公示地価 9年ぶり上昇 不動産投資収益物件は、売り時なの? 買い時なの?
3月21日 全国に先駆けて靖国神社のサクラが五輪咲き
「サクラ開花宣言」が発表された東京です。
満開の見ごろはまだ先のようですが、ポツリポツリと桜の蕾が開き始めました。
桜の咲き始めを見ていると、やがて訪れる春本番への夢と期待が膨らみますね。
どうやら、満開の見ごろは 3月下旬 ~ 4月始めでしょうか。
さて、
国土交通省が同日に発表した、2017年1月1日時点の公示地価
住宅地の価格の下げ止まりが鮮明になり、9年ぶりに上昇に転じたようです。
(日経新聞より抜粋引用)
景気の緩やかな回復、低金利を背景に商業地は安定した上昇基調を保っている。
訪日客が集まる都市部を中心に店舗の収益性が高まり、ホテル業界の積極的な
建設用地取得が相次ぎ、三大都市圏が 3.3% 上昇
札幌、仙台、広島、福岡の途方年でも 6.9% 上昇した。
商業地は全国平均で、 4.7% の上昇
東京オリンピックを控えた大型プロジェクトの多い
千代田、中央、港の都心三区では 6% の上昇
(東京オリンピックへの期待も高まりますね )
9年ぶりに下げ止まった住宅地の地価は、
利便性の高い “都心居住” が進んだことが大きい。
低金利、住宅ローン減税による マイホーム需要 の下支え効果で
底堅く推移している。
通勤に便利な駅から近い徒歩圏の地価が上がり、
駅から離れた不便な場所の地価は下がるという二極化が全国的に拡大している。
その、
公示地価、9年ぶりの上昇のニュースを見た、弊社クライアント:Y 様
「土地が値上がりしているんだってね」
「私のアパートも売り時かなぁ~」
「もし売ったら、何か利回りの良い物件はあるのかなぁ~」
と、いうお電話を頂戴しました。
今回の発表は公示地価、土地には関係諸官庁が査定して発表する価格と実勢価格が
あります。そのため土地の価格は「一物五価」と言われています。
【 土地の一物五価】
① 実勢価格
時価 売主と買主が合意の上で決める契約成立価格
② 公示地価
1月1日時点の価格 国土交通省 毎年3月下旬に発表
一般の取引価格の目安とされる価格
③ 基準地標準価格
7月1日時点の鑑定評価 都道府県 毎年9月下旬に発表
一般の土地取引の指標となる価格
④ 路線価 (相続税評価額)
相続税法に基づき国税庁が1月1日時点の価格 毎年7月に発表
相続税・贈与税の算出基準(公示価格の約80%)
⑤ 固定資産税評価額
固定資産税、都市計画税、不動産取得税、登録免許税の算出基礎価格
基準年度(3年毎)に各市町村が発表 (公示価格の約70%)
今が売り時
● 不動産投資ブームの真っ只中の今現在、サラリーマン投資家も多く
買い手の多い不動産流通市場、供給する売り手(物件)が少ないため
売主の希望価格(出し値)で成約になるケースが多い。
● 2020東京オリンピックまでは、景気も不動産価格も上昇するという見方が多いので
相場上昇中の今が収益不動産を売却するチャンスと言えます。
今が買い時
● 今年に入って制約規制が始まったものの、金融機関の融資条件はまだ緩やかで
日銀のマイナス金利政策から、各金融機関は安定した家賃収入のある収益不動産
への融資を増やしている。
● 不動産流通市場に出回っている収益物件の表面利回りは、概ね 5%前後
銀行からの借入金利は、概ね 1%前後です。
低金利の今だからこそ収益不動産購入のチャンスと言えます。
● 自己の投資環境(資金計画、購入物件調査等々)が整っていることが大前提です。
不動産投資収益物件、
今が売り時でもあり、今が買い時とも言えます。
皆様ご自身の生活設計から、
ご自身の置かれている投資環境をよく考え、
キャピタルゲイン、インカムゲインを比較分析して、
あくまでも自己責任のもと、
決断実行しましょう。
皆様方の応援クリックに感謝し、励みにしています。
それでは また お会いしましょう。 (^-^)ノ~~