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2ちゃんのスレで、『旦那が発達障害かも!?な奥様』というのがある。

他にも『発達障害児に迷惑している子供・親御さん』とか、『【早く】我が子の障害?に無自覚な親【気付いて】 』とかあって、ちょっとビックリ。

2ちゃんはほとんど見ないので、中身が意外としっかりしてることにも驚いてて。

お決まりで、下品な言葉を並べる輩が時おり湧いて出るものの、ちゃんと発達障害の知識を持っている人の方が多いのに感心。

それだけ、この障害が社会に知られるようになったってことなのかな。




で、古い『旦那が~奥様』スレを読んで、思ったんだよね。

奥様は、ただ旦那の愚痴を言いたい訳じゃないんだなと。


そういうスレでは合わなかったという人もいて。

単に旦那に対する不満とは違うものを感じていて、それで色々調べてたら、発達障害がちょっと引っ掛かるという奥様たちなのかな。

未診断で手探り状態の場合もあるし、障害濃厚だけど旦那が拒否してるとか、診断しても変わらずとか色々。

そこには、定型では説明がつかない、そして、発達障害とするとやっと腑に落ちたという人もいそう。


愚痴スレのようだけど、罵詈雑言並べてとか悪口のオンパレードとは感じなかった。

何かどうしようもない旦那だけど、どう向き合うのかどう離れるのか模索してる人が多い。

中には、文句はいいけど、愛情を感じるとかはダメとか言ってる人もいたんだけど、俺は揺れるのも仕方ないなぁと思った。




『愛情も捨てきれず、でも愚痴らないとやってらんない』っていうのが、発達障害と付き合う上での一番の問題だと思うんだよね。


俺も以前は、別れりゃいいじゃんって思ってた。

それで解決するしって。

だけど、こんな人を好きになってしまった、結婚してしまった、子どもまで作っちゃったっていうショックって、結構デカイのかなぁって。

ちょうど俺が、毒親って認めたかったけど、認めたら、そんな毒親から生まれた俺って何?って感じたのと同じかもと思った。




相手が発達障害って、想像の範疇を超えてるんだよね。

もしかしたら外国人だと思ってたけど、まさか聞いたこともない生き物とは思わない。

それぐらい、まずはわからなすぎて途方に暮れる。


次に、旦那が、親が、発達障害だということはわかった。

悪い夢でも見ているようだが、間違いないだろう。

でも、こんな相手と家族になっちゃった自分って、どうしたらいいの?ってなる。


奥様なら、旦那と別れてもまた同じ失敗しないのかなって、不安になってたりするのかな。

今度はちゃんと見極められるって自信はある?


俺は、発達障害の親の感覚をたっぷり仕込まれてきたから、外で生活していく自信なんてなかった。

中学生から漠然と社会に出る不安があって、今も染みついた感覚と社会の常識の狭間で混乱するときがあるし。

友達が正常な方向に修正してくれなかったら、本当にどうなってたかわからない。




それに、発達障害もたまにはいいことを言ったり優しい気遣いを見せたりする。

だが、これが寧ろ地獄の苦しみなんだと思う。


なぜって、期待と裏切りの無限ループだから。


発達障害は、その言動の意味なんて理解してなくて、誰かの真似してやってみたとかそんなことだったりする。

だから、善意なんてなくてただの偶然。

それが、たまに定型の心に響いたりするんだよね。


発達障害が相手だと、だんだん気遣いなんか期待しなくなる。

それが悪いんだろうな。

何の期待もしていないところにいいことをされると、人は通常より嬉しく感じる。

発達障害といると愛情エネルギーが枯渇してしまうので、些細な優しさがすごく染みてしまうのだと思う。

まさしく虐待の構図。

毎日愛され続けるより、ボコボコにされてからちょっと愛された方が、強く愛を感じてしまう。

発達障害は、これを無意識に自作自演している。




その優しさが、発達障害にとって本当に優しい気持ちが芽生えてのことならいい。

次もあるかもしれない。

だけど、根っこに優しい気持ちがないなら、偶発的なので次はない。

次はないのに、淡い期待をしてしまう。


これが定型を心理的に縛る。

もちろん、発達障害に縛る意図なんてない。

相手の気持ちを読めないのに、そんな操作が出来るわけがない。

もしくは、この言葉をいうと喜ぶというようなことだけ覚えて、TPOに関係なく延々同じ言葉の繰り返しかもしれない。


全ては無意識に。




発達障害の相手はどこまで変われるのか、自分はどこまでなら妥協できるのか。

それがわかれば苦労しないんだけどね。


でも、定型にならないことだけは確かだよ。

それが『障害』と名のつくものだから。
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女装して男に睡眠薬飲ませて、金品盗んでたっていう男の事件。

フタ開けてみたらFtM(体=女性、自認=男性)だった訳だが。


コイツ、当事者には本当いい迷惑だよ。

今度は妊娠、しかも産むつもりらしいから、メディアはセクシュアル差別のオンパレード。

まぁ、ネットや週刊誌なんてそんなもんだけど、かたや一般紙では妊娠などには触れないというのも悲しい。

腫れ物に触るような感じなのが嫌だ。

真面目に解説してほしい。


といっても、説明できる人がいないから触れないんだろうけど。


セクシュアリティは情状酌量の材料になんてならない。

でも、犯罪とセクシュアリティは分けて取り上げるべき。

9月11日(木)朝のとくダネ!では、敢えてそうしてるのかこの辺がゴチャゴチャだった。




まず、小倉智昭氏の「あれ、男だっけ女だっけと混乱しちゃうんだけど、妊娠してるってことは女だったんだね」で始まる。

すでに無理解と差別感満載。

神いっき容疑者が診断済なのかはわからないが、もし事件に性別が問題になるのであれば、改めて性同一性障害の診断をすればいい。

どっちに見えるとか、何をしてるから男だとか女だとか、そんなことは他の当事者を侮辱しているに過ぎない。


そして、同様に理解がないと、若狭勝弁護士のような見解になるのだと思う。

現在妊娠6ヶ月の神いっき容疑者が、「俺は男なので女の格好をするはずがない」と容疑を否認していることに対し、若狭氏は「妊娠しているということは、その主張を自ら否定する形になっている」と指摘している。

だが、これは哀しいかな、性別二元論しか知らない人の発想。

産婦人科医の宋美玄氏が言うように、「女の格好をしない」ということと「妊娠した」ということは矛盾しない。

社会学者の古市憲寿氏が説明してくれたが、FtMでも男性が好きなゲイということもある。


補足すると、バイセクシュアルもいるし、男が好きじゃなくても男と性行為をする男性はFtMに限らずいる。

それに、この容疑者が強姦された可能性もあるだろうし、そうなると男として寧ろそれは認めたくない場合だってある。




さらにとくダネ!は、取材の中で同居人や被害者に話を聞いてるのだが、一体何を伝えたいのだろうか。

同居男性に「男として見てくれと言われた。彼女もいる」とか、でも「肌の綺麗さは男じゃない」などと証言させたり。

被害男性の一人に「オナベも知ってるから普通は見抜けるけど、わからなかった」と言わせてみたり。

フジテレビは面白がってるだけだろ。


しかも、締めは小倉氏の「犯行は否認してるけど、あっちの避妊はしなかったとか言われてるらしいね(笑)」で微妙な空気。


下ネタベースで弄りたくなるネタだけど、もう勘弁してほしい。




FtMであることと容疑者の扱いは無関係なんだから、ちゃんと男として報道しろ。

犯罪者だからその辺は適当でいいってことはなくて、寧ろ、他のFtM当事者を無用に侮辱しない配慮は必要だろうよ。

無知すぎる。

産経グループはずっとこんな。

倫理規定に触れないのだろうか。

小倉氏は嫌いじゃないのだが、セクシュアリティの話になると時代遅れのジジイ丸出しなのが残念。




それにしても、子ども滅茶苦茶かわいそうだよ。

裁判でも「僕」って一人称使う辺りも、どこかのFtMに似てて本当に最悪だ。
ブログタイトルにある通り、私、泰斗(たいと)はトランスジェンダー当事者(性自認=男性、体=女性)です。

世間一般には、性同一性障害(GID)として知られていると思います。

トランスジェンダー(性同一性障害)とは…


また、自閉症スペクトラム(ASD)=アスペルガー症候群や、注意欠如・多動症(ADHD)などの何らかの発達障害の可能性が高い両親の下に育ちました。

そのために、両親は私を精神的に虐待し(モラルハラスメント、ネグレクト)、私はアダルトチルドレン(AC)の状態にありました。

両親は診断を拒否したままなので、無自覚な発達障害者に対しては厳しい論調になっています。


LGBTや発達障害という、人によっては受け入れ難い分野を扱っています。
なので、その点に責任を負える方のみでお願いします。

LGBTについては、同性愛や性にまつわる問題、発達障害については毒親(どくおや)、虐待、アダルトチルドレンといったことにも触れますので、十分にご注意下さい。

アスペルガー症候群(自閉症スペクトラム)当事者及び支援者の方へ


なお、どちらも当事者(性同一性障害、発達障害)かどうかという判断は出来ません。
また、セクシュアリティ、発達障害ともに、用語などの間違いの指摘は、なるべく引用などしてわかりやすくして頂けると助かります。


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2012/1/23 記載
2012/2/6 発達障害リンク追加
2012/2/16 修正
2012/2/23 GIDリンク追加
2014/9/9 加筆・修正
2017/6/7 読者・アメンバーリンク追加
2017/11/27 加筆