最近ボケてきたのかミスが多いです。
授業でミスをするのは良くないので、何とかしたいところです。
ボケ防止には、普段から頭を使うのが良いそうです。
ということで、今回は私が好きな犯人当てのミステリの短編をご紹介。
よろしければ犯人が誰か考えてみてください。
割と素直に考えればすぐに分かります。
ただ、ある程度頭を使って想像力を働かせる必要はあります。
頭の体操だと思って考えてみると良いです。
答えは夜出します。
「密室の答案」
期末テストの最終日。
職員室の隣に小さな会議室がある。
そこに、今回の数学の問題用紙が保管されていた。
鍵付きのロッカーの中だ。
だが、その問題が試験前に流出していた。
さらに奇妙なことがあった。
「ロッカーは施錠されたままでした。」
数学教師の高橋が言った。
額にはうっすら汗が浮かんでいる。
その場には三人の生徒が呼ばれていた。
いずれも“満点”を取った生徒たちだった。
【三人の生徒】
➀ 佐藤
真面目な優等生。
「僕はそんなことしません。昨日は図書室にいました。」
② 田中
運動部。数学は苦手。
「たまたま解けただけっすよ。」
③ 木村
無口なタイプ。
「……知りません。」
会議室のドアは一つ。
窓はあるが、外から人が入れる構造ではない。
鍵は教師しか持っていない。
「つまり密室・・・」
私は呟いた。
そのとき、ふと机の上に置かれた"答案用紙”が目に入った。
三人とも満点だった。
だが、奇妙な共通点があった。
すべての答案で、
”途中式の書き方が全く同じ”だったのだ。
しかも三人とも同じ省略、同じ順番。
「これは……」
私は一枚の答案を手に取った。
そして、決定的な違和感に気づいた。
Q.犯人は誰か?そして、どうやって問題を手に入れたのか?
【ヒント】
➀ 三人とも“同じ解き方”をしている
② 数学教師は問題を作成した本人
③ 密室であり、鍵は教師しか持っていない