毎日のセッションの中で、たくさんの霊界の住人の方々とコミュニケーションさせていただいておりますが、なかなか、それがどういったものなのか皆様にお伝えする機会がありません。

 

私にとってセッションはとても神聖なもので、そこでのお客様と霊界との交わりはいつも温かく、軽やかで、そして深いです。

このような数々の瞬間に同席させていただけるなんて、本当に有難いことだと日々感謝の想いが大きくなります。

 

セッションの内容を皆様にご紹介することはできませんが、先日、5月5日に渋谷にて開催されたイベント「With Spirits 1」の中で行われた「Mediumship Platform(公開霊界通信)」の様子をもって、霊界との対話の様子をお伝えできたらと思います。

通信の内容は、ご参加者様にご了承をいただいて、ここに掲載させていただきました。皆様、有難うございます。

 

通信の様子をご紹介させていただく前に。

私はイギリス式の霊媒(Medium・ミディアム)なので、Spirit Communicator(霊界の通信者)がどなたなのかを「Evidence(証拠)」をきちんとご提示して、証明していく事が重要です。

 

日本国内にもMediumshipの学びの場として多くの素晴らしい機関があると思いますが、やはり海外では長い研究の歴史もあり、きちんとフレーム化され、身に付けやすく理解しやすいということがあるのかなと感じます。

 

私が学んだ海外のいくつかの機関では世界的に活躍しているミディアムや先輩ミディアムの方々からお話を伺うことも多く、良い学びの機会をいただきました。

 

その中で衝撃的だったこと、そして今でも私の中で戒めとなっているのが、

「時間の半分を越えてメッセージ(霊界の方々のお言葉)を伝えてはいけない」

という教えです。

 

つまりは、

「時間の半分以上は霊界の住人の方々のお身元を『証明する』ことに費やさなければならない」

ということです。

 

これがなかなか、、、ミディアムといっても人間ですので、心が弱く(弱いのは私だけだと思いますが)、ある程度通信がうまく行っていると「もうメッセージにうつってしまいたい、、、当てはまらないことを言ったらどうしよう、、、今の良い状態で次にいきたい」などという邪な想いがフッと頭をよぎったりするわけです。

 

その弱い心に打ち勝って、どれだけ霊界を信じて真摯に向かっていくか、、、日々鍛錬です。

 

話が逸れましたが、以下にて「公開霊界通信」の様子をお届けいたします。

とても長くなってしまったため、今回は、

「ひょうきんで、心温かなひいおじいちゃま 1:Evidence(証拠)編」

として前後半に分けてお伝えさせていただきます。

後日、後編「Message(メッセージ)編」をお届する予定です。

 

今回の「Evidence(証拠)編」は、実際の時間では10分程度です。

長く、読みにくい部分もあるかと思いますがお付き合いいただけたら幸いです。

 

最後に後日談もありますのでお楽しみに。
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(会場前方に藤村が立ち、会場のスピリットに集中していきます。)
藤村:草津温泉ってどこですかね、、、。


ご来場の皆様:(口々に) 群馬。

(会場にいらっしゃる女性に向かって)
藤村:群馬って関係あります?


女性(姉):ないです。


藤村:んー、温泉の土地、温泉地、、、


女性(姉):(隣の妹さんも指さしながら)よく行きます。


藤村:あ、そうですか。それは、どなたかがその土地に関係が、、、おじいちゃまって群馬って関係あります?


女性:(お2人で首をかしげる)


藤村:うん、お2人で温泉によくいかれるということなんですね。
そこに、例えばお2人で「可愛らしいね」とかって話していらっしゃる「おじいちゃん」っています?
あの、例えば「ご存命の方なんだけれども、ここの宿に行くと、このおじいちゃんいつもいるわよね」みたいな。
おじいちゃんで、なんだか法被っていうか、、、


女性(妹):(姉上に向かって)「翁」じゃない? ご存命ではないけど。


女性(姉):あの、置物、というか、そこの街のシンボルみたいな「翁」が彫られていて、、、


藤村:あ、そうなんですか。その翁は法被を着ている感じですか?


女性(姉):いや、ここ(胸~お腹辺り)は木で。でも顔がリアルなんですよ。


藤村:そうなんですね。お召し物は、、、裸体?


女性(姉):あ、もう裸体、、、木ですね。


藤村:そうなんですね、何だか法被着ているみたいに見えて。


女性(妹):おじさんのような、おばさんのような、、、違うかな。


藤村:細い方なんです。


女性(お2方):(やはり)翁かな。


藤村:この方の印象として「顔がリアル」ということがおありとのことでしたけど、この方、この方というか、笑
今、私が見ている映像って横顔なんですよ。
だから鼻がスーっと通っているような、もし人間だとすればお若い頃はカッコよかったろうなっていう。
ただ、そんなに背が高くないんです。


女性(お2人):うん、笑。


藤村:それ(翁)かな。


女性(姉):もう仙人みたいな、鋭い感じの、木彫りの、、、笑。


藤村:そうですよね。で、鼻って印象的ですか?
これって日本人の鼻じゃないよね、みたいな。


女性(姉):そうです、そうです。


藤村:では、翁かな。
で、、、(唐突に)群馬は箱根とは違いますよね、箱根は下の方ですもんね。
九頭竜神社は行きました?もしくは龍、竜、ドラゴン。これって群馬って関係あります?
もしくは、箱根の方にも最近行ったとかってあります?


女性(お2人):しょっちゅう行ってます。よく行きます。


藤村:そうなんですね、ではここ(お2人のところ)かな。
で、誰が通信者(スピリット)なのかということなんですけども。
えー、感覚でいうとおじいさま位のご年齢、年代かもしれないんですけれども、
例えば、そんなに大きな移動でなくていいんですけども、昔って日本人がブラジルへ渡ったとか、船で大きな移動をした時代ってあるじゃないですか。
じゃないですか、って言われてもですね、笑。
ただ、そういった「船での移動」ってどなたか関係あります?


女性(姉):和歌山のおじいちゃん?あ、おじいちゃんの前の、だから、ひいおじいちゃん。
ひいおじいちゃんは、漁村に住んでいて、船を使っていました。


藤村:そして、昼間の漁だけではなくて、夜に船を出すこともありました?


女性(姉):ちょっとわからない、、、


藤村:そうですよね、んー、そのひいおじいちゃまかな。
で、この方は父方の方ですか?


女性(姉):母方です。


藤村:母方、はい、わかりました。
この方はひいおじいちゃまなのでお目にかかったことはないですよね?
ただ、情報としてひょうきんだった、面白かったって聞かれたことはありますか?


女性:うん、うん、はい。


藤村:例えば、さきほどおじいちゃんと間違えた「翁」について教えていただいたんですけれども、今はひいおじいちゃまがその翁に姿を変えられていて。
その翁って、ボールって関係あるんですか?玉。何かご自身が半月のように、逆海老反りになって、、、


女性(姉):あー、翁は顔はあるんですけど、ここ(胸周り)がないので、湾曲してるんです。


藤村:そこにボールを流して楽しんでいらっしゃるんです、ひいおじいちゃま。
「ヘイヘ~イ!」っていいながらガラガラと玉を流して楽しんでいるんです。


会場:笑


藤村:翁は海老反りの逆ですよね?そこに、例えば自分のあばら骨だったりとか、、、ひいおじいちゃまはそんなに恰幅が良かったわけではないと思うんですが。
例えば、あばら。両手をあげるとあばら骨がくっきりと出るくらいの細さでいらっしゃったと思うんですが、
何でか分かりませんけれども、そのあばらに「ヘイヘ~イ!」って言いながら、こう、玉をゴロゴロと、下に何回も何回も転がして遊んでるんです。
で、それをやるとお2人が楽しんでくれる、と思っていらっしゃるようなんです。
だから、もしかしてボールを何度も転がして遊ぶような遊びが、お小さい頃お好きだったご記憶ってあります?


女性(お2人):、、、ないかな。笑


藤村:では、別の事をお伝えになりたいのかもしれないんですけど、ただ、これをやると楽しんでいただけると何故か思っていらっしゃるようです。
という事は、もしかするとお孫さんにあたられる(お2人の)お母様がその遊びが好きだったとか、玉を流すような遊びがお好きだったとかあるかもしれないです。
このひいおじいちゃまがいらっしゃっていますね。
ただ、この方は最初から「自分が曾祖父だ」ということは言わずに、(お2人に関わる)周りの情報からお出しになってきています。
ということは、ひょうきんでユーモアのセンスに富んだ方というだけでなく、
人を押しのけて前にお出になるような方ではなかったと思います。
ちゃんとご自身の在り様、在り方を常に意識なさっていた方だったと思います。
だから、人を楽しませるようなご性質も持ちつつ、きちんと自分がどうすべきかということを考える方だったと思います。
で、この「お船」というのは商売をなさっていたということですか?


女性(お2人):それを生活にもして、、、そういう街でもあったから。


藤村:港町ということですね。
で、同業の中には廃業していく方が多い中でも、ある程度まではずっと仕事をし続ける、仕事の面において生き残る、、、
ユーモアのセンスがありながらも、真面目でもあったからこそ、割と長きにわたってそのお仕事を続けられたように思います。
その辺りは、お分かりになりますか?


女性(姉):ちょっと情報が、、、


藤村:そうですよね。「ひいおじいちゃんかしれないです」って仰っただけで凄いことですよね。そこまで情報が受け継がれているだけでも素晴らしいことだと思います。
では、ひいおじいさまということにさせていただいてメッセージをいただいていってもよろし、、、
ん?目って(お2人の)どちらか痛めていらっしゃるんですか?
(ひい)おじいちゃまが眼帯してこられたんですけれども。目の違和感だとか。


女性(姉):痛いです、痛痒い。花粉症なのかアレルギーなのか、夜(寝ている間に)掻きむしっているんです。


藤村:そうなんですか。それ、当然ですけれども、あんまり良くないみたいですね。
眼帯をして出てこられているということは「きちんとケアをしてほしい」ということだと思いますね。
で、今後視力にも関わってくる可能性もありますので、あまりガーッとせずに、、、無意識なので仕方ないことでもありますが、やはりケアしていただきたいと思います。
後は、、、男の子っています?


女性:(首を振る)


藤村:男の子、いない、、、小さい男の子見せてこられていますね。
んー、お母様にご他界されたご兄弟、(お2人の)おじ上にあたられる方っていらっしゃいます?


女性(姉):お兄ちゃん、私たちが生まれる前に、多分1人、、、


藤村:男性?


女性(お2人):多分、男性、、、男の子が亡くなっているんじゃないかと思います。


藤村:おじにあたられる方?


女性(お2人):私たちの兄弟です。はっきりは聞いていないですけど、最初のご縁が薄かったと(聞いています。)


藤村:うん、その方の事を仰っていると思うんですけれども、この方も「一緒に見ています」ということを仰っています。
で、この方も目がクリクリして可愛いお坊ちゃんだったと思います。
イメージでいうと、そこまでシュッとしていたかはわかりませんが、今見せていただいているお顔は(俳優の)菅田将暉さんが少しだけふっくらされた感じです。
目がシュッとされていて、(ひい)おじいちゃまも似たお目をなさっていたのではないかと思います。


女性(お2人):うん、そうですね。


藤村:あ、では(ひいおじいちゃまの)お顔をご覧になったことがおありに?


女性(お2人):写真があります。


藤村:あ、そうですか、似た目をお持ちですよね。そして「向こうの世界からちゃんと見ていますからね」と仰っていますね。
はい、それでは、御一方ずつにそれぞれメッセージを、(ひいおじいちゃまに向かって)何かございますでしょうか、、、。

========

《Evidence(証拠)編、終。Message(メッセージ)編へ続きます》

 

後日、この通信(メッセージ)を受け取られた女性からご連絡をいただきました。

録音なさった通信の様子をお2人がご自宅でお母上にお聞かせくださったところ、このひいおじいちゃまはお母上が一番お好きだった方だそうです。

 

その場ではわからなかった情報も、お母上にはご理解いただけることが多かったと伺い、「やはり霊界は凄いな」と改めて実感しました。

 

実は、当初はお母上もこのイベントにご参加の予定でしたが、ご都合によりそれが叶いませんでした。

この通信はひいおじいちゃまからの、大切はひ孫様達へのメッセージと同時に、愛する孫であるお母上への応援だったのだと確信しています。

 

その後、お母上はこの録音を永久保存すると仰ってくださり、ご体調を整える際のお気持ちの支えとしてくださっているそうです。

 

こんな温かで、魂を震わすお言葉のひとつひとつが、宝物です。

霊界や、その住人の方々の我々を想う気持ち、お心って本当にすごいですね。

 

そして、今回大活躍だった「翁」。

ご姉妹の姉上がその「翁」のお写真をお送りくださいました。

 

群馬・草津温泉近くの「四万温泉」にいらっしゃる「翁」だそうで、掲載の許可をいただきましたので、皆様にもご紹介させてくださいませ。

 

ズンっ。

 

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結構衝撃的なお姿ですが、私が通信で見ていた「あばら」はまさにこの方。

 

クリスマスのお帽子:サンタクロースのイメージが、私には「お祝いムード」と「赤い法被」に情報変換されていたようです。

まだまだ霊界の通訳として学ぶことは多いです、、、頑張ろう。

 

あ、、、翁の傍らの「手」を見つけて、「見てはいけないものを見てしまった~!」とゾッとなさった方、ご安心ください。

お隣のマネキンのお手でございます。

私も見事にひっかかった一人です。

 

今回、初めて「公開霊界通信」の様子をお届けいたしましたがどうでしたでしょうか。

 

もしこの感覚を実体験してみたい、という方がいらっしゃいましたら、

●7月7日(金) 18時30分より 「With Spirits 2」 

のイベントを渋谷にて開催いたしますので、是非おいでくださいませ。

絶賛ご参加受付中です。

 

また、

8月20日(日) 午後より開催予定 「Mind 2」「Body 2」「With Spirits 3」

のイベントはすでに10名近くのお申込みをいただいており「残枠 2枠」となっております。

こちらも、是非、参加のご検討いただけますと幸いです。

 

詳しくはこちらをご覧ください。

 

これからもたくさんの方々とお目にかかれますことを楽しみにしております。