初めての方は注意事項に目を通してからお読みください。


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脱衣所の窓を開けて臭気も抜けたので、予定していた買い物へ。


この買い物も、毎度やらかしてくれる父親…。




この日は他の車や人に大騒ぎはしなかったが、たまにしか行かないデパートに先に寄ったせいで幾多の困難が……(苦笑)。

運転手の父親は、少し先の入口という看板に目を奪われ、手前の出口専用から駐車場に侵入しようとする。

やっと入口から入ったが、通路の矢印を確認せず他車と接触しそうになる。

その後、デパートの入口で母親だけを降ろして駐車。




父親は車内で待機し、俺は車から降りてデパートから出てくる母親に『車の位置を教える』。




これも何気ないことだが、俺がいないとちょっと面倒なことになる。


例えば、俺が母親と一緒に降りたとする。

その後、父親が駐車スペースを探して車を止めると、母親と俺には場所がわからないよね?

でも、父親にはそのことがわからないらしい。


だから、黙って車で待機している。

たまたま俺と母親を見かけたらクラクションを鳴らす程度。

意地でも車から降りない不精ぶり。

意識的に俺と母親を探すことはしない。

恐らく、その必要性をわかっていないから。




一緒に車を降りても父親が先に車に戻ったりすると、勝手に駐車場所を変えていることもあり、当然こちらが探す羽目に……。




そんなときも、人を気遣う風はない。

寧ろ、遅いとか、いつまで経っても来ないとか、平気で相手を責めるような台詞を吐く。

なぜ遅くなったのかがわからない父親は、自分のせいで人を迷わせたなんて発想は全くない。

それどころか、自分の方が被害者という感覚のようだ。






これには、よく言われる『心の理論』というのが大きく関係してると思われる。


※参考⇒広汎性発達障害(PDD)における心の理論


このアイスクリーム屋の課題は、父親は全く出来ないだろうな。

自閉症の回答はまさにうちの日常って感じでそっちに驚いた。


俺は、「アイス屋、勝手にいなくなんなよ」ってツッコミ入れずにはいられなかったけど(苦笑)




もちろん、欺き課題も出来ない。

これ、日常茶飯事(苦笑)

この人には言うなって言ったことも、しゃべらないでいられない。


だから、父親には重要なことは知らせないようにするしか方法がない。




嘘つけないのって、子供は可愛いけど大人は迷惑なだけだよ。

理解を薦める書籍とかには正直だってプラスの評価をしてたりするけど、言ってはいけないことを口にするのを正直とは言わないよ。




アスペルガーの存在を知ってからは、手順や対処法が少しはわかった。

でも、定型は定型しか知らない。

アスペもアスペしか知らないんだろうけど、人が怒ったり悲しんだり迷惑だと言ってるのに、それに反応できなければ疎外されるのも仕方ないよ。




だって、そうされなきゃわかんないでしょ?

うちの父親なんて、そこまでされてもまだわかってない。




先天的な障害だから本人に非はないように言われるけど、そんなことはないと思う。

アスペ当事者に悪気はなくても、定型を傷つけていることは多々ある。


結果に責任を取るのが大人でしょ?

保護者なしで生活したいなら、自分のしたことには責任取ろうよ。


うちの父親みたいに、後始末は一切しないくせに好きなことやるって、ただのわがままでしょ。




アスペだと気づいて小さくなってる当事者なんて可愛いもん。

一番の問題児は、うちの父親のように全く無自覚な無法者。


ごめんなさいを言えなきゃ、そりゃ嫌われるよ。

ルールを守れない人は、社会生活は送れません。




いいところもある、支え合うのはお互い様なんて言う人は、うちの父親の面倒を見てから言ってくれ。
初めての方は注意事項に目を通してからお読みください。


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お昼前、乾いた洗濯物を取り込むため脱衣所へ。




ん?何か塩素臭い?


また、父親が換気もせずに掃除したらしい。




「(脱衣所にある)洗面所掃除したの?」

「してない」

「じゃ、何であんな臭いの?何もしないで塩素の臭いするわけないでしょ!どこ掃除したのよ」

「風呂だ」

「また換気しないでやってんの?」

「換気扇ぐらいちゃんと回した!んなもん、しないわけないべや」




そこまで言うと、面倒臭そうに地下室へ逃げていった。


何かおかしいよな…




わかった!




「換気扇回したって、いつの話よ?」

「回して掃除したって」

「掃除してる間だけか?」

「ずっと付けてる!」

「ずっとっていつからいつの話よ?」

「昨日だ!」

「昨日???昨日って何よ?今日の朝掃除したんじゃねぇの?」

「昨日の夜掃除した!」

「風呂閉めきって掃除してたのか?」

「そんなのするわけないべや!」

「じゃ、(脱衣所の)窓開けてないんだろ?」

「開けない」




相変わらずアホだってことがよーくわかった……。


取り敢えず、風呂場の換気扇を回しても、風呂の戸を開けたら脱衣所の窓を開けないと臭気が抜けないと説明したら、一応は納得したようだった。




とはいえ、思いついたように突然夜間に風呂掃除。

思い立ったが吉日とは言うけれど、後先考えない父親の思いつきは大凶だと思うぜ。

そもそもあの洗剤で掃除する必要があるのかも不明。

おかげで半日後でさえ臭いが残っていた。


父親に状況を聞こうとするも面倒臭そうに逃走。

地下の部屋でこちらから問いただすも、寝そべったままで悪びれた様子もなし。


逃げたり誤魔化したりすることだけは学習してるんだよな。




さらに、俺が最初に洗面所と言ったから、掃除してないと答えるだけでそれ以上話が広がらない。

父親がいつどんな状況で掃除したかは誰もわからないのに、そこを補って説明しようとはしないんだよね。

まぁ、出来ないというか…。




アスペルガーの特徴としてよく言われるのが、心の理論の発達に問題があるというもの。

うちの父親も結構その傾向はある。


自分の見たもの、聞いたものは、他人も同じように見たり聞いたりした前提で話す。

いつ父親が風呂掃除をしたかなどわからないのに、わかっている父親はそこを当然のように省く。

逆に、俺が臭いからどこかを掃除したと推測できることは、予想できないらしい。


おかげで、二言くらいで済むようなこともとんでもなくややこしくなる。




たぶん、普通はこんなだろう。




「洗面所掃除したの?」

「洗面所はしないぞ。昨日の夜、風呂なら掃除したけど」

「脱衣所臭いけど、換気しなかったの?」

「いや、昨日からずっと換気扇回してるぞ」

「あっ、本当だ。脱衣所の窓開けないから空気出て行かないんだよ」

「そうか、すまんな」






うちじゃ、絶対ないだろうな(笑)
初めての方は注意事項に目を通してからお読みください。


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「そんなに入れないで、二切れだけにしなさい」




これは、今日の夕食時に母親が父親に言った台詞だ。




父親は母親より重度の発達障害と思われる。


ボキャブラリーも少なくて言語力は中学生以下だから、アスペルガーでもないのかな。


アスペルガーは言語障害はあまりないようなので。






うちでは、父親が「~しなさい」と注意されることは、日常茶飯事である。


幼児並に監視が必要だからだ。


注意されてすぐ従えばまだいい。


しかし、この注意は父親が本当に理解するまで相当回数繰り返される。


一度で駄目なら二度三度とは言うが、軽く10回以上は覚悟しなければいけない。


今日は取り敢えずゴタゴタせずに済んだ。






冒頭の台詞は、父親が自分の小皿に取り分けようとしたときのものだ。


放っておくと小皿に山盛りにして、当然、こぼす。


父親の言い分だと、「食べる分を全部取り切ってしまいたい」らしいが…。




そもそも、小皿ってそういうものじゃないよね?


今食べる分を少しずつ取るものでしょ?


恐らく定型(アスペルガーではない人)は、見よう見真似で自然と覚えるのだろう。


でも、アスペルガーはこの見よう見真似が基本的に出来ないんだよね。


一つ一つ全て説明され、かつ本人が納得しないと出来ない。




小皿の役割なんぞ、定型は改めて説明されなくても当たり前にわかる。


その点うちの父親は、どれくらい乗せたらあふれるかということや、こぼしたら乗せすぎだったと認識できるということがない。


幼児でも何度か失敗を繰り返し大人の注意を聞くうちに、どれくらいが適量かを見極められると思う。




うちの父親はこれがない。


あふれんばかりで食べにくくなっているのに、その原因はわからない。


自分の言動が自分に返ってくるという、単純な因果関係も理解していない。




自分でわからないなら黙って人のアドバイスに従えばいいのだが、アスペルガーは無意識に固執している事柄が多い。


認識を変えるのが苦手らしいから、父親の場合も「食べる分を全部乗せる」と自分で決めたら、急な変更を迫られると対応しきれなくなるのだろう。


今日は強いこだわりみたいなのはなくすぐ従ったのだか、恐らく真に理解はしていない。


二切れ程度にしたおかげで、こぼさず食べやすかったと認識出来たかどうか…


わかってなければ、当然また山盛りにする。


それで、定型より不器用なんだからこぼすわな。


さらに、こぼれたおかずをまるで自然現象のように語るよ(苦笑)


「(こぼすつもりはないのに)こぼれた」ってね。




因みに、今日はグラタンを食べるのも苦戦してた。


スプーンを置いたら、スプーンだけで食べなきゃいけないと思うらしく、無理矢理スプーンに乗せようとするんだよね。


キノコなんか箸でつまめばいいじゃん?(苦笑)


スプーンも変な持ち方だし…


で、グラタンに意識を集中してるうちに箸を落としました。






それでも、進歩した方だな。


以前なら、(父親自身のせいなのに)「食べづらい」だのブツブツ文句は多いわ、こぼしても拭かないわ、おまけに「俺は何も悪くない」っていう堂々とした態度。


いや、どう考えてもお前のせいだろ。




父親のこぼした醤油を弟が拭いてるのに、その腕を「邪魔だ」って言ったからね!


ああ、確かに邪魔だろうよ。


のうのうと飯食い続けてるもん。


でも、そもそもお前が醤油をこぼさなければこんなことにはならないんだぜ?




当然、弟はいらついて「お前がこぼすからだろ!」ってキレてたけど(苦笑)、母親も傍観してるんだよね。


母親もまた、何が起きてるのかわからないという…両親そろってアスペって最悪だな(苦笑)


後でこの話を母親にしたけど、案の定全く覚えてなかったし。






そうそう、父親は直径7cmはあろう太巻まで箸で食べようとするよ。


器用な俺でも大変なのに、不器用な父親には無理だって誰か教えてやって。