内藤友美です
「目が小さい」
小さな頃からのコンプレックスでした。
よく言えばつぶらな瞳。
でも周りの可愛い子は
みんな目がぱっちりしていました。
幼少期にふくよかだった私は
思春期のダイエットで
10キロ以上痩せることができ、
少しづつ自信がついていました。
そして高校生になり、
時代はギャルメイクが全盛の時期。
いかに目元を盛って盛って
大きく見せるかに命をかけていたのです。
そんな中一本のマスカラに出会いました。
創刊ラッシュだった美容雑誌を読み漁り、
吟味した一本はランコムのケラシルというマスカラ。
高校生の私には高価なものでしたが、
ドキドキしながら百貨店の
コスメカウンターに行きました。
まるで宝石箱のように
キラキラしていたコスメフロアと、
宝石のようなコスメ達。
高校生の私には場違いのような
居心地の悪さと、
でも新しい世界に足を踏み入れるドキドキ感を
感じていました。
声をかけてくれた美しくて優しいBAのお姉さん、
高校生の私にも丁寧に接客してくれたことを
今でも覚えています。
カウンターに座り、
初めて人にメイクしてもらった瞬間でもありました。
鏡に写った根本からしっかり上がったまつ毛は、
私の目を何倍にも印象づけてくれたのです。
まつ毛が上がることで
こんなにも印象が変わるんだ!
私の目も悪くないじゃない。
また一つ自信を持たせてくれた瞬間でした。
いつの間にか、毎朝まつ毛をしっかりとあげて、
このカールをキープするマスカラを塗ることは
1日を前向きに過ごせる儀式のようになっていました。
まつ毛エクステが主流になっていますが、
私は毎朝「自分のまつ毛を上げてマスカラを塗る」
この行為がすごく好きです。
あの出会いから20年以上。
私は時折浮気をすることはありますが、
やっぱりランコムのマスカラに戻ってきます。
今はランコムの
イプノスターウォータープルーフを常備しています。
私のコンプレックスを「それも可愛いじゃない」と
背中を押してくれたのは、
あの時出会ったランコムのマスカラです。
女性には何かしらのコンプレックスがあると思います。
でもそのコンプレックスさえ、
愛おしいと思えたら、、、。
ありのままの自分を
愛せるようになるのではないかと感じています。
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「美女たちと座談会♡」