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旅人ふちがみの旅ブログ

世界50カ国を放浪したふちがみ猛志が、当時を思い出しながらつづるお気楽ブログ。
政治を目指す原点である旅の記録から、ふちがみの一端を知ってもらえたり、世界に興味を持ってもらえたら、幸い。

昔の話なので、記憶違いがあってもご容赦を願いたい。

ああ、私はヨーロッパに来たんだ、、

と実感した、物価以外のもう一つ。



それは、日曜日。

オーストリアの最初の都市、ウィーンに着いたのが日曜日。
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おおっ!

という街並みだけど、


お店はどこも閉まっている。

どこもかしこも。

楽しむに楽しめない。



これまで、外国人観光客が行くような町は、曜日なんかほとんど関係なかったんだが、、

さすがヨーロッパは違う。




ここにいてもやることないなあ、、、



と思い、ノープランの気楽な旅人である私は、数時間でこの町を後にしたのだった。




旅人ふちがみ

そういえば、

ハンガリーからオーストリアに移動する時、私は初めてヨーロッパ内での国境を経験した。



ハンガリーのブダペストから、オーストリアのウィーンまで、たしか4、5時間くらいの電車だったような。


ま、そこの記憶は不確かだが、

日本の新幹線車内の検札みたいなパスポートチェック。
気楽さも同じくらいで、私は寝ていたので、半ば寝ぼけた状態で、「はいよ」と、パスポートを渡し、まともに顔すら見せなかった。
スタンプもなし。


へえ~、こんな楽なもんなんだ。
これがヨーロッパか!


と、つくづく感じた。


これまでもインド~ネパール間の国境は通ったが、これほどまで緩くはなかった。



ちなみに、これはあくまでも、旧東ヨーロッパから、西ヨーロッパへの移動。
このあと、ドイツ、フランス、イタリア等々、西ヨーロッパ内の国境を次々越えるのだが、それはもっともっと緩く、パスポートチェックすらないこともしばしばだった。

それも1998の話。
両替すら必要ない今は、もっと国境らしくないんだろうな。





旅人ふちがみ
サウンドオブミュージックの舞台、
オーストリア ザルツブルク!




美しい街並み。
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たしか、この丘の上の城から見た景色。
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なかなかの街です。

ほんと綺麗。綺麗。綺麗。



しかも、あのサウンドオブミュージックの舞台ときたもんだ!



そう思うとさらに心が踊る!!



と思ってたけど、

私はサウンドオブミュージックを、ちゃんと見たことがないことに、途中で気づいた。
(小学校の授業で見た気がするが記憶薄し)



ま、それでも、なんとなくで心が踊るのが、名作の舞台ってもんだ。



もうひとつ。
たしか、私はここでユースホステルに泊まり、30ドル超えに、腰を抜かしそうになった。

だって、それまではアジアの国とハンガリー。
7ドル以上の宿には泊まったことがなかったのだ…。


ああ、とうとう(物価の高い)ヨーロッパに来てしまったのだ、、

と、薄い財布を見つめながら、実感したのだった。
(ハンガリーもヨーロッパだけど)





ふちがみ猛志
書く順番がテレコになったが、私の二度目の旅は、

マレーシア(ストップオーバー)
→トルコ
→(空路)ハンガリー
→オーストリア
→ドイツ
→ミュンヘンを起点にあちこち


となる。


で、そのオーストリア。


最初の感想は、、


「物価、高っっっ!!」


西ヨーロッパの中では普通である。


しかし、これまでアジアを旅し、ヨーロッパといっても当時はトルコくらいの物価のハンガリー。


それが陸路で隣のオーストリアに来ると、軽く二倍!!


ほんとビックリ。



町並みや、食文化なんかは、ドイツ圏というかんじ。

アルプスの景色なんかは素晴らしかった。



ではでは、そんなオーストリアを少し書くとする。

たしか三日ほど滞在したっけな。




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ついでにもう一国。

私はこれまで、約50カ国を旅したのだが、自分で言うのも何だが、その中には「カウントするのがズルいんじゃないか」と思えてしまうものもある…。


たぶん五カ国くらい、宿泊せず、半日、あるいは数時間しか過ごしていない国がある。
(まあ、それを差し引いても45カ国はある。四捨五入で約50カ国である。)


その一つが、デンマーク!


ミュンヘンに留学していた友人と、北ドイツを旅したとき、

「デンマーク行っちゃおうぜ!」

と、ほぼ、入国することを目的に、入国。

だから、コペンハーゲンにも行ってない。
世界三大がっかりの人魚像にも出会っていない。


ドイツとの国境はこんなかんじ。
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こんなかんじ。
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まあ、町並みは「普通」というのが感想。



せっかくデンマークに来たんだから!

と、デニッシュも食す。

しかし、甘ったるいものが入っていて、あまり口に合わなかった。




とりあえず、そんなデンマーク。


たしか、滞在時間、3、4時間。



ちなみに、空港のトランジットはもちろん、「バスで通過しただけ」は、この50カ国に含まれていないのであしからず。


あくまで、短時間であれ、地に足をつけ、その国に目的をもって入国した国が、約50カ国である。


ちなみに、ちなみに、

バスで通過しただけの国としては、ベリーズと、ボスニアヘルツェゴビナがある。

前者は、そのくせビザ代を10ドル取られて腹が立った。

後者は、やたらと墓場や、銃痕だらけと建物が多く、なんともいえないバスの車窓だった。




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ベネルクス三国の最後、ルクセンブルク。

正直言って、ほとんど記憶がない。


地理の授業では、世界有数の鉄鋼メーカーや、世界一の一人あたりGDPなんかを習ったわけだが、、


こんな写真が残る程度、、、
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きれいはきれいです。


いや、すいません、
覚えてないのですが、この写真を見る限りは。


これくらいで許して下さい。



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ベルギーに引き続き、オランダ。

オランダもさらりと書く。


①風車
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ちなみにこの写真の私は、ハーモニカを吹いている。

ほとんど吹けないのだが、旅人の憧れ、スナフキンのマネをして持ち歩いていただけである。


風車の風景は、まあ何というか、「オランダと言えば!」みたいなかんじなので、とりあえず行くといいでしょう。


②チーズ
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…の工場。

観光地的に見学できるところ多数。


私よりはるかに背の高いオランダ女性が、チーズに何か塗ってはりました。


オランダのチーズはたしかにうまい。

だが、安易に土産に買うと、あまりにクセがあり、日本人の口に合わないこともある。
青カビとかではない、普通の色をしたチーズでも、ありうる。

試食してから買うべし。


③昼のアムステルダム
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運河の町、アムステルダム。

たしか、この写真が、ゴッホも描いた跳ね橋。


絵になるところが多い。

町歩きもけっこう楽しい。
あと、平地ばかりのアムステルダム。
レンタサイクルも多く、それもいいだろう(私はケチって歩きのみ)

堺も、環濠を復活させて、自転車と水辺の町として、PRできないものか。



④夜のアムステルダム
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キレイな町並み、

あるいはチューリップや風車。



そんなものとは全く別の顔を持つ、夜のアムステルダム。



その象徴が、飾り窓。


ここではあえて、予備知識のない方のための説明はしないが、、


とにかく、すごいところ。


当時20才で純真だった私は、決して!!そこで遊んではいないのだが、、


観光地化されているので、老若男女問わず、そういう目的ではない観光客がたくさん歩いている。
(逆に言えば、そういう目的の人は気まずいのではなかろうか…)


だから、変な意味ではなく、「ここにしかないもの」を見てみたい方は、ぜひ見学に行かれるといいだろう。


なお、この他、コーヒーショップとか、アムステルダムには色んなものがある。
単なる好奇心だけでそういったものを楽しもうとするのは、やめられた方がいいだろう。

なお、私のような小汚い旅行者は、アムステルダムに行ったことがわかると、帰りの空港税関での入国審査が非常に厳しくなるから、くれぐれも変な気を起こしませんよう。



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ベルギー。

さらっと通り過ぎたので、さらっと書く。


①ブルージュ
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私はこの雰囲気から「ベルギーの倉敷」と呼んでいる。心の中で。

雰囲気はかなりよい。

一見の価値あり。


②ベルギーワッフル
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…と、若かれし日の私。

まあ、日本のマネケンのワッフルとの違いはよくわからんが、ベルギーワッフルというからには、行った人は食べるべしだろう。


ちなみに、ベルギーに限った話ではないが、私は日本人旅行者に、バックパッカーならぬ、リュックサッカーと呼ばれていた。

とてもバックパックとは呼べない、この写真のリュックだけで、インド1ヶ月強、ヨーロッパ3ヶ月の旅行をしていたからだ。



③ゴディバ
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言わずとしれた、ベルギーチョコのブランド。

ここが本店なのかどうかは知らないが、観光客も含め、わんさか人がいて、オシャレで、甘い香りが立ち込めていた。

小汚い身なりの私には、あまりに不釣り合いの場所だった。

まあ、空港でも、日本でも買えるわけだが、本場ということで、来店の価値あり、としておこう。


④小便小僧
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シンガポールのマーライオン、
デンマークコペンハーゲンの人魚姫像と並び、

「世界三大がっかり」と言われるだけあって、がっかりすること、この上なし。


そういう意味では、行く価値なしだが、「世界三大⚪︎⚪︎」は、いずれにせよ話のネタにはなるので、まあ、行きたい人は行ってください。



ベルギーの印象は、以上のようなかんじである。




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ドイツでもう一つ印象的だったのが、サーシャという、ドイツ人とセルビア人のハーフの友人(男)。

時は1998年。

旧ユーゴ紛争が、クロアチア、ボスニアからコソボへと移り、セルビアはアメリカを中心とした欧米各国から敵視され続けていた。



紛争なんてものは、どっちから見るかによってガラリと変わるわけで、、

セルビアの血が半分流れるサーシャは、セルビアへの仕打ちにいつも憤慨していた。

そして、「アメリカ」「クロアチア」といった言葉を耳にするだけで、我を忘れて怒り狂うのだった。

言葉は悪いが、「怒り狂う」という言葉がピッタリなほど、手が付けられなくなることも。



ユーゴ紛争は、民族と宗教が、、、

なんて教科書の話ではない。



ああ、感情なんだな。

と思った。



こいつが俺の親戚を殺した。
母国に爆弾を落とした。
そいつをあいつが支持している。


そんな怨み。


きっと、パレスチナ問題も、理屈を超えて、感情が動かしている、、はず。




翻って、いまの日本。

中国や韓国との関係。


歴史がこうだから。
尖閣はこういう経緯があって。
竹島はこんなで。


という理屈よりも、最近聞こえてくるのは、


お互いに感情的な嫌悪、憎悪。




理屈の上での問題を解決するのも、まずは感情のシコリを取らないと、話になるものもならない。

力で解決したら、また憎悪を生み、感情をこじらせるだけ。



感情の問題は、感情で。

「でも、俺の友達はそんなことないし」と。

時間がかかることだけど、こういう時だからこそ、国際交流、草の根交流、国を超えた人と人との付き合いを、じっくり育てなければならないと思う。

それって、基礎自治体でもできることだし!




ちなみに、私にそんな紛争に思いを馳せさせたサーシャ。


大のアニメ好きで、その後来日し、金額十万円以上、長さ50センチ以上のアニメグッズのレシートを、私に自慢げに見せてくれた、チャーミングな男である。

彼の存在のおかげで、私はセルビア人やドイツ人を、十把一絡げに嫌悪することは、絶対にないだろう。




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どんな世界にも、差別や偏見は大なり小なり存在する。
そして、バックパッカーなんかをしてると、それを感じることも多々ある。

私がこれまで50カ国ほど旅した中では、98年のドイツが、「大なり小なり」の大だったように思う。

※あくまで主観だし、たまたまということもあるし、私には大好きなドイツの友人がいることも、付け加えておく。



まず一つ、世の中の空気がそうだったように思う。



当時、ネオナチが台頭し、スキンヘッドのそれとわかる若者が、けっこう町にいて、アジア人で小汚い私は、よく彼らに睨まれ、侮蔑的な言葉を吐きかけられもした。

また、頻繁に警官(私服警官含む)に呼び止められ、パスポートチェックがあった。
もちろん私の身なりの問題もあったが、やはり社会の空気を反映していたように思う。


小さな子どもにまで、よくからかわれたものだ。

「チン・チャン・チョン」という言葉がある。

中国語の響きから、中国人(及びそれに似たアジア人)を侮蔑した言葉で、ヨーロッパで広く使われている。


電車なんかで指差され、ヒソヒソと「チン・チャン・チョン」と言われたり、

通りすがりにそれを吐きかけられたり、

街中で「チン・チャン・チョン!」と言いながら数人の子どもが囲んで、そして逃げて行くことも。

そして、それをその親が黙って見ていることも。



とにかくその頻度が、ドイツでは多かった。




こんなことがある度、私は、つくづく日本っていい国だ、と思ったもんだ(当時)。


もちろん日本にも差別はある。


でも、日本では人目もはばからず外国人に差別的な言葉を吐きかけることはほとんどなく(当時)、子どもがそんなことをしたら親が止めるはず(当時)、、、


そんなモラルのある日本だからこそ、世界が仲良くなるためにできることがあるのではないか、、

とか思ったりしたもんだが。




だから、私は昨今のヘイトスピーチに、心から失望し、唾棄すべきものだと思っている。



なんだか旅ブログっぽくなくなってしまったが、少なくとも、あちこちで差別的な扱いを受け、特にドイツではよく受け、そして当時の日本と比較し、日本を誇らしく思ったことが、私を政治へ誘ったことのひとつでもある。

一方で、今の日本への失望が、更に私を政治へ突き動かしてもいる。





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