不動産業界は何故成功報酬偏重型なのか? | 稼ぐ不動産にする!不動産鑑定士社長の極意

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「フローク・アドバイザリー」社長で不動産鑑定士の成田隆一による不動産投資、借地借家問題(立退料、賃料改定など)、不動産相続に特化した情報提供サービスサイト。
不動産投資家、ビルオーナー、地主、企業経営者、不動産所有企業におすすめです。

こんにちは。

株式会社フローク・アドバイザリー の成田です。



【不動産業界は評判が悪い】

不動産業界はヤクザな商売と言われてしまう原因は「金額の大きさ」「成功報酬偏重」でしょう。


不動産仲介は成功報酬の典型かと。

100億円のビルを仲介して片手で3億円、両手で6億円(消費税考慮せず)の成功報酬手数料!

(*片手とは売り手・買い手どちらか一方から手数料をもらうこと、両手とは売り・買い双方からもらうこと)


成功したからもらう。シンプルで結構な話のようですが、できちゃえばいい(あとは知らない)、という風潮に繋がってしまっているのが現状です。

金融や会計系の世界も経験している立場から言わせてもらえば、「もっと中長期的な固定+一部成功報酬」があってしかるべきかと。弊社は結構それでやっています。


仕事の委託者も受託者もそのあたりの意識を変えないと、「バブル」→「崩壊」のパターンを繰り返し、いつまでも懲りない業界になってしまうのではないかと危惧しています。

もちろん業務的に成功報酬しかあり得ないものもあるでしょうが、是正の余地はあるのではないかと思います。


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