バランス感覚のいい人は
リズム感もいい傾向があります。
なぜなのか!?
それはここのところ話題に取り上げている、
「脱力」に最終的には行きつきます。
まず、バランス感覚のいい人は、
楽器を持った時に、なぜかカッコよく見えます。
(この辺の詳細はこちらの記事をどうぞ。)
自然に楽器を身につける方法や、
自然に楽器に触れるポジションを
体が判断してくれるので、
バランス感覚のいい人は、リズムが良くなるのです。
特に特筆すべきなのは、
最近増えた女性のドラマーやベーシストのリズム隊!
個人の性格の問題もあると思いますが、
それ以上に、比較的男性よりも女性の方が、
バランス感覚がいいので、
その延長として、ドラムやベースなどの
リズム楽器が人気が出るのでは!?
と、個人的には踏んでいます。
この辺の真偽は確かめていないのでわかりませんが、
バランス感覚が、楽器演奏に及ぼす影響は、
多くの人をみていてはっきりわかります。
まず、リズム感の悪い人は、
「力いっぱい楽器を演奏してしまいます!」
とにかく親のかたきとでもいわんばかりに
力いっぱい叩いたり、弾いたり、吹いたりしてしまいます。
そして、このタイプの人に共通の特徴で、
【小さい音で演奏できません!】
セッションなどをしていると、
明らかに音量が大きくて、周りが聞こえないので、
小さくしてください、とアドバイスしても、
まずそれができません。
しかも、本人もそれがわかっているのに、
体が思うように反応しない!
こういう症状が現れます。
これは間違いなくバランス感覚の問題です。
バランス感覚の悪い人は、
どうしても体全体の体重移動を使わないと、
楽器にタッチできないので、
大きい音は出せても小さい音が出せません。
また、大きい音というのも、
コントロールされた音ではないので、
大抵割れています。
でも、本人はただ不器用だから…、
と思っているので、
ひたすら練習に励んだりしてしまいます。
でも、体の重心の位置を把握しないまま、
いくら反復練習をしても、
ほとんど成果は上がらないと考えて間違いないでしょう。
さらに言うと、
細かいリズムは間違いなく出せないと思います。
逆にバランス感のいい人は、
自分の中心がしっかりしているので、
最小限の力と動きで楽器にタッチすることが可能です。
体全体を使わないとピアノを弾けない人と、
指先だけでタッチできる人を比べてイメージすると、
この話が理解しやすいのではないかと思います。
これは極端な例ですが、
多かれ少なかれバランスの悪い人は、
体の無駄な部分、無駄な力を使って演奏しています。
あともう一つリズムに関係するポイントがあります!
それは、
「バランス感の無い人は
常に揺れている下半身の上で演奏しなければならない!」
バランス感覚が悪いと、
いつも重心が安定しないし、フラフラしているので、
下半身が常にトランポリンに乗っているような状態になります。
フラフラしている下半身の上で、
楽器をコントロールしなければいけないので、
当たり前ですが、リズムもへったくれもなくなります。
そして、この傾向にある人は、
まず「リズム自体が聞こえていない!」
という状態の人がほとんど。
本人は聞こえているつもりでも、
口で歌わせてみると、細かい部分が
まったく認識できていません。
僕は学者ではないので、
この辺の因果関係はわかりませんが、
体感的に「重心がぶれていること」が、
リズムを認識できない人の、
最大の原因ではないかと思っています。
という訳で、
ちょっと考えてみると、
バランス感覚とリズム感は
とても密接な関係があったのです!
では、
次回もお楽しみに!