学生時代の夏、星仲間3人と野辺山で星見していたときの話です。
夜、駐車スペース近くの野原で寝袋にくるまって星空を眺めていると、十数台のバイクが現れました。派手な暴走族ではなかったですが、やんちゃ感いっぱいな同年代の集団でした。からまれないかと少し不安に思っていると、向こうも我々に気付き、「何してるの」と話しかけてきました。彼らは、ただ星空を眺めに来たという我々に驚いていました。
「まあ、見上げてみたら・・・」と勧め、「あれが○○座・・・」とかいろいろ説明をしました。“にわか星見会”です。結局、1時間くらい、彼らもいっしょに眺めていました。そして、「ありがとう」と言って去って行きました。
人を結びつける “星空の力” を感じた経験でした。