「RFK jr.」とは「Robert Francis Kennedy Jr.」(ロバート・フランシス・ケネディ・ジュニア)のことになる。「Robert F. Kennedy Jr.」と表記されることが多い。当ブログでは「ロバート・F・ケネディ・ジュニア」と題して7月30日にご紹介している。

 RFK jr.を人々の記憶に関連付ける1番の説明の仕方は、1963年にオープンカーでパレード中に暗殺(射殺)された第35代アメリカ大統領「ジョン・F・ケネディ」の甥であり、さらに、1968年に大統領を目前とした選挙運動期間中に暗殺(射殺)された「ロバート・F・ケネディ」の息子(第3子次男)であると説明することだ。

 さて、現在のアメリカのバイデン政権。大変な極悪非道政権であることは間違いない。賄賂平気、人殺し平気、大量虐殺(ジェノサイド)平気、戦争平気。どんな悪事でも平気だ。ただし平気である条件があって、それは自分たちの私腹を肥やすことになる場合に限られる。

 常々思っていることだけれども、バイデンの手下でビクトリア・ヌーランドという、女の極悪人がいる。この人の悪相はひどいねえ。こんなブス始めて見るというような醜悪な顔をしている。ところが若い頃の写真を見るといたって普通で理性的な顔をしている。

 それがここまで凶悪な面相になるということは、やはり、極悪非道な悪事を重ねてきたせいだろうと思わせる。美人だから心も美しい、不美人だから心も醜いなどというつもりは全くないけれど、というか反比例しているような人もいるけれども、ビクトリア・ヌーランドに限っては、醜悪な面相=醜悪な心と考えて良さそうだ。

 おそらく、できるだけ醜悪に、悪魔に見えるように自分の顔を作っている面もあると思う。なぜそんなことをするかといえば、人を脅して怖がらせ、自分の要求を飲ませるためだ。

 そんな極悪非道な女を手下に持っているバイデンは、もっと極悪非道な大統領といえる。人に犯罪をさせるだけではなく、自分自身も犯罪者そのものだ。人間としての良心も、プライドも、理性も、情けも、おおよそ人間としての美徳を全部捨ててしまっている。

 

 こちらはビクトリア・ヌーランドとは違って見た目がいい。身長が高く、すらりとしている。サングラスをかけてスクッと立っている姿など見映えがする。ただし、既にボケているという噂がもっぱらだ。おそらく、自分が悪人であることを隠すためにはボケるしかないのだろう。ビクトリア・ヌーランドが醜悪さで勝負ならば、バイデンはボケで勝負だ。

 バイデン大統領のアメリカを語るときにしばしば登場するのが、グローバリスト、ディープステート、ネオコン、スーパーリッチ、金融資本、エスタブリッシュメントなどという、実態がよく分からない言葉だ。私はこのような言葉を耳にするたびに、その像の曖昧さにイライラする。

 何かヒントはないかと思って考えていたら、1971年に日本の国会で、当時の青島幸男参議院議員が佐藤栄作総理大臣に向かって、「総理は財界のちょうちん持ちで男メカケである」と発言していた。要するにそういうことなのだろう。つまり、グローバリスト、ディープステート、ネオコンなどという曖昧な概念よりも、私にしてみれば"財界"の一言でずいぶん理解したような気持ちになれる。

 考えてみたら、安倍元総理も大叔父に輪をかけて「財界のちょうちん持ちで男メカケ」だったのだろうと思う。日本の財界もろくでもないからね。増税賛成、移民賛成、派遣賛成、終身雇用反対だから。日本のことなど何も考えておらず、気にしているのは自分たちの金儲けのみだ。

 安倍政権は憲政史上最長を誇った。その秘訣は既得権益を保護したからだった。権力のある者、金のある者、発言力のある者、影響力のある者などを保護した。保護したというか、彼らの利益を保証した。なるほどと思う。政権を維持することだけを考えるならばそれが一番いい。

 その代わり、日本は進歩していかない。強きを助け、弱きをくじくために、社会全体は安定するものの、旧態依然の状態になって発展することがない。それはこの30年間の日本の経済状態を見ればよく分かる。さらに、平和も失われる。政府が財界の犬になってしまったら、国民の生活は不安定・不穏になる。

 そんな、財界のちょうちん持ちで男メカケであった佐藤元総理や安倍元総理を、これ以上ないくらい巨大化、悪徳化させたのがバイデン大統領になる。アメリカ版「財界のちょうちん持ちで男メカケ」という存在になる。さすがアメリカだけあって、大虐殺(ジェノサイド)でも戦争でも何でもござれだ。財界の利益のために、一国を滅ぼすことくらい平気でやり始める。

 バイデン大統領は極悪人だけれども、アメリカには極悪人が掃いて捨てるほどいる。ビル・ゲイツももちろんその中の1人だ。アメリカを代表する極悪人になる。アメリカの財界は、新型コロナ騒動で大儲けした。新型コロナ騒動はアメリカの財界が主導したものであり、バイデン大統領は提灯持ちの男メカケとして活躍した。

 ロシア・ウクライナ紛争もアメリカの財界主導だ。ただし、この場合には、財界と大統領の間に、国防総省が挟まる。国防総省は国防総省で、世界の平和よりも自分たちの権力や勢力の拡張に熱心だからだ。もちろん、これまで以上の多額の国家予算も狙っている。新型コロナ騒動も生物兵器という意味で、国防総省がプロデュースしていた部分があったという。

 結局のところ、アメリカ文明の行き着く先は"利己主義(エゴイズム)"だったということかな。個人主義ではなく"利己主義(エゴイズム)"になる。個人主義は他人も1個の人として尊重するが、利己主義は「今だけ、金だけ、自分だけ」になる。他人が不幸になろうが、死のうが、そんなの関係ない。今のアメリカは完全に利己主義が社会全体を覆ってしまった。そして、日本も岸田総理を見れば分かるように、平気でジェノサイドを行う利己主義国家になった。

 ずいぶん前置きが長くなった。「RFK jr.」の話に移ろう。今回の記事を書こうと思ったのは動画を見たためだ。それは、タッカー・カールソンがRFK jr.にインタビューしている番組になる。とっても気持ちのいい、心が洗われるような動画だった。その動画は以下のとおりになる。

《タッカー・カールソンがロバート・F・ケネディを「ワクチン以外で」インタビュー》

Part 1 シークレットサービスが付けられていない経緯

Part 2 メディアがRFK Jr.を嫌う理由

Part 3 ウクライナ戦争

Part 4 生物兵器開発とコロナ

Part 5 国境問題の実態

Part 6 出馬する理由

 動画を6本も見るだけのヒマなんかあるものかという方は、せめて最初の1本だけでもご覧いただけると嬉しい。9分弱の動画になる。

 これらの動画の中でRFK jr.が何を言っているかといえば、それはとっても簡単なことで、常識を訴えている。嘘をつくのは良くない、相手の立場を理解しよう、約束を守ろう、デタラメをしてはいけない、戦争よりも平和がいい、貧しい者や障害者には保護が必要だなどのことになる。

 ひどく当たり前のことを言っているようにも思うが、今の世の中は大統領や総理大臣などがすっかり財界に汚染されて男メカケ化しており、金儲けのためなら人殺しも平気で行っている。そういう社会ばかりを見せられている私にとっては、常識を訴えるRFK jr.が大変に素晴らしい人に思える。

 RFK jr.の話は、私の頭の中に素直に、抵抗なく、スッと入ってくる。他人だとは思えないくらいだ。常識だからそうであるともいえるけれど、それだけ普遍性のあることを言っているせいでもある。具体的、個別的なことに関してはRFK jr.といえども間違いがあるかもしれないが、考えのベースがこれだけ普遍的なものであるのなら、修正は容易だと思わせる。

 というように、私はRFK jr.が素晴らしい人であることを言いたくてたまらないのだけれども、残念なことに、日本人の能力の低さでは、RFK jr.が素晴らしい人であることをほとんどの人が理解できないだろう。

 アメリカ人ならどうだろうか。アメリカ人は日本人よりも賢いことは確かだけれども、それでも、RFK jr.を大統領に選出することはできないかもしれない。なにしろ、現在バイデンという最低の男を大統領にしているくらいだから。アメリカ人は能力が低いというよりも"悪い"のだろうね。「悪人の国アメリカ」といえる。

 まあ、それでも、RFK jr.を大統領にすることはできなくても、せめてバイデン一派を政権から引きずり下ろすくらいの、小さな良心は見せてほしいと願っているけれども。