羊の皮を被った狼!?管理会社の悪事の巻 | 暴露裏話!賃貸不動産業界に15年務めて知ってしまったブラックな世界。お部屋探しは100%騙されている!?

暴露裏話!賃貸不動産業界に15年務めて知ってしまったブラックな世界。お部屋探しは100%騙されている!?

賃貸業界の裏側を少しだけお話します。もう不動産の世界には戻ることはないと思うのでちょっとだけ暴露してみたいと思います。



今日は出勤前に朝マックを食べているとセットで頼んだのになぜかハッシュドポテトがついていないというサプライズがありました。


賃貸不動産業界に15年務めて知ってしまったブラックな世界

こんばんは。


昔、こんなことがありました。


大阪から毎週出張で東京に来られているという方が、ホテル暮らしにホトホト疲れたというのでワンルームマンションを探したいとうちに訪ねてきました。


僕は一生懸命営業してAD50%(オーナーさんから我々仲介業者がもらう報酬)の物件と仲介手数料(お客さんから我々仲介業者がもうら手数料)を頂戴し、両手で1.5か月の物件を契約することができました。


今月のノルマは厳しかったのでなんとかクリアとホッと胸をなで下ろしその月を終えた翌月、お客様からもう退去したいとお電話が。


なんでも裏にあるバーの深夜の騒音がうるさすぎて寝れないとのこと。


確かにお客様が借りた物件は繁華街にあり案内したのはお昼間でお店も全部開店前に静かでした。

飲み屋街の物件を借りるときは夜の状態を見ておくことは大事ですね。


もともと我々客付け業者はお客様に長く住んでいただくよりも回転していただいたほうがありがたいので、丁寧に退去の手続きを手伝ってあげました。



その日の夕方一本の電話が鳴りました。

相手はその物件を所有する面識のないオーナーさんからでした。

僕はまた次もよろしくっていうお願いかなと軽い気持ちで電話にでるとオーナーさんはなぜかカンカンです。

その内容は僕と入居されたお客様は結託しているのかという怒りの電話でした。

最初なんのことか理解できませんでした。



よくよく話を聞いてみるとそのオーナーさんは地方の方らしく所有するのは東京にある物件なので管理を東京の管理会社に丸投げしていたそうです。

契約成立時に管理会社にADとして200%つまりは2か月分支払ったそうです。

我々客付け業者の手取りAD50%ということは150%は管理会社の利益ですね。


管理会社は毎月の家賃の5%をオーナーさんから徴収しているのですが入居者からトラブルが出ない限り全く仕事をすることはないという非常に安定した業界です。

我々客付け業者は単発ばかりなのでこういう安定した業界に憧れますね。



話は戻ってオーナーさんの認識は、我々客付け業者とお客様がよく知っているもの同士で2か月だけそこに住ませてAD200%をお客様にバックしているとのことらしいです。

そうであれば確かにお客様は契約終了まで2か月分の家賃を支払うがAD200%をそのままお客様がもらいました、ということはほぼ2か月間ただで住めた計算になりますね。

それはホテルを借りるより安いですね。



オーナーさんは、支払ったADというのは我々客付け業者が200%全てとっていったと思っていたみたいですね。

本当の悪はオーナーさん寄りの立場である管理会社であるというのに。


きっと管理会社が広告料150%もとっているなんてオーナーさんは知る由もなかったんでしょう。

管理会社は毎月5%のチャリンチャリンビジネスで入居者であるお客様に長く住んでいただくのが仕事なわけですから入居に際してもらうADぐらいは一発が勝負の客付け業者に全部払えばいいと思うんですがね。



これがこの業界のおかしな仕組みですね。