興ざめ。3 | すいかの歌舞伎町フル盛り日記

すいかの歌舞伎町フル盛り日記

ホストに通っているうちに、ついついどうでもいいことを調査・研究してしまうすいかです。



これは数年前に歌舞伎町でおきたことを書き残したわたしの日記です。

お恥ずかしながら全て実話ですが、もう時効よね?ww

※興ざめ。2の続き


「何で知ってんの?」
「もう、ほかには行かんとか言っときながら、うそつきやな~すいかは」
ハンバーグくんは席を立ってどこかの席に行ってしまった。

タイミングよく卯の花くんがヘルプに来てくれて、隣に座ってもらって話をする。
「まじめな相談。みんな辞めちゃうし、わたしもう『C』つまんない」
出戻り幹部である卯の花くんは、まじめな受け答えをする。
「でもね、大事なのはハンバーグとの関係だから」
「それ、今、最悪」
「珍しいね。ケンカ」
確かに、最近は平和だった。

「もうほかのお店に通うわ。ここ高いし」
「え?どこか決まってんの?」
ここ高いし。苦笑いしながら卯の花くんは平和に聞く。
「まだ指名してないけど、チャーハン」
「うそ」
卯の花くんは、チャーハンがまだ経営者ではないときに一緒に働いていたことがある。

土曜日に、2度目にお店に行くのにわざとフリーで入った話をする。
「そりゃ、怒るよ~。オレでも怒る」
「え?だって、貧乏だもん」
「そんなこと関係ないよ」
卯の花くんはチャーハンがナンバー1の頃どうだったとか、いろいろな話をしてくれた。
「で、1週間以内に『H』行くの?」
「今のままだったら、行く!てか、今日これから行く!」
「何言ってんの?」

もちろん明日の午前中の会議とか、今肝臓が痛いこととか、そんなことがなければわからない。
でも現実にわたしは明日、10時より前には銀座に居なければいけないのだ。
この時点で5時半。
サラリーマンのわたしには、無理。
ハンバーグくんじゃない人を担当にするかも知れないとき、わたしはチャーハンが好きとかそう言うのじゃなくて、「プロ」だから、いいかなと思ったことを卯の花くんに説明する。

タコワサくんが延長するか聞きにきて、チェックを頼む。
2万いくらの支払いをわざと掛けにする。
ハンバーグくんが卓に戻って来たのでわざと
「帰るわ。つまんないから」
と言う。
「あ、そう。もうほかでもどこでも勝手に好きなところ行けばええやん」
「うん。行く。これから『H』行く」
ハンバーグくんはまた立ってどこかに行ってしまう。

わたしはその隙に早歩きでお店を出た。
卯の花くんが、ハンバーグくんが見送りに行くのを待つように追いかけて来たが、聞かなかった。


つづく