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税金とはある種「自動的に入ってくるお金」である。税務署がボケーっと椅子に座っているだけで、各国民がお金を持ってきてくれるとても便利なシステムである。


そうやって集められたお金は、国というものを支える実質的な支配者に献上される。ある国ではその支配者が数人いるので、そのお金はその数人の支配者たちの争奪戦と化する。争奪できたお金がその支配者の血となるからだ。要は戦争である。そういう戦争では「いかにして一銭でも多くの血を奪えるか」しか意味をなさない。そこでは美しい大義名分も単なる手段でしかない。


この点を見誤って例えば「この国は国民の民意によって作られている」と思っていると、その「実質的な支配者」すなわち「顔のない化け物たち」の思うつぼである。


復興税が一見変なものに使われているのも、実は至極当然(国民という者が「顔のない化け物たち」の顔を見ようとしないため)なのである。