さぁ目を閉じれば暗闇だ
これは当たり前の事である

貴方は目を開けている状態にも限らず暗闇を感じた事があるであろうか?

私の眼球を通して入ってくる情景は色を失う
目を背けてしまいたい事が蔓延している

黒 なのだ
真空の音は一瞬で軽いはずである私はそう思いたい

真空の音とは真空を音で表現すれば そういう事である

では世界の終わりの音はどうであろう
ワールドエンドだ

ノイジィであり音は重なり怒濤の如くにビィトが刻まれるそれはまさに圧倒的
そのようであって欲しい



睡眠薬を欲す
私は睡眠薬を欲する

今日こそはと意気込み目を瞑れば
何故だか私は泣けてきた
目を瞑る時こそが心臓の音を大にして感じる時である

動悸なのであろうか
ぞわぞわしてくる
毎晩繰り返す悪夢である
夜もうかうかとはしておれぬ。


そもそも私が今、此処に存在している事が大きな間違いのような気がして仕様がない
私は本当に許された存在なのであろうか
神がいるのであれば神に問いたい

学者の話は収拾がつかぬ
彼等の言葉紙切れの様に簡単に宙を舞って行くそれは舞ってしまった後ひらりと落ちてくるのであるがそれらが重なる事も不可能であるようだ

彼等の言葉は紙切れである

否、これは学者だけではなく
私と貴方
貴方と彼の者
彼の者と人間
人間と人間
皆の言葉は紙切れである
どうぞ貴方の創造力を駆り立ててみて下さい
そこら中で紙切れが飛び、舞っている事を
あな これこそ正に紙吹雪であろう

私はこのように私の極上の妄想によって自己を慰める事でしか存在を認める事ができぬ


私の誇っているもの
貴方が誇っているもの
私達が思っているより案外に大した事がないのかもしれぬ

私はただただ逃げておきたい

貴方のプライドは簡単に私を潰してしまふ

我が現実世界も私にとっては重圧にしかすぎぬ

私は存在の証明が欲しいだけである

アデュ
私は目を開けた
こっそりと
空が動いていて、気持ちが新鮮になった
時間は確実に過ぎていく

まだ蝉はやんややんやと鳴き狂ってはいるものの、秋は近付いている

私の捉えようのないこの空虚感はどこからきているのであろふ

それを考えると辛くなるので私は考えぬようにする

しかし、今日(けさ)は暗雲の中に一筋の光を見付けた時のようなそのような気持ちだ。

久しぶりに雨を眺めたくなる

皆、嘘をつく時は決まって同じような事をいふ

私は表面では分かった顔をして微笑む事にしているが

同時に

内でも真実を分かった気がして顔が歪む


モウヨイノダヨ ナニモヤサシサヲミセナクッテモ

嗚呼 なんと 滑稽であろう

しかし、なんだか行動をしてみたい
そのような気持ちがふつふつと沸いてきたガンバロウ
彼の者が言ったような言葉は私にとってなんの慰めにもならなかった。

彼の者が好んだ物は未だに私に多大な影響を与える

彼の者が愛したものでさえも


私はこの世にいないのであろう

言ってしまえば


私はこの世にはびこる悪にもなれぬ

ただの弱い者だ


どうすれば良いのかも分からぬ


色も失っては私は透明人間になるしかない。

フェイドアウトしていくかのように
わたしは消えてゆきたい