先日のFC東京戦と、昨年のヴィッセル神戸戦を比較検証しました | FOOTBALL IS MY LIFE

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川崎フロンターレのサポーターです。

FC東京戦、悔しかったですね。
何が悔しいって、審判で負けたからですよ。
すでに良識ある殆どのフロンターレサポは気付いていると思いますが、あの試合、FC東京は、フロンターレの攻撃をファールで寸断する作戦でした。

さて、ここからは、昨年5月に等々力で行われたヴィッセル神戸戦と比較していきます。
このヴィッセル神戸戦は1stステージの第12節であり、家本氏が主審を務めています。
この試合、神戸のネルシーニョ監督はフロンターレの攻撃をファールで寸断する作戦をとりました。
つまり、今回のFC東京と同じゲームプランです。
ヴィッセル神戸の前半のファールは12回です。そして、センターバックの伊野波とボランチの田中英雄にイエローカードが出ました。
それぞれ、前半12分と前半27分のイエローカードでしたね。
家本氏はヴィッセル神戸のゲームプランを早めに察知しゲームが荒れないように努めましたが、それでもヴィッセル神戸のファールは止まらず、前半でイエローカードを2枚出したということです。

一方、今回のFC東京はどうだったでしょう。
フロンターレに対しファールで潰すという戦い方はヴィッセル神戸と同じであり、前半のFC東京のファールは11回でした。
但し、イエローカードは出ていません。
前半、FC東京は、どこまでのプレーをすれば飯田淳平がイエローカードを出すのか、そのレベルを見極めながらファールを繰り返していたはずです。

後半に入ります。
上記の試合におけるヴィッセル神戸のファールは、後半は少なくなりました。
前半の12回に対し、後半は9回です。
これは、早めに家本氏がカードを提示し、試合を落ち着かせようと努めた影響もあったと思います。

一方、FC東京はどうでしょう。
飯田淳平がカードを提示しないため図に乗り、後半も汚いファールを繰り返しました。
そしてようやく、後半5分に橋本拳人にイエローカードが出ます。
それでも橋本拳人は汚いファールを繰り返します。
一度は最後通告的な注意を受けたにもかかわらず、なおも後半20分頃に悪質なファールをしました。
たまらず憲剛などが2枚目となるイエローカードの提示を求めますが、それでも飯田淳平はカードを出しませんでした。

この一部始終を見てヤバイと判断した篠田監督は、後半23分に橋本拳人をアウトさせ、田辺草民を入れます。
代わりに入った田辺草民は、カードを貰っていないことをいいことにフロンターレにファールを繰り返します。
その田辺にようやくイエローカードが提示されたのは後半42分のことでした。

FC東京の後半のファールは13回です。
飯田の甘いジャッジを良いことに、前半の11回に対し逆に増えています。
90分トータルのファールは24回ですが、これはあくまでも笛を吹いて試合を止めた回数に過ぎません。
主審がアドバンテージをとって流したケースは含まれていません。

等々力でのヴィッセル神戸は、後半11分と後半25分に三原がイエローカードの提示を受け退場になりました。
そして、その後も一方的な展開が続きました。

もし、先日の多摩川クラシコで西村氏や家本氏が主審を務めていれば、あのような「ファールし放題」の展開にはなっていなかったと思います。

退場になるか、ならないか。
PKになるか、ならないか。
オフサイドになるか、ならないか。

以前のブログにも書きましたが、サッカーというスポーツは、その日の審判によって試合結果が大きく異なります。
それは望ましいことではありません。

サッカーというスポーツが、担当する審判によって結果が大きく左右されないスポーツになることを望みます。