公立学校の廃校、5259校!! | 不動産投資顧問の知って得するブログ

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公立学校の廃校、5259校!!

 

 

全国の公立小・中・高校の中で、

 

文部科学省が調査を始めた1992年度から昨年度までに

 

 

廃校となった学校が何と5259校もあるというのだ。

 

 

 

11月14日付 日本経済新聞(夕刊)の記事にびっくりしました。

 

 

記事によると、2,000年度以降 廃校のペースが速まり、

 

少子高齢化の影響もあって年間平均400校を上回る勢いらしい。

 

 

 

 

           ・2004年度      579校の廃校

 

 

           ・2008年度      449校の廃校

 

 

 

           ・内訳としては、   

 

                      小学校の廃校    3485校

 

                      中学校の廃校    1048校

 

 

                     高等学校の廃校     726校      合計5259校

 

 

 

           ・都道府県別トップ3

 

                     

                        ①北海道   584校

                        ②東京都   336校

                        ③新潟県   260校

 

 

 

過疎化が進む地域ばかりでなく、

 

高齢化の進むベッドタウンでの廃校も多いらしい。

 

 

 

平成の大合併による市町村統廃合に起因する廃校もあるらしい。

 

 

 

 

廃校になった校舎を他の用途に利用する動きも一部では進んでいるようだ。

 

 

 

 

【北海道ニセコ町】 ・・・企業に貸出して 地ビール工場として利用

 

 

 

【宮城県石巻市】  ・・・医療法人に貸与、離島唯一の医院として利用

 

 

【栃木県那須川町】・・・木造校舎をNPO法人が美術館として運営、利用

 

 

【三重県大台町】  ・・・NPO法人が自然学校運営、利用

 

 

【大阪府貝塚市】  ・・・温泉を備えた農林業の宿泊体験施設として利用

 

 

【鳥取県日南市】  ・・・プールをどじょう養殖場として利用

 

 

【徳島県上勝町】  ・・・若者の定住をめざす単身者向け住宅として利用

 

 

【大分県日田市】  ・・・レストランなどを備えた「道の駅」として利用

 

 

【鹿児島県南九州市】・・農業、田舎暮らし体験の拠点施設として利用

 

 

 

 

 

 

 

文部科学省の調査では建物が残っている2874校のうち、

 

何らかの形式で活用されているのは65%止まりで 

 

999校は未利用で今後の利用計画も乏しいらしい。

 

 

 

 

託児所、保育園、老人ホームの不足が取り沙汰されている昨今、

 

 

 

いっそのこと、保育園・老人ホーム共存型に

 

 

リノベーションして再利用したら如何でしょう!

 

 

 

 

 

 

 

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