敗因は色々ありますが、やはり得点力不足ですかね。
アタッキングサードにボールを運んでいるのに、ペナルティーボックス内に1人しか入り込んでいない場合が多々見られます。
ストライカーと呼べる選手が小林悠しかいません。
他の選手は自ら得点を決めようとする気持ちが低いような気がします。
浦和レッズならゴール前に4人ぐらい入り込んでいるケースでも、フロンターレなら阿部しかいない。
そんなケースがありました。
これでは流れの中で得点するのは難しいですね。
両チームの直接フリーキックの数を比べてみると良くわかりますが、FC東京は、とにかくファールが多いです。
別に今年に限ったことではないですけどね。
FC東京のファールの多さはフィッカデンティの教えに因るものだと思いますが、彼らの場合、基本的にファールで止めることが当たり前という感覚になっていますね。
繰り返しのファールはイエローカードの対象になるのですから、飯田主審はしっかりとイエローカードを提示すべきです。
今日の試合で言えば、橋本拳人には2枚目のイエローカードが提示されるべきでした。
なぜ最後通告的に橋本拳人に注意しておきながら、その後の重いファールにカードを出さなかったのか？
流石に退場の危険を感じた篠田監督は、橋本拳人から田辺草民に代える。
代わりに入った田辺も、イエローカードを受ける。
FC東京の戦術はネルシーニョと同じ。
つまり、フロンターレの攻撃はファールで止めれば良い、だ。
家本主審であれば、この辺りを察して、早めにFC東京にイエローカードを出し、ファールをし難い試合にもっていったと思う。
今回は残念な審判に当たってしまったということに尽きる。
勝利のために、このようなプレーを慢性的に採用しているFC東京が、リーグ優勝などできるとは思えない。
サッカーという競技が審判によって大きく左右されるスポーツであることを、まざまざと感じさせられました。