旅情報が豊富でなかった時代、先入観無しに初めてみる車窓は素晴らしいものでした。今も印象に残っているいくつかを紹介します。
[羽越本線]
・新津駅出発直後の夜明け前の雪の原。
・初めて見た日本海。
・海岸線沿いに次々現れる奇岩。
・波の音が聞こえてきた小さな停車駅
・象潟
(土地隆起前の姿に思いをはせながら)
・雄大な鳥海山
[奥羽本線]
・八郎潟の干拓地
(昔はここは湖だったんだと思いながら)
・夕日にキラキラ輝く雪の原と、それを見下ろす丘のカーブを力強く上って行く833列車の勇姿
(後方の車両に乗車していたので、牽引する電気機関車と前方の車両が一望できた)
車窓の写真は1枚も撮っていませんでした。列車旅を全身で感じるのが目的だったからか・・・。写真はありませんが、こころにはしっかり焼き付いています。