最近観た映画について、二本ほど書きます。
まずは、コロナ患者が日本で初めて確認された際の、ダイヤモンドプリンセス号の中での、DMAT(災害派遣医療チーム)の活躍等を描いた「フロントライン」。
実話を基にしているため、何となく内容は推察可能なところでありましたが、娘の学校行事で有休を頂いた日があり、その隙間時間を利用して観てきました。
この当時、私はジャカルタにいて、夫の職場からは「日本には一時帰国しないよ〜に!」という指示が出ていた頃であり、あまり騒動の顛末を詳細に把握していなかったのですが、映画を観て、全員が船を降りるまで、こんなことがあったのか〜、そして、降りた人達はこんな風に搬送され、また、そうなるまでにDMATや国の役人達がこんなに動いてくれたのか〜というのがよく分かりました。
災害が毎年増加の一途辿る日本、これからDMATの活躍の場がさらに増えるのでは?と思われますが、改めて頭が下がる想いになりました。
私も職業を選ぶとき、こうした、社会貢献度の高い仕事を選べば良かったな…と、(もうじき50代になるのですが)思ってしまいました。若い頃は、どちらかというと、映画では正義を邪魔する側として描かれていたマスコミを目指していたもので💦あっ、でも今は、ただの会社勤めです(-。-;
さてさて、もう一本。こちらは昨日観たのですが、「夏の砂の上」。オダギリジョーさんがやるせなさ過ぎる中年男性役を演じていて、その妻役(映画の途中で元妻になるが…)として、松たか子さんが出ています。松たか子さんの演技がとても好きで(ちなみに、私、同い年)、出ている映画はできるだけ観ているのですが、今回は、オダギリジョーさんのあまり言葉で多くを語らない演技が良かったですよ。最初から最後まで、人間のやるせない心情を描いていて、その、やるせないまま終わる感じなので、映画観てスッキリしたい!という方にはお勧めしませんが、繊細な心情描写が好きという方には観て欲しいです。なんか、文字では上手く説明できない映画で、とにかに観てもらわないと想いを共有できない感じなのです。
ではでは、今朝は六年生の息子が、学校の宿泊行事に出発したので、2日間ほど我が家は静かになりそうです。宿泊でも、初日のお昼はお弁当持ち(捨てられる容器指定で)で、ちょっと朝は面倒でした。学校さん、お金出すから、宿泊の時くらいは仕出し弁当とか手配して〜!
それでは、そろそろ職場の最寄り駅到着です。
今日も何とか乗り越える!
こちらは、先日、帰り道で見つけた虹🌈。


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