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FOOTBALL IS MY LIFE

川崎フロンターレのサポーターです。

今日はとても悲しいニュースがありました。

それは、森谷賢太郎退団のニュースです。


あまりブログで書かなかったけど、僕は森谷賢太郎のファンでした。

チームのユニフォームを買ったりはしないけど、買うなら大島か森谷にしようと決めていました。


大多数のフロサポの考えとは異なるとは思いますが、僕の森谷賢太郎に対する評価は非常に高いです。


フロンターレでサッカーが上手い選手を4人選んで下さい。

そういう質問を受けたら、僕は迷いなく、憲剛、大島、大久保、森谷の4人を挙げます。

大久保はシーズン途中でいなくなっちゃいましたけどね。


森谷の素晴らしいところは、非常にミスが少ないところだと思います。

パス、トラップ、シュートの正確性は、間違いなくフロンターレでトップクラスです。

鬼木監督に評価されないのは、ボール奪取力やインテンシティ、デュエルといった部分なのだと思います。

ですのでボランチは向いてないです。


これは異論があると思いますが、森谷は中村憲剛の後釜になれる選手だと思っていました。


憲剛が加齢により試合に絡めなくなってきたら、森谷賢太郎に2列目の役割をこなしてほしい。

ボランチに必要な守備力に物足りない部分があるので任せるとしたら2列目かな、でも2列目の役割では憲剛と被るし憲剛より落ちるな。

だからこそ、憲剛が引退した後は森谷と家長で2列目に君臨してほしい。

そう思っていました。


森谷が契約満了になったのは、憲剛が今でも健在であることと無関係ではないと思います。


森谷のゴールで思い出に残っているのはいくつかありますが、その一つは埼スタでの決勝ゴールですね。

レッズとデッドヒートを繰り広げていた2016シーズンの8月に行われた試合です。

後半25分くらいに出てきてファーストタッチでゴールを決めました。

エウシーニョのシュート性のクロスにジャストで動き出してゴールを奪いました。

再度動き直しをして、オフサイドラインギリギリで飛び出しました。

あの大久保嘉人が「まるでストライカーみたいだったね」と称賛したのを良く憶えています。


もう一つは、サンフレッチェ広島戦での決勝ゴールですね。

これは2016シーズンの第32節でした。

スコアレスが続いた試合の後半40分くらいでしたね。

ペナルティエリア手前の中央から、一度シュートフェイントを入れてからのドライブシュートです。

ゴールキーパーの林卓人がボールの軌道に対応できずに呆然と見送ったゴールでした。


僕は、どうしても森谷に途中出場してほしい試合がありました。

それは2017ルヴァンカップ決勝のセレッソ大阪戦です。

この試合、試合開始早々のエドゥアルドのミスにより、フロンターレはいきなり劣勢を強いられました。

亀のように自陣に引きこもる戦い方を選択したセレッソをフロンターレは崩すことができず、前半を0-1で終了したのです。

そのハーフタイムで、ペナルティエリアの外側からバンバン豪快なドライブシュートを決めていたのが森谷でした。

僕にはそれが、俺を使え!とアピールしているように感じました。

ペナルティエリアに多数人を配置するセレッソの選手たちを見て、外側からドライブシュートを打つことができたら、それはとても効果的ではないか?

僕はそう思いました。


残念ながら、その試合で森谷は出場することなく、試合はそのまま0-1で敗れました。

僕は、森谷は鬼木監督にとっての序列が低いと感じました。


これほどの技術がある選手を他チームに譲るのは、とても惜しいです。


いま自信を持って言えるのは、森谷はフロンターレにピッタリの選手だったということです。

フィジカルに頼ったサッカーをするようなチームには移籍してほしくないですね。

また、そういうチームには合わないと思います。


森谷の移籍先を考えたときに、どこがいいだろうかと自問したことがあります。

風間監督のいる名古屋グランパスもいいですが、僕は浦和レッズに行ってほしいです。

オリベイラ監督は、柏木の不在時に備え、代わりのプレーができる選手を探しているようです。

僕は、そのポジションには森谷がピッタリだと思うのです。

そして、柏木を追い抜いてほしいのです。


移籍先のJ1チームで10番をつけるような活躍をしてほしい。

もちろん不動のレギュラーで!


それが僕が森谷賢太郎に送る最後のエールです。