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旅人ふちがみの旅ブログ

世界50カ国を放浪したふちがみ猛志が、当時を思い出しながらつづるお気楽ブログ。
政治を目指す原点である旅の記録から、ふちがみの一端を知ってもらえたり、世界に興味を持ってもらえたら、幸い。

昔の話なので、記憶違いがあってもご容赦を願いたい。

ドイツでよく聞くフレーズ。


ああ、そう!!



アー、ソウ!!



ドイツ語。

スペルは知らない。



相槌を打つように、ドイツ人が頻繁に使っている。



なんと、日本語に訳すと、日本語と全く同じ、


ああ、そう!!



「へえ~」とか、
「そうなんだ」みたいなかんじらしい。



私も嬉しくなって使いまくった。


アー、ソウ!!


でも、ドイツ語を知らないのに、嬉しくて使いまくり、ただの知ったかになったりとした。



使いすぎ要注意。


ああ、そう!





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Full!!

何軒目だろうか。

「満室だ」と追い払われ続け、私たちは宿探しを諦め、野宿することにした。



フロントの後ろには、たくさんの鍵が並んでいた。

つまり、空室がたくさんある。

それでも、満室だと告げられた。



どこの町かは覚えていない。

たしかデンマークとの国境の町。

いま、地図を見ると、フレンズブルクという町があるが、その辺りだろう。



私は珍しく二人旅をしていた。

ドイツの南部ミュンヘンに留学していた友人と合流しての、ドイツ国内旅行。



友人はドイツ語、というか、南部のバイエルン弁がペラペラ。
日本で言えば関西弁か。

そして、かなり綺麗な身なりに、アタッシュケース。


一方、私は旅の途中で、日焼けして真っ黒、無精髭も伸び、かなり小汚く、小さなリュックを背負っている。



そんな二人が、小さな国境の町、それも夜9時頃に、予約もなく宿を探している。



予約なしでその場で宿を探すことは決して珍しくないのだが、あまりにも違和感のあるアジア人二人が、田舎町をうろついている。



仮に日本の田舎町でそんな二人が現れたら、、、

関西弁ペラペラの身なりの綺麗な外国人と、リュック一つでみすぼらしい外国人。



私たちも、ドラッグの売人が何かと勘違いされたのかもしれない。




結局、私たちは駅前のベンチで一夜を明かした。

六月とは言え、緯度は北海道よりはるかに北。

それでも、身体より、心が寒かった。



「おまえが妙にこぎれいだから違和感があるのだ」

と、私は友人を恨んだが、

「おまえが小汚いからだ」

という友人の主張の方が明らかに正当であるため、私はその言葉を発するのをやめたのだった。



自分の身なりに自信がない時は、予約はなくとも、せめて早めに町に着くようにしよう…



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ドイツ、ケルンの大聖堂。
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なんだかよくわからん写真しかないのだが、、、



世界遺産ではなくなりそうになったことで有名な、世界遺産。



素晴らしい大聖堂。

近くを川が流れ、大聖堂とともに、雄大な景色が楽しめる。




それがこともあろうか、近くに高層ビルが立ち並ぶ計画ができて、ケルン大聖堂は「世界危機遺産」に!


別に大聖堂が潰れるわけではない。


でも、世界遺産は、周辺の景観なども含め、その価値があるということ。


その後、住民運動で計画は潰れ、無事、ケルン大聖堂は危機遺産から外れる、つまり、世界遺産であり続けたわけだが。



ちなみに堺市が目指す、百舌鳥古市古墳群の世界遺産登録。

そのシンボルとして仁徳天皇陵の隣に、大観覧車を!

と訴えてる人もいるようですが、、

そんなことしたら、世界遺産にはなれないということです。

ケルン大聖堂が教えてくれています。
はい。





ちなみに、このケルン。

もったいないことに、私はわずか数時間、それも夕方の滞在だったので、この大聖堂を堪能していない。

ヨーロッパの貧乏旅行は、ユーレイルパス、あるいはユーロパスという、列車乗り放題チケットを利用することが多いのだが、ホテル代をケチるため、あえて遠回りしてでも夜行列車を使うのだ。


そんな目的で立ち寄った、交通の要所でもあるケルン。


もう少し時間を取って、大聖堂はじめ、あれこれ楽しんだらよかったな~、と今更ながら思う。





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第二次大戦中の、ユダヤ人の収容所といえば、現在のポーランドにある、アウシュビッツが有名。


けど、収容所は、現在のドイツ国内にも、あちこちにあり、それが保存、公開されている。


私が二週間ほど滞在したミュンヘンの近郊にも。
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とりあえず、、、


ここでも、他でもいいので、

ドイツに来たら、どこか収容所を見学しに行って欲しい。

そして、歴史を見つめ直してほしい。



日本人としても、きっと考えることがあるはず。




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タイミングが合えば、ぜひ行ってほしい、

というより、

ぜひタイミングを合わせて行ってほしい。



それが、オクトーバーフェスト。

ミュンヘンのビール祭。
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バカでかい公園に、1000人くらいは入ろうかという、サーカスとかに使われるような巨大テントがいくつも建ち並ぶ。


その一つ一つがビアホールになるのだ。


それぞれが、ビール会社ごとに運営されていて、私が見たかぎりは10数社のテントがあった。



夕方四時くらいに行ったのだが、どこも人で一杯。

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普段のビアホールと同様、生演奏があって雰囲気がメチャメチャよく、お祭りだけあって、ノリのいい歌もやってくれる。

私が行った時は、ボンジョヴィとかがあって、私はあまり詳しくないのだが、

It's my life~ 

の一節を熱唱するだけでも楽しかった。



満員だったので、相席になったのだが、それゆえに仲良くもなった。
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この雰囲気は、ほんとにオンリーワン。

会期は、10月の第一日曜日を最終日とする二週間、、だったと思う。

つまり九月末くらい。

ビール好きはもちろん、そうでない方も、この雰囲気を味わいに、ぜひ行ってもらいたい。



ちなみに、ミュンヘン近郊の電車には、座席の横に小さなゴミ箱が設置されており、

「これは、オクトーバーフェストで酔っ払った客が、ゲロを吐くために用意されているのだ」

ということを、現地人が教えてくれた。


もちろん、そんなはずはないのだが。




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ぜひドイツで行ってほしいのが、ビアホール。



もちろんビールがうまい。
ソーセージもうまい。


そして、それ以上に雰囲気がいいのだ。
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こんなかんじの生演奏。

伝統的な音楽から、最近の音楽まで。

そして10曲に1曲くらい、全員で歌う。


そのビアホールの歌(?)なのかな、

アイン プロージット!♪
アイン プロージット!♪

とかなんとかいう歌を全員でジョッキを持って熱唱。

「乾杯だ、乾杯だ」みたいなかんじなんだと思う。

何度かメロディを聴いてるうちに覚えるし、歌詞はそのへんの酔っ払いが教えてくれるはず。



そして、歌い終わったら、大声で

プローースト!!(乾杯!)



ドイツに行かれる方は、確実に!行って頂きたい。


ちなみに写真は、ホフブロイハウスという、ミュンヘンでも有名なビアホールである。




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このおっちゃんも私も、たいがい顔が大きいのだが、それがそうは見えない。
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このジョッキ、1リットルの超大ジョッキなのだ。



いや、違う。
これが、ドイツの普通のジョッキなのだ。



ドイツでは「小さいの」と頼まないかぎり、日本で言うところの中ジョッキは出てこない。


まさにビールの国!!




味も最高!!

あくまで旅人としての感想で、勉強していないから、詳しい人は突っ込まないでほしいのだが、、


ビールの種類はかなり多く、

いわゆる普通のビールから、黒、白、レモンビールなど、どれもこれも美味しい。



普通のビールは、日本のスーパードライみたいな爽快系よりも、プレミアムモルツやエビスのような、濃い味系が多い。

そういうタイプが好きな人にはたまらんだろう。



少しビールが苦手な人には、レモンビールをオススメする。

ラードラーと言って、駅のキオスクなんかでも缶で売っている。
チューハイのような、キリンレモンのような、ビールのような、そんな味。

暑い日の昼間には爽快である。



そう、昼間。

昼間と言えば、昼間っから、公園を使ったビアガーデンが、満席になっていたのには驚いた。
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ミュンヘン市役所のすぐそば。


1リットルのジョッキでガブガブ飲んでいる。


ちなみに、昼間は昼間でも、平日の昼間である。



あれ、、仕事中???



まあ、そんなこと、ビールの国では気にしないのだろう。




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W杯でドイツが優勝したし、ドイツのことを書こう。


私は初めての海外でインドとネパールを一ヶ月強、

二度目の海外でトルコ~ヨーロッパを三ヶ月(+マレーシアをトランジットで)、

そんな旅をした。
そして、その後に、中南米を一年。
さらに、またヨーロッパ+モロッコを三ヶ月。などなど。


で、その一度目のヨーロッパの旅で拠点にしたのが、ドイツのミュンヘン。



たまたま私の幼馴染が留学していたこともあったし、地理的にもヨーロッパの真ん中にあり、あちらこちらに行くのに便利だった。



ドイツと言えば、、、


ビール
ソーセージ
実直で日本人にも似た人柄
香り高き文化
そして人種差別


最後はちょっと不穏当だが、これらが若かれし、私の率直な印象。


当時はネオナチの動きが活発で、そんな連中に睨まれたり、あるいは一般の人にもそれに近い扱いを受けることもあった。


まあ、それはおいおい綴っていこう。


そういう風潮は、いまはだいぶ落ち着いたと聞いていし、私自身はドイツが大好きだということをお伝えし、これからドイツののことを書いていこう。



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海外で、理不尽な目に遭うことは多々ある。


サッカースタジアムとは、南米では治外法権エリアのようでもあり、とりわけ理不尽なことに出くわしやすい。



忘れもしないのが、ペルーの首都、リマ。

2002日韓W杯の南米予選、
ペルーvsパラグアイ。


南米では弱小の部類に入るペルーも、この時点ではなかなかいい位置につけており、異様な盛り上がりを見せていた。


当時、私はペルー滞在が3ヶ月ほどになり、思い入れもあり、当然、ペルーを応援。

そして、チケットを入手し、いざスタジアムへ。




しかし、途中の渋滞もあり、スタジアム到着は試合開始直後だった。

まあいい。数分くらい。

と、いそいそとゲートへ向かう。



すると、、すでにゲートは閉鎖!!



鉄格子のゲートの向こうにいる係員に、

Yo tengo targeta!

チケット持ってるぞ!

と叫ぶ。


答えは、No!

まったく意味がわからない。


Porque!!!?

なぜだと聞いても、まともな答えは返ってこない。


やれ、満席だとか、安全がどうとか。


ふざけんな!
だから、チケット持ってんだろうが!

と、サッカースタジアムで覚えたスラング、恩返し(?)とばかりに吐き散らす。



少しの時間、大騒ぎしているとどうだろうか、よく見ると、私のようにチケットを持ちながらも、入場できないペルー人が、ざっと100人はいるではないか。

心強い仲間たちだ。



Hijo de puta!
Hijo de puta!


スタジアムの係員に向け、100人がかりで汚い言葉の大合唱が始まる。


チケットをかざし、
鉄格子のゲートをゆすり、
いまにもゲートを力任せに押し倒しそうな勢いだ。



その時!!


ヒヒーン!
パカラッ パカラッ パカラッ


騎馬警官だ!


すごい勢いでどんどん近づいてくる!

デカい!!!


チケットを持ちながらもスタジアムに入れてもらえない約100人。
群れをなして入場を懇願し、大騒ぎをする約100人。

そのど真ん中に、騎馬警官が突っ込んできた。



うわーー!


群れは真っ二つに、
そして、その二つにも、また別の騎馬警官が突っ込んできた。


蜘蛛の子を散らす、とはまさにこのこと。


100人は散り散りバラバラになり、ゲート前を数人の騎馬警官がガードした。


なんてことだ。
俺たちはチケットを持っているのに、犯罪人のような扱いだ。


それにしても、この騎馬警官の威容。

戦国武将が馬に乗ったら強いのも当然か。こんなにも早く、強いのか。

まさに我々は雑兵のごとき、存在。

遠巻きに、Putaだの、Mierdaだの、Cabronだの、汚い言葉を叫んでいるが、負け犬の遠吠えである。


チケットを持ちながら、なぜこんな目に、、と思いながらも、これがペルーかと、諦め掛けた時、事態は動いた。

騒ぎを聞きつけたメディアが、テレビカメラを持って現れたのだ。


散り散りになった100人が、テレビカメラの前に集まる。

そして、チケットを見せつけ、

あいつらが入れてくれないんだ!
俺たちはチケットがあるんだ!
騎馬警官が暴力を振るってるぞ!


カメラとそれに群がる100人が、ゲートに近づいていく。

こいつだ、こいつがその警官だ!
で、あいつが入れてくれない係員だ!

ここぞとばかりの大騒ぎ。


そして、、


ゲートが開いた!!




恐るべし、カメラのチカラ。
ペンは剣よりも強し!!


係員は節目がちにゲートを開け、
騎馬警官はその場を去って行った。



試合はすでにハーフタイム。


なんだったんだ、この時間は??


それにしても、チケットがあるのに!と叫んでいたのは、目測で100人ほど。

ゲートが開いた瞬間になだれ込んだ人間は、ざっとその数倍。

さすがペルーである。




ちなみに、そのゲームは0-0だったような、1-0でペルーが勝ったような。

あまりに入場前にパワーを使いすぎ、ほとんど覚えていない。



ただ、パラグアイの英雄チラベルト(キーパーでありながら、フリーキックの名手)が、PKをわざわざ蹴りに来て、しかもそれを外し、全力疾走で自陣で帰る、哀れな姿だけは、よく覚えている。

ええもん見たなあ、と。




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サッカーファンも、そうでない人も、ぜひ一度訪れてほしいスタジアム。


スペイン・バルセロナの、カンプノウ。
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そして、同じくスペイン・マドリードの、サンチアゴ・デ・ベルナベウ。
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まず、日本人、とくにサッカーファンでなければ、ピンと来ないのが、「サッカー専用スタジアム」。

日本で代表の試合など、大きな試合が行われるのは、国立競技場や日産スタジアムや、長居陸上競技場。

みんな、サッカー専用ではなく、総合競技場。

つまり、サッカーのフィールドの周りに、陸上のトラックがあり、スタジアムから選手までの距離が非常に遠い。

サッカー専用スタジアムは、目と鼻の先に選手がいて、臨場感がぜんぜん違う。


日本でも、もちろんサッカー専用スタジアムはあるけれど、サッカーのためだけに作るとなかなか採算性が合わず、大規模なスタジアムにはできない。

日本で世界レベルのサッカー専用スタジアムは、埼玉スタジアムくらいか。



そして、その埼玉スタジアムを、規模でも、歴史でも、圧倒するのが、スペインのこの両スタジアム。


ブラジルのマラカナンとか、イタリアのサンシーロも、同規模のサッカー専用スタジアムだけど、スタンドとフィールドを隔てる堀があったり、ネットフェンスがあったり。


スペインの両スタジアムは、それもなし!



写真の通り、私は、カンプノウではフィールドのすぐそば、ベルナベウはかなり上の方の席で観戦。

フィールドすぐそばはもちろん大迫力。

ちょっとマニアックだけど、私はこの時目の前でプレーしていた、バルセロナの駆け出しの右サイドバック、プジョルの闘志溢れる圧倒的なプレーに、ファンになってしまった。
その後、彼はその10年後、このチームのキャプテンとして、世界一になるわけだが。


もう一つのスタジアム、ベルナベウ。

かなり上の席だったけど、ものすごい急勾配になっていて、真上からフィールドを見るかんじ。

ぜんぜん「遠い」というかんじがしない。
なんだか、テレビゲームのように俯瞰できる。

この時は、あのジダンがいた頃。

ジダンの薄い頭がしっかり真上から見えましたv



スタジアム一つとっても、サッカーが文化として根付いていることを実感。



ちなみに、こういうチケット。

よほどの好カードでもなければ、当日と窓口か、あるいは(オススメしづらいけど)ダフ屋からわりとリーズナブルな価格で買えます。



サッカーが好きでなくとも、
スポーツというより、ヨーロッパ文化を堪能しに、
ぜひお越しを!!



旅人ふちがみ