で寝ていました。
だから妻に触れることはできませんでした。
もう我慢も限界で沸騰した心が爆発しそうな思いに悩まされていました。
「このままセックスレスで、話し合いもできない状態が続くのであれば、いつかストレスの限界が来て、妻や子に暴力を振るってしまいそうでした。
そういうことをしても不幸になるからやっていないだけで、
いつまで自分を抑えられるかわからない。
自分でも自分が怖くなっていました。
そしてとても孤独でした。
セックスができないことよりも自分がこれほど苦しんでいることがわかってもらえないということが耐えられませんでした。
もうこれ以上我慢できない。もうこれ以上続くなら、離婚も1つの選択肢かなと思いました」
しかし、セックスレス以外の面では夫婦としていい関係を作れたと感じていた男性は、何か解決策はないかと必死で考えました。
手紙を書くことにしたのです。
もうセックスの「セ」を言っただけで会話拒否姿勢になる妻に、
最後まで自分の思いを伝えるためにはこの手段しかないと思いました。
面と向かって言おうとすると、こちらが最初は冷静でも妻が感情的になって途中で遮られてしまう。
その態度を見て自分も感情的になり、結局は言い合いになってしまう。
しかし、手紙なら自分も感情をコントロールして書けるし、
妻も一応は最後まで読んでくれるのではないだろうか。
ゴールデンウィークに入る頃、家族が寝静まった深夜に、自分の心を見つめながらじっくり書き始めました。ゴールデンウィーク中に書き上げるつもりが、何度も書き直し、結局書き上げたのは3週間後になりました。
最初に書いた手紙は、「もう我慢できません」から始まり、相手をなじる内容ばかり書き連ねていましたが、何度も読み返すうちに、だんだんと感謝の言葉が増えていきました。
封筒に入れずに、便箋2枚を妻に渡すと、その場で読んでくれました。
とまあ、
こんな風に
この男性は自分を向き合ったんやね。
男は
女性の貴女よりもスキンシップをしたい生き物やから、
そのしんどさはなかなかだったと思うんですよ。
でも
何年もそれを頑張れたのは
"奥さんのことが好きだったから"
なんやと思う。
こんな男性の気持ちも
知っておくと
貴女にとって
いいんじゃないかなぁ、
と思って
シェアしました( ´ ▽ ` )
ではでは
今日はこのへんで。