夫から「一緒にやろう」と誘われた趣味にまったく興味が持てない・・・
そんなこと、ありませんか?
たとえば、一緒にスキーに行こうと言われたけど、自分は暖かな部屋の中で本を読むのが好きだったり
ホラー映画を見に行こうと言われたけど、自分はそういうのは苦手だったり。
趣味が合わない夫婦はよくいますが、
ここにセックスレスの問題が絡むと、ちょっとややこしくなります。
夫は
「セックスできないなら、せめて趣味くらい一緒に楽しみたい」
「一緒に何かをする時間をつくりたい」
という切実な思いがあったりします。
妻も、拒否している罪悪感から
「せめて、セックス以外のことでは応えたい」と思うものの
どうしても興味の持てないものや、イヤなことはしたくないものです。
「それで夫の気持ちがおさまるなら、妥協してあげてもいいんじゃない?」
「相手に対する思いやりも大事」
と、言われたりもします。
でも、そもそも夫婦とは言っても違う人間ですから、好みや趣味が違うのは当たり前です。
また、夫婦だから何でも一緒にやらなくてはいけない、という決まりもありません。
もちろん、一緒に趣味を楽しむ夫婦もいますし、楽しそうな様子はステキです^^
だからといって、その夫婦を演じれば、心も同じように幸せになれるわけではないんですよね。
理想の夫婦像に形だけ当てはめても、気持ちがついていかなかったら、
ますます心はむなしくなるだけです。
気が進まないこと、イヤなことをするのは我慢になります。
心にウソをついて、我慢する時間が重なると、
それをさせる相手のことも、ちょっとずつ嫌いになります。
そして、ますますセックスしたいという気持ちは遠ざかってしまうんです。
実は、私も夫とは、見事に好みや趣味が合わないんです。
好きな映画も、好きな音楽も、好きな服装も、食べ物の好みも、全然違います。
最初は夫に合わせたりしていたし、
夫も私の好きなコンサートや映画に付き合ってくれたりもしましたが
ある時から「もう無理」と思って、お互いにやめました。
そうしたら、すごくラクになったんですよね^^
今はお互いに、好きなことを一人で、あるいは同じ趣味の人と楽しんでいます。
「夫婦だから一緒に」という理想像に縛られると、結局はつらくなります。
そして、夫の「妻を変えよう」という思いこそが
妻の「夫としたくない」という原因の一つになっているかもしれません。
別々の人間だからこそおもしろい、と思えると
自分との違いや理解できない部分が、
なんだか、だんだんと愛おしく感じられるようになってきます。
その不思議をぜひ、味わっていただきたいなと思います^^
そうそう、やりたくない趣味を押し付けられたときの、具体的な対策です。
どうしてもやりたくない!というときは
「そんなのつまらない」と否定するのではなく
「私は興味がなくて、どうしてもしたくないの。ごめんね」
と、やさしく、でもキッパリ!伝えることが大事です。
ただ、もしも、今まで一度もやったことがないことや
少しくらいやってみてもいいかな、と思ったら
一度、ためしにやってみるのもオススメです。
食わず嫌いなだけで、意外と面白かった!ということもあります。
そうすると、自分の世界が今まで以上に広がる経験ができるんですよね。
そして、やってみたけど、やっぱりつまらなかった(>_<)
という場合は、それはそれで、さらに「やりたくない」の説得力が増します。
ぜひ、お試しくださいね。
レスでお悩みの方は、こちらも参考にしてください^^
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