カウンセリングオフィス・フロンティア公認心理師の小島俊久です。
九州始め全国の豪雨災害を心配しています。
福岡や長崎にいる家族に安否の連絡を取りました。今のところは幸い無事でいます。
しかし街が一変した状況を見るにつけ、被災された方々の恐怖や不安、ご苦労をお察しします。
川の氾濫で胸まで浸かりながら避難した体験がありますので、他人事とは思えません。
これ以上被害が拡大しないことを願います。
コロナ感染症の発症状況や災害被害などの情報は、テレビやネットニュースなどでどこにいても直ぐに触れることができます。
情報の同期性は同じ情報や話題をリアルタイムに共有できる利便性と共に、不安や懸念、危機感などが直ぐに拡散されるという特徴も持ちます。
また、スポーツやイベントなどの熱狂や歓喜もライブ配信されることにより、その場にいない多くの人に拡散されます。
人伝えに聞くことでの情報共有は、その事実の共有にタイムラグがあるため、共感力はそこまで高まりません。
「今、正にこの瞬間」とか「たった今起きたホットな情報」を直ぐに共有することは、理性や客観性より歓喜や興奮、同情、憤怒、悲嘆、恐れなど情緒的な反応が主体となりやすいです。
情報化社会と言われて久しいですが、情報を得るだけではなく発信ができる現代は、様々な人々のフィルターを通した様々な味付けになった情報に触れています。
今更、情報に触れない生活は難しく、触れないための様々なデメリットも多いでしょう。
情報に触れたらなるべく理性的に捉え、早合点や思い込みになっていないかを自問することが必要です。
その為には精神的余裕が必要です。
精神的余裕は物質的余裕と連関させていることが多いのですが、切り離すことは十分に可能です。
物質的には余裕がある方でも、精神的余裕が無いこともよくありますから、それは切り離されていることを証明しています。
精神的余裕を持つ又は取り戻す為にカウンセリングやセラピーは有効です。
情報の同期性と共にネガティブな感情が拡散されれ、それを受けると知らないうちにストレスフルになります。
精神的余裕を持って情報を共有できるようになることが大切です。
6月以降、例年にも増して多様なテーマでご相談頂く中、情報をどの様に捉えているかが大事な要素となる事例に触れての今日の投稿です。
ではまた。
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こもりむしの会出張カウンセリング/宝塚市小林
定員/6名(満席)(8/2、8/23をご利用ください)
料金/1名(組)60分当事者3,000円・家族6,000円
場所/hara_peco_mori_mushi(宝塚市小林5-5-17)
7月18日(土)10:30~13:00
7月26日(日)10:30~13:00
フロンティア心理臨床研究会Vol.65
定員/各日5名
会費/3,000円(レジュメ付き)
主催/フロンティア
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