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新井光です。
自分が少し周りと違うなと感じたのは、
小学校低学年ぐらいだったと記憶している。
わりと複雑な家庭環境だったのも影響しているかもしれないが、
周囲、とりわけ大人の視線や空気感には敏感な子供だったと思う。
七五三、という、有名な子供向けの行事があるが、
僕はそれをすっぽかした。
七五三は、３歳、５歳、７歳のときにお祝いする行事だが、
女の子は、３・７歳、
男の子は、３・５歳、という決まりみたいだ。
子供の成長を祝う、めでたい祝い事なのに、
僕は３歳、７歳のときに両方共かわいい着物を着せられた。
それが嫌で嫌で仕方なくて、
３歳のときにはどこかで脱いで着替えて帰り、
７歳のときには午後からお祝いに行く予定のときに、
夜まで遊びにいって帰ってこなかったのだ。
母親は超絶、怒っていた。
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