ある男  空白  さがす | ビターのブログ

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タイトルに3作品並べてみました。

 

 

 

 

 

          『ある男』(2022)

 

 

冒頭は、画家のルネ・マグリットの作品【複製禁止】が映る。

 

人が横切り「ありがとうございました」

 

「いらっしゃいませ」の声。

 

グラスに氷の音。Barのようだ。

 

 

 

場面が変わり…外は、雨降り。

 

離婚歴がある里枝(安藤サクラ)は、

 

文具店で陳列された商品を整えながら涙を流す。

 

そこへやってきた客、谷口大佑(窪田正孝)商品を選び

 

レジに、持って行くと落雷音…店は停電。

 

それが、2人の出会い。

 

そして、付き合い、結婚し子供も生まれ

 

幸せそうな食事風景。

 

 

 

その幸せも束の間、林業に携わる谷口大佑は

 

木の下敷きなり亡くなる。

 

 

 

そして、お葬式。

 

谷口大佑の兄がやって来て里枝と少し話す。

 

その後、仏壇に手を合わせる。

 

「仏壇に写真…置いてやらないんですねぇ、写真。遺影。」

 

「これ、大佑じゃないですけど…。」

 

 

 

里枝は、3年と9ヶ月もの間。

 

彼女は、一体 誰の人生と生きていたのか?

 

 

 

興味深く考えさせられた面白い映画。

 

 

 

 

 

 

続いて、

 

 

 

 

          『空白』(2021)

 

 

感想ですが、

 

トラウマになる位のツライ苦しい映画。

 

出て来る人達が、”苦しい”人ばかり。

 

最初の衝突事故になる車を運転していた娘さんの

 

お母さんの謝罪には、どうしようもなく泣けました。

 

オススメしていいのか?

 

正直、迷いましたが良い映画だと思います。

 

 

 

 

 

続いては、

 

 

 

 

          『さがす』(2021)

 

 

いい女優さんになりました。

 

子役だった【伊東 蒼】ちゃん。

 

もう、新進気鋭の若手女優。

 

気が付けば、好きな映画ばかりに。

 

『空白』では、高圧的な父に話せない内気な子。

 

今回は、冴えない父を愛する行動的な女の子。

 

映画の感想ですが、

 

残忍な場面、妻の病気、原田家の各々の思いが…

 

”痛い””突き刺さる感じ”の映画でした。

 

 

 

3作品ともに良い映画でした。

 

 

 

意味のある良い時間を過ごせてよかったです。

 

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