こんばんは、なおです。


ふつーに生まれた私が
どうやって今まで生きてきたのか?について
綴っています。。。


前回はここ

【わたしの世界観19】



家出をしたけど
未成年だった私は

現実に引き戻された。

学校だ。

案の定「停学」という罰を受ける。

今まで関わりのなかった
先生たちが入れ替わりで毎日やってくる。

課題を出され、
どんな話をされても
何も頭には入ってこなかった。

外出禁止、
外部との交流は先生以外一切なし。


かえって心地よくすら感じた私は
ふつーではないのかもしれない。


ただ、この空間(家)だけが嫌だった。

自分の部屋に閉じこもっている時だけ
安堵した。

けど、母の監視の目がまとわりつく。
それが本当に死んでやりたいほど嫌だった。


なんの見せしめかは自分でも定かじゃないけど
派手に死んだら面白いのかもしれないなんて

不謹慎な妄想をした。


私は何者でもなく
ただの未成年で

親がいなければ
社会ではこうして強制送還されてしまうのだと
毎日毎日

早く早く早く大人になりたい

それしか考えられなくなった。

学校なんてもうどうでもよかった。

一度知ってしまった自由な世界は、
本当に魅力的で

麻薬の中毒患者にでもなったように
私は家の外にある自由を心から欲していたから。




そして、また隙をついて
外の世界へいく様子を伺う日々を過ごす。


停学があけ

学校へ行く。


何も楽しくはなかった。

クラスの人間の好奇の目。

完全に一人だった。

話しかけてくれるのは好奇心旺盛なクラスメート。

別に仲間なわけではない。
それもわかっていた。


元々、心からの仲間なんて
いなかった。

私が死んでも誰もなんとも思わず
忘れられるのだろう。


そんな生と死が常に頭の中にあった。


そして私が生きるには
やっぱり外の世界が必要なんだって

勝手にそう思い込んだ。


だから・・・・
また再び

家を出た・・・・
もう2度と帰らないつもりで。。。。


次回へ続く