「人間は機能美という感覚を誰もが持っている!」
つまり、とっても効率的で、無駄がないものを見ると、
誰しもが「かっこいい!」と感じます。
審美眼には色々な尺度がありますが、
こう言った「機能美」というのも、間違いなく人が魅かれる要素の一つです。
そして、楽器を構えた時に何故だかしらないけど、かっこよく見えてしまう人。
普段は汚いオヤジ(失礼!)なのに、
楽器を持ってステージに立つと
途端に活き活きしてスマートに見えてしまう人。
こういう人は間違いなく、楽器の構え方が違います!
しかも、どんな楽器プレイヤ―でもカッコよく構える人はすべて同じ特徴があります。
その特徴とは、『体はどっしり重く、楽器は軽く!』
要は、構えた時に、体のバランスが良く重心が低いので、
大げさに言うと地に根っこが生えているかのように、安定感のあるように見えます。
その逆に、持っている楽器はとっても軽々と脱力して扱っているので、
無茶苦茶軽そうに見えます。
【体は重く、楽器は軽そうに見える!】
これが、カッコよく構える人の、全楽器共通の特徴です。
また、そういう人に限って、
ステージ上では所狭しとスペースを目いっぱいに使って、
楽しそうに表現するタイプの人も多いです。
一所にたたずんでいる時にはどっしりと安定して見えるけど、
いつでもどこにでも体重移動はできるように、全身脱力し、柔軟に構えている。
「安定」と「柔軟」という一見では相反する感覚を、
同時に感じてしまうので、多くの人は、かっこよく感じるのです。
こういう「機能美」が楽器を構えた時にカッコよく見える隠れた秘訣です!
どうせ同じ楽器を弾くならば、カッコよく構えたいもの。
また、それだけの理由ではなく、
実際構えが良くなると劇的に弾きやすくなり、上達のスピードが上がります!
さらに、体に負担がかからなくなるので、
死ぬまで楽器を楽しむことができるようになります!
一石三鳥の秘訣ですので、是非意識してみてくださいね。
とは言っても、なかなか一人では正しい構い方を習得できないのも事実(汗)
FTJS!の生徒さんには正しい楽器の構え方、正しい体の使い方を、
市販の教則本には載っていないノウハウでお伝えしています!