紅葉・初雪・大山寺、山陰の旅・・・⑥
世界有数のラドン含有量ラジウム温泉で有名な三朝温泉で旅の疲れを癒した一行は、
美味しい朝食を頂いた後、大山寺へと向かいました。 ・・・
天候は冷たい雨~雪
この日、大山は今シーズン初冠雪、
大山への山道をバス で登って行くに従い雪がどんどん多くなっていきます。
道の駅大山恵みの里、大山寺情報館前に 到着すると、
すっかり雪景色 大山はすっぽりと雪雲におおわれていて山頂は見えません。
大山寺の参道を登って行くと、
参道のまわりは丁度、見頃を迎えたモミジが色鮮やかに参拝者を歓迎しているようです。
お地蔵様にも、手を合わせ、 (。-人-。)
雪に足を取られないように、ゆっくりと 登って行きます。
山門で参拝受付を済ませ、・・・
雪で白くなった鳥居と、周りの樹木が大山寺の由緒ある歴史を物語っています。
下山観音堂もすっかり雪化粧
護摩堂 本尊不動明王 天台密教による護摩供を行う御堂
天台宗別格本山 角盤山 大山寺
奈良時代、(718年)出雲国玉造の金運上人により開かれた大山寺
僧兵は三千人を超え、江戸時代には幕府から三千石の寺領を受けていたそうです。
雪で静まり返った境内は、遠い昔の栄華を蘇えらせてくれます。
宝牛
牛の霊を慰めるため、鼻ぐりの銅を集めて造られたと言われているそうです。
この時代、仏教徒であった我国は農耕に貢献していた牛を敬い家族同然の生活をしていたようです。
信者は遠く四国や九州にまで及んだようです。
一つの願いを念じて牛の体を三回撫でると願い事が叶うと言われているようです。
宝牛の後方には杉の大木があり、紅葉した木には赤い実がたわわに実っていました。
一木一草一石の全てが神の化身と信仰した修業僧たちの聖地、大山寺
静かに眺めていると、修行僧たちの思いが心に深く伝わって来るようです。
そんな事を考えながら、
人気の少ない参道をそろりそろりと下山して行きます。
大山寺の紅葉狩りを楽しみにしていましたが、
大山初冠雪のご褒美を頂いた大山寺参りでした。
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