ただいま千葉から帰ってきました。
今日はレッスンではなくメンテナンスでした。
大切な相棒である二胡を最良の状態で使ってほしい。
楽しく、気持ち良く練習してほしい。
たとえうちの二胡でなくとも構わないのです。
二胡を愛する仲間としてお手伝いできるのが嬉しいので(*^^*)
それに二胡屋として成長するためには、できるだけたくさんの二胡に接することが望ましいからです。
今回の二胡は弾いてみて音を出すのにかなり力が必要でした。
まず弓が太すぎました。
毛も多く重いのです。
はじめにフェルトを厚手の物に替えました。これだけで突き放すような音から吸い付くような音に変化しました。
太い弓の圧を受け止めることができたのでしょう。
次に少し溝幅のある紫檀駒をつけてみました。
これだけで一気に振動が変わりました。均一の心地よい振動が身体にも伝わります。
そこでまたフェルトの交換です。
せっかくの振動を邪魔しないよう柔らかいフェルトにしたのです。
これだけ響くようになれば太い弓でも大丈夫。幅も広がり余計な力を使わず弾けるようになりました。
綺麗なハーモニクスも弾けました。
二胡が生まれ変わり、嬉しそうに弾いている姿を見ているだけで、なんとも言えない幸福感につつまれました。
こんな私でも誰かの役に立てる。
そのことが私に大きな喜びを与えてくれるのです。
お客様や生徒さん達の嬉しい顔が私にやる気、元気を与えてくれるのです。
本当にありがたいことです。
もっともっと勉強して頑張りたい。
そう強く思います。
明日は玉琴楼の仕事にデュオ練習。
元気に楽しく頑張れそうですp(^_^)q
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