直感、予知、霊能力が何であるか、という事は何度か触れてきた。
言葉が違うということは、その言葉の持つ意味も違う。
ところが、これらの言葉の使い方が曖昧で境目が何かはっきりしない、それが現実なのだから仕方ないが。
そうした現実を作り出した原因は自分も含めて自戒の念を込めて言うが、自称を含めた霊能者たちなのではないかと感じることがある。
占いもしかり、天文学であるべき側面はどこへやら、未来予知に焦点が当たり当たる当たらないを楽しむエンターテインメントの側面が色濃くなってきている気がする。
この営業マンは明らかに直感を使い私の仕事を予測した。もちろん当たっていた。
が、彼は自分の事を霊能者とは言わなかった。
単に過去の経験から導き出した予測だと認識していた。それは営業と言う仕事に徹するあまりに得た直観力だ。
その彼がもし自分の事を霊能者だと言ったらどうなるだろうか?
それは簡単に想像できる。彼は名刺に
「霊能力者」
と書くだろう。
では、単に直感を使っただけ、と考える人と、霊能者だと認識する人の違いが生まれるのはなぜだろう?
今まで非常に多くの霊能者を名乗る方達を見てきた。その経験から一つだけ言えることは、霊能者と言う方たちに共通するのは「(霊視を)やりたい」という要求だ。
この営業マンUさんには
「直感を使いたい」
という要求を感じなかった。
それより、自分が得た直感を信じていたし、営業に活用しようとしていた。それも謙虚に、そして確実に。
お客さんに合う車のために、と思う限り、これからも彼の直感はもっと進化していくに違いない。



