秋の京都に泊まる。だが観光はしない。 vol.1 201111①
10月下旬に東北仙台への1泊旅行を終えた私は、まだその余韻冷めやらぬ中、次の旅行先をいろいろ検討していました。11月の仕事のスケジュールが決まり、決行は11日(水)からの1泊2日にすることだけは決めましたが、なかなか行き先が決まりません。例年なら秋といえば、紅葉が見ごろの京都が一番賑わう季節。今年はコロナ禍により外国人観光客が皆無で、比較的空いているともいわれていますが、それでもそこは腐っても京都。全く空いていることはないと思いつつ、いつものようにJR東海ツアーズのサイトを見てみると、驚愕の金額が目に飛び込んできました。1泊わずか\10,000ほどの目を疑うプランがいくつも並んでいます。もちろんその中には往復の新幹線代も入っており、そうであればと迷わず即決。そんなわけで、あっさり今回の行先が決まりました。しかも例のキャンペーンにより\2,000のクーポンのおまけつきと、まさにアンビリバボーです。関西地区には大手・中小問わず、鉄道をオトクに満喫できるフリーきっぷが充実しており、どう楽しむか、その選択肢は豊富にあります。そんな中期間限定で、大阪メトロや近鉄・阪急など全38社局で利用可能な『カンサイスルーパス 2dayチケット』なるものの存在を知りました。これは\4,400で上記の社局に2日間乗り放題という、まさに私のためにあるようなきっぷ。そんなものがあるならば、今回はこのきっぷを利用し、思う存分秋の関西乗り鉄旅行を楽しんで来ようと思います。ちなみにこのきっぷ、事前に引換券を発行する必要があり、それが若干お手間ではありますが、職場最寄りのローソンで無事発行も済ませ、いよいよ出発当日を待つのみとなりました。そして出発当日の11月11日(水)。目を覚ますと既に6時40分・・・ 予定では静岡発6時41分のひかり533号に乗車するつもりでしたが、こんな時間ではワープをするか、どこでもドアがない限り絶対に間に合いません。一瞬頭が真っ白になりかけましたが、幸い今回利用するパックツアーはぷらっとこだまとは違い、乗り遅れた場合の救済処置が設定され、後続の新幹線の自由席に乗ることができます。不幸中の幸いで結果オーライではありますが、公私においてほぼ寝坊することなど無い私としては、非常にショックな出来事でした。気を取り直し、急いで身支度を整え7時15分過ぎに自宅を出発。東静岡駅を目指します。次々に改札から吐き出される通勤通学客の波に逆らい、下り線ホームへ。東静岡発7時43分の列車に乗り、静岡駅でこだま701号に乗り継ぎます。この時間帯の下り新幹線に乗るのは初めてですが、3号車はすべての窓側が埋まるくらいの乗車率。名古屋駅でののぞみ号乗り継ぎに備え、途中浜松駅で1号車に移動しますが、ここも同じくらいの混雑で、予想以上に混んでるなというのが正直な感想です。年配の行楽グループが三河安城駅で下車し、やや静かになったこだま701号は、定刻9時06分に名古屋駅に到着。それにしても三河安城で降りてどこへ向かうのか。それがちょっと気になりました。名古屋駅ではリニアの工事真っ最中。リニアに関しては静岡県民として何かと複雑な気持ちですが、粛々と準備は進んでいるようです。がんばれJR東海!!ほどなくして名古屋発9時10分ののぞみ11号が入線。初ののぞみ自由席で不安でしたが、無事最前列の2号車1A席を確保。京都駅まではわずか34分なので、座れればどこでもよかったものの、乗り鉄たるもの窓側がイイに越したことはありません。ちなみにこの列車に充当されていたのはJR西日本車。車内メロディーが『いい日旅立ち』なのはとても新鮮でした。京都駅には9時44分の到着。ひかり533号の京都駅到着は7時59分なので、寝坊により2時間弱のタイムロスとなってしまいました。日もだいぶ短くなってきたこの時期のこの失態、まさに痛恨の極みですが、これから2日間、キッチリ楽しもうと思います。