冬の京都に泊まる vol.1 241216①
大ショック! 2024年10月某日に、JR各社からリリースされた冬の青春18きっぷについての概要は、私を含む乗り鉄たちを、絶望の淵に叩き落すものでした。・・・とまぁそれはさすがにちょっと大袈裟だとしても、大幅なルール改訂があり、それはまさに『改悪』そのものといった内容で、これまでのものとはまったく別物になってしまったというのが正直な感想です。個人的には、グループ利用不可というのは別に問題ないとしても、連続5日間(もしくは新たに登場した3日間)の利用に限るというのが非常にネックで、仕事柄これではもはや以前のように気軽に使うことはできなくなってしまうことは明白。基本的には何事も『与えられた条件で楽しむ』というのが私の信条で、決まってしまったことに対してあまりとやかく言うつもりはないですが、ただただ残念、というのが偽らざる本心ではあります。とはいえ嘆いているだけでは何も始まりません。9月のみちのくひとり旅以降は、軽く隣県へドライブなどは行っていましたが、本格的な鉄旅はとんとご無沙汰になってしまっており、今や完全に『鉄分不足』の状態です。そこで今回は、すでに今年2度ほどお世話になっている高速バスを使って、京都へ1泊するプランを考えました。関西地区には私鉄を中心にフリーきっぷが充実しており、じゅうぶんな『鉄分補給』も容易にできることでしょう。出発は12月16日(月)と決め、11月下旬までには余裕を持ってホテルとバスの予約も完了。そして迎えた当日は、午前5時に起床し身支度を整えます。バスの発車時刻は7時20分ですが、静岡駅前の駐車場を確実に確保するため、少し早めの6時に自宅を出発。まだ暗い中愛車ノートを走らせ、およそ20分で静岡駅南口にあるコインパーキングに到着しました。ていうか値上げしてるじゃん!ついこの間までは\1,000だったのに・・・ なんかいきなり損した気分ですね。まぁ仕方ないと諦め、たまに使うもう1ヵ所を見てみると、そこは\1,000のままでした。う~ん、2日で\200の差w いいや、気にしないことにしよう! それ以上に楽しめばいいだけです。バス発車までは小一時間あるので、構内をフラついたりトイレを済ませたり、その後は義元公と竹千代君に挨拶したり・・・ 適当に時間をつぶします。『義元様、行ってまいります!』そして7時20分になり、静岡駅を発車。ここからの乗客は10名ほどで、幸い隣には誰も来ませんでした。ただこの先浜松北BSまでは、いくつかのバス停で乗車扱いをします。このまま来なければいいな・・・願いは通じました。その後浜名湖SAにて最初の休憩。冬の朝らしく、空気も澄んで青空が広がっていますね。予報でも雨や雪の心配は無し。しっかり2日間、満喫しようと思います。