今シーズン、最も泣けた試合でした。 | FOOTBALL IS MY LIFE

FOOTBALL IS MY LIFE

川崎フロンターレのサポーターです。

酷暑、中2日、遠方アウェイ、相手は中6日、苦手の深い芝。

勝てるはずないだろうと期待していなかったサガン鳥栖との試合、フロンターレの底力を見ました。
フロンターレに底力を見せつけられました。
自分の中では今シーズンのベストゲームです。

試合終了とともに、エドゥアルド、ネット、エウシーニョ、谷口、小林悠の5人がピッチに倒れこんだ。

両チームのゲーム間隔を考慮すれば、先にバテるのはフロンターレだと思っていた。
フィジカルに自信を持ち、中6日と休養十分でフロンターレを待ち構えていたサガン鳥栖。

後半15分以降、あれほど動けない阿部浩之を初めて見た。
後半30分までに発生した4点目のチャンスは、阿部がことごとくフイにした。
阿部を森谷に替えてくれと期待したが、鬼木監督は3枚目のカードを切ろうとしなかった。
アクシデントに備えたのと、奈良を逃げ切り要員で考えていたからだと思う。
恐らく、鬼木監督の判断は正しかったのだと思う。

ここにしかないサッカーをしよう。

これは、風間前監督がよく口にしていた言葉。
同点に追いついた2点目のゴールは、国内であればフロンターレにしか出来ないゴールだと思う。
あれほど速いクロスをゴール前に正確に入れられるとキーパーは反応できない。
ディフェンダーは触ればオウンゴールになるので指をくわえて見送るしかない。
いや、指をくわえる時間も無いくらいのクロススピード。
GK権田の呆気に取られた表情が忘れられなかった。
そして、そこに至るまでの大島のフェイントとワンツー。
これも凄かった。

こんなサッカーをするチームのサポーターでいられるなんて、自分はなんて幸運なんだろうと思った。
パススピードは国内でナンバー1。

余談だけど、FC東京の選手は、絶対にフロンターレで馴染めないと思う。
それはパススピードがあまりにも違うし、真逆のサッカーをしているからだ。
そして、ポゼッションで支配した際、どうやって崩せばよいかわからないのがFC東京だと思う。
FC東京のサポーターは可哀想だ。
あれほどつまらないサッカーを毎年のように見せられて、順位も中ぐらい。

さて、次の試合は天皇杯の群馬戦です。
サガン鳥栖との試合でフル出場した選手は休ませてあげたいですね。

GK 新井
DF 奈良、板倉、ノボリ、田坂
DMF 森谷、狩野
OMF ハイネル、三好、家長
FW 森本
ボランチが気になりますが、天皇杯は、この11人でどうでしょう?