賃貸住宅市場、
進化する原状回復とリフォーム工事
よく晴れて初夏を思わせるような天候でしたが、3時過ぎから雲行きが怪しくなり、
雷雨に見舞われた東京です。 そして、また太陽が顔を出しています。
まだ5月というのに 夕立 なんでしょうか
激しく変わる最近の天候にはいささかビックリしますね。
さて、賃貸シーズンも一段落しましたが、
まだ、空室があるというオーナーさんもいらっしゃるのではないでしょうか。
日経ビジネス 5.28 号 に、 「行列ができる賃貸マンション」の記事がありました。
(日経ビジネスより抜粋引用)
オーナーさん方はよくご存知だと思いますが、今の賃貸住宅市場の空室率は2割超
弊社で管理受託しているオーナーさん方も、あの手この手を尽くして何とか早く入居申し込みを
受けようと苦心しています。
退室部屋のリフォーム工事はもちろん、設備を新しくしたり、広告宣伝費をだしたり、
そしてやっと決まるというのが今の賃貸住宅市場です。
この春の賃貸スーズンに弊社でも賃貸スタッフの間で話題になりましたが、
“部屋の内装を入居者の嗜好で自由に改修できるマンション” が紹介されていました。
空室を抱えるオーナーさんが逆転の発想で、室内リフォーム前に
「室内のクロスをご自由にお選び下さい。」 というキャッチフレーズで入居者募集をしたところ、
「クロスの色を自由に選べる」
「入居者の嗜好でリフォームしてくれる」
ということで、入居者募集に人気が高まり、早期に成約になったようです。
部屋探しをする方にとっても、在り来たりの白色系のクロスより、
「自分の好みで内装してくれる」と好評のようです。
その上、室内のリフォームに自分の意見を取り入れてもらえるという参加意識も生まれ、
自分の住んでいる部屋に愛着が湧き、契約更新して長期間住み続ける傾向にあるようです。
オーナーさんにとっても転出後、次の入居者がいつ決まるか分からないままリフォームするより、
部屋の内装に意見を出してもらって、入居者が決まるのなら大歓迎
(日経ビジネスより引用)
【after】
賃貸住宅市場は、借り手市場、
入居者の原状回復義務を不要にして、
新入居者がリフォームに参加する時代に突入するのではないでしょうか。
賃貸人の立場から、住む人の立場になってリフォームする、
賃貸住宅市場の “原状回復義務” にも
どうやら、新しいトレンドが始まろうとしていますね。
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それでは また お会いしましょう。 (^-^)ノ~~