柏レイソルのACL本戦出場とフロンターレの初戦の相手が決まりましたね。
予想通り、プレーオフから勝ち上がったのは上海上港でした。
フロンターレは昨シーズン、リーグ優勝を果たしましたので、今シーズンは堂々と胸を張って「アジア制覇」を目標に掲げることができますよね。
昨シーズンまでは国内無冠のままアジアチャンピオンを狙っており、なんか矛盾しているというか違和感がありました。
そういった意味では、今シーズンのフロンターレは、国内4クラブを代表してアジアチャンピオンを狙わなければならない責任を負っていると思います。
今シーズン、大久保嘉人のほかに、齋藤学も獲得しました。
これはもう、完全にターンオーバーを意識した構想だと思います。
昨シーズンはリーグ戦で4敗しましたが、そのうちの3敗はACL直後の試合だったと思います。
具体的には、アウェイ瓦斯、アウェイC大阪、アウェイ横浜の3試合です。
このほかにも、昨シーズンの引き分けの多くがACL直後だったという印象があります。
あとは、グラウンドコンディションが不良だった試合ですよね。
大雨の等々力ジュビロ戦やアウェイ柏戦、芝の状態が悪いアウェイ札幌戦やアウェイ神戸戦です。
そう考えると、グラウンドコンディションやフィジカルコンディションが普通の状態であれば、フロンターレはほぼ勝てるのです。
ということで、今シーズン、ACL直後の試合は、かなりターンオーバーをすると思います。
いや、そうすべきです。
さて、ACLの初戦が近づいてきました。
阿部やネットはACL制覇が目標と公言していますし、選手によってリーグ戦とACLのどちらを優先して使うか、予め決めておいても良いと思います。
今シーズン、これだけの戦力を整えたのですから、これらが余剰人員になってはいけません。
そうすると、今シーズンの最低目標は、
①ACLでベスト16を突破すること
②来シーズンのACL出場権を獲ること
だと思います。
ACLでベスト8に進めなければ、今年の秋以降、選手が余剰気味になってしまうかもしれません。
齋藤学も戻ってきますしね。
また、来シーズンのACL出場権を獲れなければ、今シーズン終了後に出ていく選手が増えてしまうと思います。
ということで、あと9日でACLです。
大多数のサポーターがリーグ連覇を第1目標に掲げるなかで、僕の目標はアジア制覇です。
そして、クラブワールドカップに出場することです。
上海上港、蔚山現代、メルボルン
難しいグループに入りましたよね。
メルボルンは遠いし、タイトな日程の時期に行って帰って来ないといけないので、完全ターンオーバーするくらいの心構えが必要です。
東アジア最強とも言える全北現代が今シーズンは出てきます。
昨シーズンは八百長問題で全北現代がACL出場停止をくらい、この恩恵もあって日本のクラブが躍進したことを忘れてはいけません。
ACLで決勝に進むための最大のライバルは全北現代です。
とりあえず、全北現代と対決するまでは必ず勝ち進みましょう。
この対戦は非常に楽しみです。
この楽しみは、国内リーグ戦の比ではありません。
ちなみに、フロンターレはラウンド16で全北現代と対戦する可能性はありません。
対戦するとすれば、準々決勝か準決勝です。
ACLは集客で苦戦していますが、今年はどうでしょう?
昨シーズンはリーグ優勝しましたし、後援会の会員数も大きく伸びているようです。
上海上港との開幕戦は13,000人以上は集めたいですよね。
もちろん、僕も参戦します。
フロンターレがACLに出場するのは2年連続6度目です。
そのうち、グループリーグ3試合の合計で最も多くの観衆を集めたのが昨シーズンです。
昨シーズンは、この3試合合計で35,866人でした。3試合平均ですと11,955人です。
昨シーズンのグループリーグでは、動員が望める広州恒大戦があり、この試合は大雨にもかかわらず、13,481人が入りました。
また、初戦だった2月22日の水原三星戦は11,150人でした。
今シーズンは、初戦の上海上港戦で13,000人以上、3試合合計で40,000人以上が目標です。
って、別にクラブ関係者じゃないですけど。
なんだかんだで話が長くなりましたけど、今年のACLが楽しみです。