ショルダーストラップも作って、
ようやくリュック完成です。
今までの中で最高にハードでした。
レザクラ歴3ヶ月の集大成と言えるでしょう。
逆にこれ以上の物はなかなか作る機会無さそう。
大人ランドセルって感じで良いですね。
全体の構成もカッコよい、何より蛇が映える。
詳細は散々製作過程で書いてきたので割愛。
ストラップは初めての技術を取り入れたので
順番に振り返ってみます。
まずは裁断。
最近は型紙無しの感覚勝負。ペーパーレス化です。
しかも全部ハギレで作りました。
革を無駄なく使えてホッとしてます。
美錠の部分。
いつもはサルカンじゃなくて革ですが、
今回は真鍮金具を贅沢使い。もちろん全部真鍮。
肩パッドに低反発スポンジを入れてます。
厚さは合計で10mm。
今回もパワーと力と筋力とで成形。
ステッチ前後で比較するとパワーが伝わってくる。
これは横からのアングル。
ソーセージの如く引き締めてます。
これは肩パッド完成形。
思ったより綺麗にできたので見惚れてました。
ナスカンとベルト部分をカシメて装着。
ここで蛇を使わない所がポイント。
オイルは入れてるので本体との統一感がある。
本来なら指が貫通するレベルの作業でしたが、
ついに金属製の指ぬきを導入したので、
たとえ10mm厚だろうがスイスイ縫えましたね。
ちょっと変形してますけど。
今回の製作で針が2本折れ、指ぬきが2つ破れた。
素晴らしい作品のために頑張ってくれました。
あと最後の最後に菱ギリで指を切りました。
ボンド塗っておければすぐ塞がるでしょう。
今回もHERZさんのデザインに助けられました。
模倣先があるだけで完成度が全然違う。
いつもお世話になってます。
次は何を作ろうかな。
ちょっと小物製作に戻って初心に帰りたい。