セックスを拒否するのは、離婚原因になる？

こんにちは。FSD・セックスレス専門カウンセラーの松尾 聡子です。

「夫婦なのにセックスを拒否するというのは、離婚の原因になる」

こんなふうに、夫に言われたことはありませんか？

そんなふうに言われると、

離婚になってしまうんじゃないか、

さらに慰謝料を請求されるんじゃないか、

など、不安がどんどん増していきます。

そして、自分は法律にも反することをしているのかという思いは、大きな罪悪感を生み出します。



でも、夫婦ならば何があっても拒否してはならない、という乱暴な法律はありません。

たしかに、妻が夫を傷つけようと、悪意を持って拒否するのならば

民法の「その他婚姻を継続し難い重大な事由」になると思います。

だけど、夫を傷つけようとしているわけでなく、

自分でも、どうにかしたいと悩んでいるのに、罪になるわけないです。

逆に、夫婦間でも、相手の同意のない性行為は性的虐待である、という認識が広まっています。

夫婦というのは、いつでも好きなときにセックスができる関係、というわけではありません。

夫婦だからこそ、お互いの気持ちを大事に、尊重しあえる関係であるべきですね。

どちらが悪い、どちらかの努力が足りない、と相手を責めても、解決はしません。

法律なんて持ちだしたら、なおさら相手の気持ちは離れていきます。

「したくない」ほどになった夫婦の問題をきちんと解決することだけが

もう一度、穏やかな二人の時間を取り戻すことにつながります。

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