日々、セッションという得難いご縁の中で、

たくさんのスピリットの方々と交信をさせていただいておりますが、

セッションという場は完全にクローズドのプライベートな世界。

 

その場で何が行われているのか、興味はあるけれど怖さもある、

そういう方も少なくはないのではと思います。

 


昨今の「占い・スピリチュアルブーム再燃」に伴い、

見えない世界にご興味を持ってくださる方が増えて、少しだけご理解が深まったように感じ、

嬉しく思うことも多くなりました。

 

(このブーム、第何次ブームになるでしょう。

幼い頃はユリ・ゲラーさんのテレビ番組などをよく拝見したものです。

 

ずっと前にユリ・ゲラーさんにサインしてもらったお財布、まだ大切に持っています。)

 

 

それでも、人生において「ミディアム(霊媒師)」の元を訪れる経験をされる方は

そう多くはないかもしれませんね。

 

 

私にとってセッションはとても神聖なもので、そこでのお客様と霊界との交わりはいつも温かく、光に満ちあふれる、深い愛の時間です。

 

 

残念ながら、、神聖なセッションの内容を皆さまにご紹介することはできませんが、

少しでも「霊界との交信がどんなものなのか」を皆さまに知っていただければと、

 

先日、3月20日にオンライン開催されたイベント「With Spirits 8」の中で行われた「Mediumship Platform(公開霊界交信)」の様子をご紹介させていただきます。

 

(そして、多くの方に

スピリチュアルというのは、願いを叶える魔法でも、おまじないでもなく、

旅立たれた愛しい方・ご縁があった方との交わり」なのだと、

スピリチュアリズムの本当の意味を知っていただけたらと思います。)

 

 

公開で行われる霊界交信は、通常セッション内での交信よりも、

●降りてくるメッセージの深さに違いが出る

●霊界のメッセージが、公で伝えても問題ないものにしか言及しない

ように感じています。

 

ここにも霊界の深い愛と配慮があります。

 

セッションではもっと踏み込んだ内容に話が及ぶことも多く、

全く同じ交信状態のお伝えとはいかないかもしれませんが、

その雰囲気だけでも感じていただけたら嬉しいです。


この交信の様子のご紹介にあたり、

参加者様に快く掲載のご了承をいただき、皆さまにお届けすることができております。

メッセージの受け取り手でいらっしゃるY様、有難うございます。

 

 

こういった公開交信の様子をもっとご紹介できればと思うのですが、

気を付けていてもいつも録音を忘れてしまいます。

 

数少ないご紹介ではありますが、第一弾も下記にリンクを置いておきますので、

ご興味ございましたらご一読ください。

(パート1で更新が止まっておりました。。。)

 

Mediumship Platform(公開霊界交信):ひょうきんで、心温かなひいおじいちゃま1

 

 

前置きが長くなりましたが、それでは

『公開霊界交信:あなたは私の光、こころの支えでした』

の様子をご覧ください。

 

 

 

あなたは私の光、こころの支えでした

 

20210426あなたは私の光

 

以下、

藤) ⇒ 藤村紫暁

Y様) ⇒ メッセージ受け取り手の女性参加者様

 

 

藤) この方は、30代前半、、、だと若いかな、、、。

38、9歳~42歳くらいの男性がいらしています。

背が高い方、顔は細面です。

 

近しい家族、というよりは、ワンクッション入っていた関係性だと思います。

例えば、兄弟・伯父、という直系(1段階だけ離れた関係)というよりは、もう少しだけ遠い関係。

 

 

【画面上のお三方を示して】

 

 

藤) この方々の辺りをフワ~、ウロ~とされているように感じるのですが、

思い当たる方はいらっしゃいますか?

 

 

藤) 不思議ですね。

会場で実際に人が集まって行うデモンストレーションでも、こういった見え方をしますが、

画面上でも同じ見え方をするんですね。

もしかすると、このスピリットはエンターテイメントがお好きな方かもしれないですね。

 

 

※これまでのオンラインでの藤村のデモンストレーションでは、

ダイレクトにメッセージをお届けすることが多かったのですが、

この時は、誰のスピリットかはっきりさせずに、お話が進みます。

 

ミディアムシップにおいて、このような微細な違い・情報には大きな意味があります。

 

これについては、別のイベント・WS内で改めて皆さまにその意味をシェアいたします。※

 

 

【お手はまだ挙らない】

 

 

藤) ご病気、、、うーん、

もしかするとお気持ちのブレイクダウン(うつ病など)があったかもしれないです。

気持ち的に落ち込んでいらしたかも。

 

ご離婚され、お子様がいらっしゃいました。

お子様は男の子のように感じます。

 

お仕事はIT系とか、何か電気関係、、、

電力会社というよりは、機器を作っていたか、設計していた、というような感じです。

機械的なもの、が関係していたかもしれません。

 

 

【挙手は無し】

 

【先ほどのお三方の下方のお二人も指して】

 

 

藤) こんなに広げてはいけないのですが、こちらの2名様も含めて思い当たられる方はいらっしゃいますか?

 

 

【最初のお三方のお一人からお手が挙る】

 

 

藤) Y様、お分かりになりますか?

 

 

Y様)  年齢が、、、当時もっと若く、、、32歳くらいだと思います。

気持ちの問題で通院していました。

当時離婚して、子供もいました。

(うつ病で1年ちょっと入院していた事もあります。) 

 

 

藤) わかります。

後付けになって申し訳ありませんが、お肌は綺麗に感じるのでお若い可能性はあるかと思います。

 

そのほかの情報はご理解いただけますか? お背は高かったですか

 

 

Y様) 背が高い、、、175センチくらい、、、。 

 

 

藤) 高いほうかもしれませんね。

その感じ方は人それぞれ違いますもんね、難しいところですよね。

 

 

※イベント内では、ここで藤村が英国で学んできた、

ミディアムシップにおいて外見等での情報がエビデンス(証拠)としてあまり好ましくないとされる理由』

をご説明しました。※

 

 

藤) お子様は男の子でしたか?

 

 

Y様) はっきりとは、、、わからないです。

 

 

藤) そのほかの情報はご理解いただけますか?

 

 

Y様) はい。

 

 

藤) 失礼ですが、この方とのご関係としては?

 

 

Y様) 従兄弟で、私のことをとても好いていてくれた方です。

 

 

藤) お名前は「ヨウイチ」とか関係あります?

 

 

Y様) 何だったかな、今急に思い出せなくなって。

 

 

藤) では一度お名前は置いておきましょうか。

 

 

Y様) 思い出しました。

「〇〇イチ」という名前でした。

 

 

藤) 「〇〇イチ」様ですか、、、

半分だけしかお名前をお取りできていませんね。

(彼に向って)すみません!

 

 

藤) この方、たくさんのことを自分の中にしまい込んで、言えなくて、

自分の気持ちよりも、周りのことを考えすぎて、あまりに周囲を優先したが故に、

どんどん気持ちが沈んでいって。。。

優し過ぎて、

自分の中に重いものをどんどんため込んでしまった。

 

 

Y様) わかります。

 

 

藤) 社会的にとても辛かったと思います。

何かを隠さなければならなかったり、相談できなかったり、

また優しいから、誰にも言えない。

 

 

Y様) 社会的に辛かったというよりは、この方のお父上が会社を経営されていて、

とても厳しい方で、、、この方が長男だったので、もしかするとそういったことかも、、、。

 

 

藤) そうですか。

 

そういった側面もあると思いますが、やはり社会的に背負い込んだものがあった。

例えば、その会社の中で見たくないものを見なければいけなかったり、

言いたくないことを言わなければならなかったり、、、

例えば人事的にだったり、経理的にだったり。

 

 

藤) そういった耐え切れないものがこの方の中で蓄積されて、

本来はそんなに落ち込みやすい方ではないのに、

いつのまに重しがたまりすぎて、気持ちが沈んで、、、

本来の自分がわからなくなってしまったそうです。

 

 

Y様) そうだったのですね。周りから聞いていた事と違いますが腑に落ちます。

(本人からは、そういった話しは聞いたことが無く)、2人で音楽の話とかいろいろしました。

事故死と聞いていますが、本当のことか分かりません。

 

 

藤) 本当に失礼なのですが、事故でお亡くなりになられたとのことですが、

その事故のほんのわずかなところに、この方のお気持ちの状況が影響を与えたと思います。

 

もし本来のお兄ちゃん(従兄弟さん)であれば、防げた・避けられたかもしれないと思います。

 

 

藤) この方にとっては、あなた様(Y様)の存在が希望の光だったと仰っています。

 

近くにある灯台、のような存在ではないけれど、

暗い道(藤村には坑道のようにも見える)にポツリ、ポツリと存在し、道を指し示す、

近くはないけれど、強い光を放つ「カンテラ」のような存在だったと。

 

 

【皆さまに向かって】

 

藤) カンテラって、、、もっとオシャレな言い方はないですかね(笑)

藤村の語彙力が乏しく、素敵な言葉が思いつきません。

 

※この時本当は「ランタン」などと言いたかったのです。※

 

 

皆さま)

 

 

藤) あなたの存在があったからこそ、自分は少し長く、この世で過ごす(耐える)事が出来た、

そう仰っています。

 

(一般の、通常の精神状態の)人は簡単に、

そんなに辛いならそこから離れれば、逃げれば、辞めればいいじゃん、

みたいなことを言いますけれど、そんな簡単なことじゃないですよね。

 

そんな判断ができるくらいなら、ご病気の状態にはなりませんよね。

 

この方にとって、その環境から逃げなかったのは、特にご家族・お子様を守るためだったと仰っています。

 

 

Y様) そうだったのですね。 

 

 

藤) また、この方はあなたに「僕のような者に普通に接してくれて有難う」と言っています。

 

言い方は本当に悪いのですが、この方のお言葉なのでそのまま申し上げると、

自分は周りにないがしろにされてきた、

そんな自分に優しく接してくれて有難う、

と仰っています。

 

この、大切にされていない気持ち、

これが彼の自信をなくさせ、ますます自分の内側に気持ちが向かうことに拍車をかけたと思います。

 

 

Y様) もっと辛さに気づいていれば良かったです。

 

 

藤) 話は変わりますが、(人前ですので)仰っていただける範囲で構いませんので

Y様は今も人のお話(ご相談)を聞くお仕事されていますか?

 

 

Y様) 藤村先生ほどではないですが、はい、しています。

 

 

藤) かなり重いご相談が舞い込んでくることが多い、と仰っています。

 

 

Y様) そうです、重いご相談が多いです。

今後、どうしようかと悩んでいるところでした。

 

 

藤) 先ほどのカンテラのお話なのですが、これは自分(彼)に対してだけのものではないと言っています。

他の、本当に辛くて暗い道を歩いている人みんなにとって、あなたは希望の光なのだと。

 

僅かな光では見えないくらいの(過酷な)状況の方々にも、あなた様の光はしっかりと見える。

だから多くのご相談者様が訪れ、あなたを見つける、

見つけられてしまうのだ、と仰っています。

 

 

Y様) 彼のことはずっと気にかかっていました。

あの時もっと大人だったら、何かしてあげられていれば、

そうずっと思っていました。

 

 

藤) 今日のこの通信で、あなた様が長く抱えていた思いは違うのだと伝えることが出来ましたね。

 

あなた様は「後悔」というか、辛いお気持ちを彼に対し持ち続けていらしたかもしれないけれど、

お伝えした通り、彼の気持ちは真逆です。

 

このイベント会場にあなた様のその(彼に対する)思いの重荷、後悔の念は置いていって、

代わりに「スピリチュアリストの義務・責任」を背負って帰ってください。

 

 

※この日のイベントはレクチャー内でスピリチュアリストの義務・責任のお話をしました。※

 

 

藤)こう彼が仰るということは、これからもあなた様の元にはたくさんのご相談が集まると思います

そう考えるとちょっと怖い気もしますね。。。

 

ですが、どうぞ彼のお気持ちと共に、今後もご自身のお役目に向かっていってください。

 

有難うございました。

 

 

Y様) 本当に有難うございました。

 

 

 

 

後日、Y様からこの交信へのご感想もいただきましたので、

改めてご紹介いたします。

 

 

今後も、イベント・ワークショップなどにおいて、

公開霊界通信を開催していく予定です。

(情報は開催決定次第、ブログやSNSなどでお知らせいたします。)

 

 

ご興味お持ちいただけましたら、

是非、いつかのタイミングでご参加いただけたらとても嬉しいです。

 

ご参加いただく、それが嬉しいのはもちろんなのですが、

藤村が感じている『霊界の無限の光・愛情』と

『霊界は実在するのかも!』みたいな経験を共有することができれば

何よりも嬉しいです。

 

 

「With Spirits」や、ほかの不定期イベント・ワークショップとは別に、

2021年は毎月1日開催を目標として、

「オンライン 朔日イベント」を定期開催しています。

(都合により開催のお日にちが変更となる場合もございます。)

 

改めてご案内いたしますが、現在のところ5月は予定通り、

●5月1日(土) 20時00分スタート

にて開催いたします。

 

このイベントでは公開霊界交信は行わない予定ですが、

スピリチュアルトークなど、月替わりのコンテンツでお送りしています。

 

お時間合えば是非ご一緒いただけますと嬉しいです。

 

たくさんの方々とオンラインで集まれますこと、楽しみにしております。