まず前回コラムで取り上げた無臭の世界の話の続き。

嗅覚は2,3日で、つまり月曜火曜くらいにはだいぶ元に戻った。前回と比べると半分以下の期間で終わった。まあ熱とか出なかったし、プレミオに伴って出る症状自体弱かったからこんなモノかと思った…

 

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いえいえ、そんな甘くはなかったんです。

コレを引き金に未だに治らないある症状が出始め、特に先週の後半以降悩まされることになる。

プレミオの症状のひとつに咳ってあるじゃないですか。で、自分も実際2つ前の水曜からのどが痛く、咳が続いた。

で、この咳が今週入ってから性質が変わり始めた。

というのも、喘息っぽい、のどではなく気管の腫れからくる咳が出るようになった。特に夜、入浴後にひどくなることが多く、寝るときに何度もコレで目が覚めるようになった。単にのどが痛いだけでは夜起きるなんてことは自分の場合は普段ないので、コレはかなりつらかった。睡眠時間が全く確保できぬ。

水曜の夜に至っては、気管の詰まる感覚で呼吸困難に陥り、慌てて飛び起きるという始末。危うく睡眠を永眠にしてしまうところだった。

 

コレで観念して、木曜出社のときに時間を捻出して会社の医務室へ。自分の会社には医務室があるんだが、簡単な内科的な診療もやってくれる。今の家の近くは内科はいくつかあるものの、どこもちょっと遠いし予約ですぐに埋まってしまうし、また平日はなかなか足を向けることは難しいので、出社できる状態であるのであればコレを利用しない手はないんです。

で、診断結果。

 

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気管支喘息との診断が。

まあある程度想定してましたヨ。2つ前の月曜に奥さんの友人でプレミオになった人からうつされたと思しき発症をして、それが自分に回ってきてからの今の症状という話、そしてプレミオ自体の確定診断は8月に、インフルは6月にかかってるという話もした。

医者曰く、免疫が弱ってるから戻りきる前に次々ともらってしまって、それが身体に影響を及ぼし続けてる結果としての気管支喘息なんだそう。こーいう身体にとってワクチンは気休め以上のモノにはならないとも言われた。

あと自分はここらへん知識なかったんだが、花粉症などのアレルギー持ちだとこーいう流れになりやすいんだそう。

コレ、自分が歳とったときどんな風になっちまうんだろうか。今は一応長生きの志向はあるんだが。

今のような兼業主夫の生活では、コレ以上免疫を高めるのはどー考えても無理な気がする。典型的なフレイルではないか、ぬぅ。

 

この医務室は処方箋も出してくれる。会社の近くに処方箋対応薬局があるので、そこでたんと喘息の飲み薬、そしてステロイド吸入剤ももらった。

 

で、この吸入薬の効果はなかなかのモノですね。その日の晩から寝るときの咳が減ること減ること。

木曜の夜こそ1回咳で目が覚めたものの、金曜の夜は安眠で過ごすことができた。実に助かった。

飲み薬は5日で終わるが、吸入薬は1か月半使い続ける必要があるとのこと。喘息は体質的なモノなので息長く対処しなければならぬのだそう。

喘息だけに…

 

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続いて今日土曜の話。

娘の予防接種に行くことに。娘は1歳までの間で受けるべきとされている予防接種はほぼ完了してるんだが、春の引っ越しのドタバタに始まり、土曜は意外に予定が埋まったり、天気が崩れたり、また娘含め家族の誰かしらが体調を崩したりしてきたせいで、唯一水ぼうそうの2回目のみ受けられない状態が続いていた。

ところで自分が小さい頃は水ぼうそうって感染して免疫を得るモノというイメージがあったりしたモノですけどね。自分はコレの予防接種なんて受けたんだろうか。幼稚園の頃に感染した記憶はあるけれども。風疹だって定期健診としては昔はなかったはずだし。

今の子供たちって義務的とされる定期接種の種類が多く、1度に4,5本刺されたりもしてつくづく大変だと思う。

衛生状態が改善されたからこそのコレなんですかね。だからといって今の衛生意識が一時的に高まった後でインフルにプレミオ、プール熱に手足口病とか何とかが蔓延した世の中の状態だって健全ではないですけれどもね、自分に言わせてみれば。先述の医務室で医者から言われたセリフとも関係するが、病気にかかるのとワクチンのどっちが免疫上正解なのかよくわからぬ。

 

かかりつけの小児科はいくつかあるが、予防接種は事前に予約が必要なところと当日に予約するところがある。以前前者の方式をとるところに予約を試みたところ娘の体調が崩れて断念した経緯があり、今回は後者の方式のところを選択。

今日も奥さんは外出。ベビーカーに娘を載せ小児科に向かう。

 

まあ待ち患者の多いこと。今どきの医者は事前にWebで予約をして順番が近づいてきたら自動的に予告電話がかかってくるんだが、それでも着いてから15分待たされた。様子を見た限りどうも予防接種は後回しにされやすいらしい。

あと病気が蔓延してる世の中を反映してか発熱患者も多かった。毎度のことだが内科に行くと別の病気をもらいはしないか心配になる。自分自身何度もヒドイ目に遭ってるし。2歳の娘なんて歩きたい盛りなモノだから発熱患者エリアにいくのを何度阻止したことか。

 

で、予防接種の段。

娘はのどを見せるときも、更にはオチューシャをするときでさえ一切騒ぐことなく終わった。医者もびっくりしてたくらい。

それなら寝る前に歯を磨くときに騒ぐなとまではいわないが、文字通り暴力的に暴れ回る必要もないんじゃないのか、というツッコミを入れないではいられない。

 

ともあれ、一連の医者への用事は完了。この秋冬はお世話にならない形で切り抜けたいモノだがどーなんだろうか。