こんばんは。

「春期講習」も終わって通常授業に戻っています。

新学年が始まったばかりなので定期テストはまだ先ですが、

実力テストがあったりする期間なので相変わらず忙しいです。

 

本日は塾について気になるニュース記事を見かけたので、

そちらを取り上げてみたいと思います。

 

その記事によると、

塾に通う小中学生は年々増えているそうです。

ですが、2025年に文部科学省の調査結果によると、

小中学生の学力は著しく低下しているそうです。

つまり塾に通わせているのに成績は下がっていることになります。

これでは塾の意味がないと思われてしまいますね。

保護者は自分の子供の学力が下がるのが嫌で塾に通わせてるわけですから。

 

では一体なぜこのような現象が起きているのでしょうか?

 

私が実際の塾の現場で感じる原因を述べてみたいと思います。

 

【①  語彙力や読解力の低下

前回も触れましたが、これが一番実感していることです。

会話をしていても稚拙な表現しか使えない生徒が多かったり、

テストの解答用紙を見ても、語彙力や表現力の乏しさ

論理的な文章を組み立てられていない生徒が多いと感じます。

そして、

語彙力や読解力の低下 = 国語も含めた全科目の低下

 

これが痛すぎます。

語彙力や読解力は全ての科目の土台になるものです。

国語に限らずどの科目の授業やテストでも、言葉で話したり書かれたり

するわけですから、語彙力や読解力がなければ理解できません。

そうなると授業で先生が言っていることを聞いても理解できないし、

テストの文章を読んでも意味が理解できないということになってしまいます。

つまり語彙力や読解力の低下が、全ての科目の理解の低下に

繋がってしまうわけです。

 

語彙力や読解力が低下している主な原因は、読書量の減少です。

そして、読書というのは普段の生活の時間の中で行うものです。

基本的に塾でやることではないです。

塾は計算方法や英語の文法などの「技術」を教える場だからです。

だから塾に通っても学力の低下が止まらないわけです。

つまり根本的な土台がないので、技術だけ教えても効果が薄いということです。

 

【②  スマホの影響

また出てきましたね(笑)

やはりここは避けられません

実際に小中学生のスマホの利用時間は増え続けているからです。

「スマホで空き時間にゲームをする」、「スマホで短時間の動画を見る」

このようなこと繰り返していると、短い刺激に慣れてしまいます。

結果、長い授業を聞いたり、長い文章を読む集中力がない生徒が増えます。

そして学力の低下に繋がるわけです。

 

【③  デジタル化

こちらも前回触れたと思います。

深い理解を促すには、の本で読んだ方が実験データからも明らかですし、

私自身の実感としても間違いないと思います。

深い理解は読解力にも繋がります

 

【全体の流れ】
子どもが学校の授業を理解できていない

保護者は不安になって塾へ通わせる

しかし塾は「技術」を教える場

語彙力や読解力などの根本的な「土台」がないので伸びない

 

だいたいこんな感じのメカニズムでしょうか。

結局のところ、普段の生活で読書量を増やすしかない気がします。

ちなみに私は子供の頃から本が好きでした。

ゲームですら小説系のゲームが好きでした。

文章を読むのが好きなようです。

英語もリーディングは好きでした。

リスニングや会話は嫌いでしたが(苦笑)※現役時代

おかげで、国語の読解問題であまり苦労することはなかったです。

当然、他の科目の問題の意味が理解できないということもなかったです。

国語力が全ての科目の土台になっているということですね。

 

ということで今回は以上です。

結論としては「読書量を増やして国語をもっと大事にしていきましょう」

というところです。

今の日本は英語ばかりが重視されて、日本語が軽視されているように

感じるのは私だけでしょうか?

「日本人なのに日本語が使えない」って寂しくないですか?

私は以前も書きましたが、日本語は「日本人の繊細な心情を的確に表現出来る」

素晴らしい言語だと思っていますし、日本人であることにも誇りを感じるので、

英語だけじゃなく日本語ももっとしっかり学ぶべきだと思っています。