中国人のキャプテンとしての意識 | プライベートジェット機長が見た「超」大富豪の投資の世界

プライベートジェット機長が見た「超」大富豪の投資の世界

世界を動かす「超」大富豪の投資の世界とはどんな世界か?
大富豪の象徴であるプライベートジェットの機長として日本人で唯一、
世界最速で大富豪を生み出す国・中国でフライトをマネージする
Captain Kayが、日本では決して見ることができない世界へあなたをいざなう。

私が飛ばしているプライベートジェット

「エアバスACJ319」




この飛行機と飛ぶのは中国人キャプテンと飛ぶことが多い。



彼らは中国大手の航空会社の出身が多い。

年齢は30歳代。



そして、キャビンクルーも中国人の女性だ。彼女たちはコリアンエアーやシンガポール航空、香港ドラゴン航空などアジアでは評判のいい大手の航空会社の出身だ。

他に香港人のキャビンクルーも時々ある。




特にこの香港人キャビンクルーたちは、私がかつていた日本の大手航空会社で働いていたから話が特にあう。





さて、この中国人キャプテン&中国人キャビンクルー。

彼らの関係を見ていて気づいたことがある。




日本の某航空会社で働いている読者の方にはショッキングかもしれないが(笑)、















「パイロットが尊敬されている」ということ。













キャビンクルーとパイロット、仕事の上下関係ではパイロットが上に立つ。

これは決して威張り腐っているという意味ではなくて、

航空機の運航をするうえで必要な指揮系統なのだ。

そのようなことが大手の航空会社ならマニュアルに書いてある。





キャビンクルーが心から尊敬しているかどうかは別にしても(笑)、

仕事の上ではそのように振舞う。



それは安全に運航するための指揮系統だから、なのだ。



キャプテンもそのように求めるし、キャビンクルーもその通りに従う。



当たり前の話に聞こえるが、私がかつていた某航空会社は意外とそうでもなかった。

経営側が長い歴史の中で社員間の分裂工作をしてきたためなのか、パイロットとキャビンクルーの一体感がない。

キャビンクルーは(キャプテンではなく)チーフパーサーを指揮系統のトップだと思っているフシがけっこうあった。



日本人は基本的に何もないフリをするのがうまいからお客さんはそんなに不自然なことを感じることもなく「やっぱり日本の会社が一番!」なんて思うのであろうが、中で仕事をしていると、妙な緊張感がある関係で仕事をしていることがあった。



最近はいったいどうなっているのであろうか?








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