なんかもう色々と酷いですね。
何がってオリンピック柔道が。
数度に渡る審判の不可解判定に一部の選手による低俗行為。
こうやって武道の本質が失われて行くだろうなと実感。
日本の武道の何たるかを一から勉強し直してこい!!この阿呆戯けどもがッ!!
以上ッ!!
…さて、それでは本題に入りましょうか。
稽古記と言う名の旅行記と化している当ブログですが…
宣言通り、今回はもの凄い久しぶりに居合に関する記事。
今年に入って当流では刀の持ち方や振り下ろし方について再確認する事が結構多かったと思います。
これも良い機会なのでまた改めて正しい斬り方講座をやろうじゃありませんか。
第一回
あ、これもう二年以上前だったのね…
どうにも筆者の意図が上手く伝わっていない気がするので初めに言っておきますが、
当記事は、プラモデルを用いた古流剣術における足運びを再現したものであって
模型レビューの類では御座いませんので誤解の無きように。
今回は戦国スピナティオ先生とBEYONDガンダム君に登場していただきます。
余談ですが、両キットとも積みプラしてまして…
最近ようやく完成させましたw
スピナティオは去年の11月の購入ですが、
発売日直後に購入したガンダムの取説を見て驚愕する…
2020年6月
4年前!?もうそんなに経ってたの!?
そして、組みあがった本体の脅威の可動範囲に驚愕。
すげぇ…30MMってこんなに動くのか…
これは…かなり使えるね。技再現に。
…という事で第二回の実施を突然思い立ったわけです。
先生「しっかり学べよ」
ガンダム君「オナシャス」
それでは始めましょう。
今回は基本中の基本である足運び。
正しい例と誤った例を載せて行きます。
向かって左:誤った例(現代人歩き)
向かって右:正しい例(日本古来のナンバ歩き )
古武術の動きはナンバ歩きが基本になります。居合の足運びも当然これ。
ナンバ歩きについても過去に何度か触れているかと思いますが、
最初に誤解を解いておきます。
多くのメディアが「右手右足、左手左足を同時に出す歩行法」
と紹介されているのを目にします。
はいwハッキリ言ってそんなもんどうでもいいですw
重要なのは
腰を入れる。
頭を上下に動かさない様に歩く。
身体が左右に開かない様に歩く。
…という事です。
これが出来ていれば手足が揃っていようが、いなかろうがどうでもいい事ですw
ナンバ歩きの基本はすり足。
親指の人差し指の付け根の間が全ての軸となり、
この部位が常に地面と接しているのが基本形になります。
1.膝を軽く曲げ、しっかりと腰を入れた状態を作る。
2.踏み出す側の足のみを身体がブレないように静かに出す。
3.一呼吸置いてから身体の重心ごと後ろ足を静かに出す。
4.両足の位置が揃うと同時に身体の重心をその場に残す。
5.以降、足が入れ替えながら2~4を繰り返す。
腰を入れる=膝を曲げる、体を低く構える
…ではありませんので誤解の無い様に。
また、歩行中はガニ股にならないように
ガニ股は身体開いてしまうので上下左右にブレ易くなります。
つま先は真っ直ぐ正面を、むしろ内に入っているくらいで調度良い。
しっかりと腰が入っていればナヨナヨした内股歩きには見えません。
前から
向かって左:誤った例(現代人歩き)
向かって右:正しい例(ナンバ歩き)
誤った例はちょっと大げさポージングさせてますが
踵から踏み出す現代人歩きは頭が上下し、身体も左右にブレ易い。
完全に腰が遊んでいる状態。
正しい例(もうちょっと腰落として良かったね)は
ヘソが前を向き腰が安定しているので身体が全くブレません。
但し、ナンバ歩きは道路が綺麗に整備された現代日本の環境には全く適しませんw
なので、公共の場でのナンバ歩き練習は奇異の目で見られる可能性が高く推奨しませんw
つま先から着地する気持ち悪い歩き方(失礼w)する人がいるけど、まさにあれと同じ目で見られますw
普段から練習したいのであれば現代人歩きをベースにナンバ歩きの重心移動を取り入れる。
踵で踏み出すものの「重心をブレさせない・頭を上下させない・身体を左右に開かない」を意識して歩くと効果的で、
見た目にも美しく、奇異の目で見られる事もありませんw
因みにこれ、正しい歩き方にも繋がるので健康法にも良いと思われる。
そして、歩き方も意識する様になるとですね…
ふと周りを見てみると…
実は変な歩き方してる人ばっかなんですw
いかに現代人がおかしな歩き方をしているかがよくわかります。
ごく稀に凄く綺麗な歩き方をする人を見かけるのですが
思わず「あやつ出来るな!!(たぶん何かやってるね)」とw
続いて抜刀
先生はキット付属の太刀。
ガンダム君は昔買ったオプションセットかなんかのガーベラ・ストレートみたいなの。
因みにガーベラ(菊)・ストレート(一文字)とは菊一文字の英語直訳であるw
余談だが兄弟武器にタイガー・ピアス(虎徹)というのもあるw
刀を構えて歩く
向かって左:誤った例(刀を構えて現代人歩き)
向かって右:正しい例(刀を構えてナンバ歩き)
これが足音ドタバタ剣法w
足音が鳴る=正しい歩き方が出来ていない。
基本の動きで足音が鳴っているのは剣術として御法度です。
例外的に低い姿勢からの一撃や気合の入った渾身の一撃をお見舞いした時なんかに足音が鳴ることがありますが、
こういう場合の足音は身体がブレているわけではないので問題ありません。
むしろもっと鳴らしてw
そもそも基本動作で足音がバタバタ鳴ってるのと高難度の技で勢いに乗って足音が響くのでは別次元の話ですのでw
前者はドタドタバタバタ…
後者はダーーーン!!
の違いw
前から
向かって左:誤った例(刀を構えて現代人歩き)
向かって右:正しい例(刀を構えてナンバ歩き)
前から見ると一目瞭然な重心ブレブレの誤った例と重心が落ち着いている正しい例。
現代歩きでは腰が遊んでとても戦える状態ではない事がわかる。
反対に腰を落としたナンバ歩きは常に臨戦状態でいられるわけです。
腰を落とす=身体の重心が絶対安定という事。
重心が安定しているということは、強烈な剣が振れるということにも繋がり、
更にそこから間髪入れずに次の一手へ移ることができるということ。
初撃を防がれたor躱された場合も腰が入っていれば瞬時に追撃を入れることができる(詳細は次回)
これが腰が浮いた状態や重心が偏った状態では完全なる死に体で反撃必至というわけです(こちらも詳細は次回)
動作にしっかりと腰が入っていればあらゆる局面への咄嗟の対応が可能ということ。
慣れない内は歩くだけで大変かもしれませんが
これが身に付けば腰を落としたまま走ることも可能になります。
想定よりもずっと長くなってしまったので今回はここまで。
次回は基本の斬る動作と突く動作。
後編へ続く。







