大規模修繕工事
「えっ、足場が架けられない・・・?」
『法定外公共用財産』の払下げ
東京では3月21日に “サクラ開花宣言” が発表されて十日余り、
寒の戻りで真冬並みの天候もあって
咲き始めたサクラの木と、まだこれからのサクラの木と五分五分でしょうか。
満開の見ごろは来週のようですね。
肌寒い曇り空でサクラも縮んでいますね。
さて、
弊社社有物件 No.2 「ゴールドトレジャリィ」の長期修繕計画に基づく大規模修繕工事
ですが、見積りを依頼していた業者さんから、
「足場を掛けるのに隣接の家々に挨拶とお願いをして回っているが、
裏側のお宅が何回行っても留守で会えない。」
「隣の土地を借りないと足場が組めないんだが、・・・?」
町会費を毎年払っているので、会計担当者さんに聞いてみると
ご主人が、4~5年前にお亡くなりになってから空き家になっているようです。
実は、
弊社社有物件の裏側隣接地は、
里道(りどう)と水路で、今では利用されておらず
道路法、河川法の適用、準用を受けない細長い土地で
『法定外公共用財産』であり、
用途廃止払下げのできる空き地でした。
旧公図では、
里道は赤色で塗られ 赤道・赤線 水路は青色で塗られ青線
と言われていたようです。
建築確認申請時の配置図
10年ほど前、隣の空き地に建売住宅が建築される時に
土地境界の立ち合いでお会いしたことはあったのだが、・・・。
「ゴールドトレジャリィ」のファイルを見ると当時の記録資料、メモがありました。
~ 2008.7.1(火) 葛飾区役所 道路管理課 ○○さんより 電話あり~
・ 社有物件隣接の水路敷、認定外道路部分を国より葛飾区が払下げを受ける予定
・ その後、払下げが可能である
・ 具体的には来年度以降
連絡先の部署、係、電話番号、担当者名をメモして残しておいたのが良かった
左側が弊社社有物件 『法定外公共用財産』 里道と水路
さっそく電話してみると、
当時の担当者は他の部署へ変わっているが、
『法定外公共用財産』 払下げの説明をするので来庁してください、との事でした。
担当者さんの説明だと、
払下げが確定すろまで、概ね3ヶ月位かかるそうです。
その他に、土地の測量代、分筆費用、隣接地・対抗地(向い側)所有者さんとの協議、
等々を負担して払下げを受けることになる、との事でした。
将来のことを考えて払下げ申請をすることにしました。
今、
国会や、テレビ、新聞等、各メディアがこぞって
「森◆学園の国有地払下げ問題」を取り上げています
本件は比較にならないほどの狭小地ですが、
無事、
払下げを受けられるか気懸かりですね。
神風が吹いてくれることを願うばかりです (笑)
皆様方の応援クリックに感謝し、励みにしています。
それでは また お会いしましょう (^-^)ノ~~