楽器演奏はスポーツだ!?~プレイヤーも気にすべき体の秘密 | FTJS!オフィシャルブログ

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前回の「本当にかっこいい楽器の構え方とは!?」に関連して、

体の秘密を少し掘り下げていきます!


「楽器プレイヤーで上達の早い人は、
 かなりの確率で格闘技がスポーツの経験がある!」

もちろん、音楽一家に生まれ、
子供のころから楽器の英才教育を
受けているような人は除きます。

あくまで大人になってから
楽器を始めた人限定ですが、
やはり冒頭のような傾向が強くあります。

と、ここまで書いて、
バリバリ文科系の道を歩んできて、
今から楽器でもやってみようか…、
と思っていた人もご安心を。

大人全員含めて、
(あと色々な意味で不器用な若者含めて 笑)
楽器がスムーズに上達できるコツについて
書いていきます!


とは言ってもコツは簡単。

「楽器は手先だけ器用になれば
 上手くなれるとは考えないこと!
 体全体のバランスに気を向ければ、
 自ずと上達スピードは上がります!!」


多くの人が、
手先が器用じゃないと楽器は弾けないと思っています。

もちろんこれは間違いではありません。
手先(ドラムなどは足先も)を
主に演奏に使うのは周知の事実。

ですが、言われてみれば当たり前なのですが、

【人間の手先は体と繋がっています!】

手先が器用、不器用は、
先天的なものだと考えられがちです。

でも、実は先天的なものよりも、
もっと手先のコントロールに
関係してくるものがあります!

それは、【全身の脱力とバランス】

手先の器用な人は、
無意識に手先から繋がる
腕、肩、首、背中、腰などなど、
繋がっている全ての部分の
脱力が上手いのです!


逆に、不器用な人は全身ガチガチ!
はじめて好きな人に告白する時の様な
体の硬直具合になっています。(笑)

これでは、上手く手先が
コントロールできるはずがありません。

また、合わせて重要なポイントなのですが、
手先が器用な人は
素晴らしい体のバランスを持っています。

常に重心は低く、
でも自然に背筋は伸びて
いつでもどちらにでも動けそうな
自由なバランスで構えています。

逆に、不器用な人は、
バランスがグチャグチャ。

猫背で、足腰に負担のかかる形で、
常にたたずんでいます。


という風に、
器用な人と不器用な人には、
大まかに体への意識の差に傾向があるのです!

ここまでわかれば解決は簡単。

今器用であるか、不器用であるかは
ほとんど関係なくて、
【今からでも全身の脱力とバランス】
に気を向ければいいのです!


実際、何歳からでも楽器は上達します。
(僕たちジャムセッション講座の生徒が証明しています!)

ただし、30歳以上の人は、
ただ練習しても時間ばかりかかって
思うように上達していかない人もいます。

そういう人は、ほぼ100%の確率で
【全身の脱力とバランス】に問題があります。


なので、
子供のころに格闘技やスポーツを経験した人は、
少しだけアドバンテージがあるのです。

でも、どんな人でも、
体全体にしっかり意識を向けて、
楽器の練習をすれば、すぐに上達間違いなし!