..::カクテル・マーメイド::..都会に棲む人魚たち -28ページ目

永遠に手の届かないダイヤモンド

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空を見上げると、ダイヤモンドみたいに星がまたたいている。

あれもこれも…、わたし 全部欲しかったのかな宝石赤

「笑いなさいよっ」て、タケルの頬を、いたずらにひっぱってみた。

それなのに、タケルってば 全然笑ってくんないのっビックリマーク

歩けないマーメイド

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酔っ払って"ぐてぐて"になっちゃった私を、タケルは おんぶしてくれた。

わたしはもう、すべての力が抜けてしまって…タケルの背中で ただ ただ、とてもいい気持ちだった。晴れ

何も考えないっ

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タケルをつきあわせて、糸が切れたみたいに、公園で缶ビールをいっぱい飲んだ。

さっきのあの気持ちは、一体なんだろう…? でももう、何も考えたくない、今日のことすべて忘れちゃいたい気分っ。もっと飲んで飲んで、のみまくるぞーぉっ!ビール

タケルからの着信

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タケルからの着信だった。携帯

帰りに店の前でムシしてしまったけれど、今は液晶に映された”タケル”の文字から、

なぜか目をそらせなかった…。

見ないフリしてきた何か

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この気持ちは何?こんな気持ち、絶対私らしくない。

いつも笑顔で見ないフリしてきた何かが、必死に私を振り向かせようとしている。

…そのとき、ふいにベルベルが鳴り、我に返ったの。