ハイパー前打ち
名古屋港では、古来から前打ちでのさらにその沖を攻略するために、超前という余り糸を出して探る釣法がありますが、ノッコミの2月から4月にかけて、産卵を意識した黒鯛がシャローフラットが隣接する沖のディープエリアから体力を整えるために果敢に餌を補食しています!
シャローフラットからディープエリア付近までの距離は約20メートル程あり、軽い錘り、軽い餌、太鼓リールなどを主とする前打ちでは、限界がありますのでここ数年試行錯誤を繰り返し、ハイパー前打ちが確立されました!
初春にかけてのこの時期、落し込みや前打での釣果は厳しいですが、ハイパー前打ちでは、20メートル以上沖のブレイク付近に大量にたまっている黒鯛を人的プレッシャーを与えることなく一網打尽にする事が出来る釣法ですので、もしかすると夏場のハイシーズンに勝るとも言える釣果が期待できます!
この釣りのコンセプトは、軽い錘で軽い餌を遠くまで飛ばし、そこからは前打ち同様ロッドワークと自分の足で迅速かつ広範囲を探ることができ、黒鯛のアタリを待つのではなく※攻撃的スタイル※すなわちシューティング的なフィッシングスタイルで今まで魚がいるのは分かっても釣ることができない魚を釣るというものです…
この釣りをさらに研究し関西に持ち込んであらゆる場所で誰も釣ることができない釣果を叩き出しているのが、ハイパー前打ちの名付け親、リーダーの白龍です!
一昨年のオフシーズン南港チヌ釣り大会では、フカセ釣り絶対的有利の中唯一1人ハイパー前打ちで挑み、見事南港チヌ釣りキングの栄冠に輝きました!
こんな所も狙っているそうです…
まだまだ改良の余地がありますが、あらゆる場所を攻略してみたいと思います!
本日の釣果
Android携帯からの投稿
近況報告
60捕獲だより good job
ビリー隊長より琵琶湖にて、自己記録更新となる60センチのブラックを
キャッチしたとのメールが届きました…
今年は、暇さえあれば一人で2馬力のボートで通っていましたが…
等々、ロクマルを捕獲したとのことですので…
ロクマルブラザーズに認定いたしました
ランカーハウス寺田で検量
していただき、見事キャッチした
ロクマルです
スポーツニッポン新聞社より記念
の楯がもらえるそうです…
ランカーハウス寺田釣果ページ
http://www.lunkerhouse.com/angle.php?i=9
おめでとうございます…
今年は、タックルも装備しテクニックも向上し充実してますね~
Power Grip Custom
近年、落し込み、前打ちスタイルにおいては、釣具メーカーや開発に
携わるテスターやモニターの方の尽力により、黒鯛との格闘に対して
ロッドの特性を生かし、鋭い突っ込みを吸収することで巧みに操ることが
できる、いわば【柔よく剛を制す】というように魚をいなして取り込むロッド
が釣り人のアイテムとして定着しています…
しかし、今年の傾向は少し違います…
水温、エサのつき具合等で魚のコンディションが良く、かなりの暴君
と化しており、パワーゲームを必要とされるようになってきています…
特に、テトラ帯での穴釣りやスリットケーソンの隙間、ボート前打ちからの
障害物周りなどでは、合わせた直後からの黒鯛との真っ向勝負が始まり
鋼の鎧を背負った黒鯛と瞬時に戦わなければなりません…
この状況で、朝から日が暮れるまで格闘する間に、握力は消耗し、また
発汗や雨なのでグリップが非常に緩みやすく、一瞬の緩みや滑りで黒鯛に
先手を奪われ、海の底へあざ笑うかのように消えていく姿を何度も経験しました…
そこで、少しでもこの状況を打開するべくグリップのチューニングを試みました…
最初は、リールシートより下にラバーグリップを装着しましたが、リールシート部分が
すべる為、実釣テストしましたが、余り効果が無く失敗です…
この部分がどうしても滑りやすく、またリールシートがあるのでラバーが上からでは
装着できません…
ということで、グリップを一度取り外しラバー装着後、ダブルラップで両サイドを
コーティングしてみました…
リーダーの白竜のロッドを少し見せていただきましたが…
私のブラックジャックスナイパー
白竜のブラックジャックスナイパー
グリップはラバーではなく、つや消しブラックで塗装し滑り止めプラス感度重視…
試行錯誤していますが…
また、今週末関西遠征予定ですのでテスト釣行してまいります…